絵画「持松の児」贈呈式
以前もブログで作品を持参してくださったことを紹介いたしましたが,今日は,ご自分で描かれた吉井展入賞作品「持松の児」を寄贈してくださった池田修さんをお招きし,朝の時間を使って贈呈式を行いました。
式の前に,お話させていただく時間がありましたので,経歴等を聞かせていただきました。池田さんは,昭和25年生まれで,持松小・中学校を卒業された後,加治木高校,宮﨑大学と進学され,県の職員として働かれていたそうです。
働かれていた頃は,仕事が忙しく,趣味をもつようなことはなかったそうですが,退職されたのを機に,家に置いてあった息子さんの油絵道具を基に,公民館講座や県民大学に行かれて油絵を学ばれたそうです。平成25年,友人で,本日も贈呈式にいらっしゃった荒木さんを題材にして,最初にかいた絵が南日本美術展初出品初入選を果たされ,それから落選しながらも続けてこられ,今では7年連続で入賞し,東光会会員になられるほどの腕前になられたとのことでした。
子どもたちにも,「失敗したりうまくいかなかったりすることはあるけれど,そこでくじけずに頑張り続けることが大切です。」と伝えてくださいました。
会の終わりには,6年生が児童代表の言葉として「とても素敵な絵をありがとうございます。私たちが一輪車を頑張っていることがよく伝わってきます。自分で自由に色を決めてかくことが大切だということをこの絵から学びました。」と発表してくれました。
そして,自身で描かれた牛の絵のポストカードを一人1枚ずつくださいました。
いただいた油絵「持松の児」は,一輪車を頑張っている本校の子どもたちにとてもふさわしい絵でしたので,全児童が見守る中,玄関の入口に掲示しました。
掲示すると,今までもずっとそこにあったかのように馴染んでいました。
子どもたちもこの絵を励みにして,これからますます一輪車練習をはじめ,勉強や運動に頑張ることと思います。池田様,素敵な絵をありがとうございました。
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