2025年7月10日 (木)

セミの羽化

始業前,玄関先で職員が数人で話をしていましたので,どうしたのか聞いてみると,子どもが羽化したばかりのセミを持ってきているとのこと。

見に行くと,確かに殻から出たばかりのまだ白いセミでした。朝礼台の近くに置いていたのですが,雨が降りそうでしたので,教頭先生と一緒に,雨が羽をぬらさないように玄関のプランターのところに置き換えました。

やや弱っているように見えました。そのままの状態でないとうまく羽化できないのになぜ持ってきたのだろうと,子どもたちに少し憤慨していましたが,後で話を聞くと,玄関横のプランター台の後ろで羽化しようとしたみたいですが,うまくいかずにそこから落ちてしまい,地面でじたばたしていたところを持ってきていたようです。

子どもたちは,心配して休み時間には繰り返し見に来ていました。夕方には,アブラゼミだと分かるくらい茶色い色が付いてきましたが,羽はしぼんだままでした。

明日の朝,いなくなっていればよいのですが,地面に一度落ちているので,成虫になるのは難しいのかもしれません。それでもどうにか…と願わずにはいられません。

明日の朝,いなくなっていればいいのですが…。

Img_1959ここから下に落ちたようです。

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私が帰るときは,アブラゼミと分かるくらいには色が付きましたが,羽がピンとしてくれていませんでした。

スイカ おいしかったね!

朝,立哨していると,1年生の保護者(お父さん)から,「学校でスイカいりませんか?」と話しかけられました。話を聞くと,スイカを2個もらったそうで1個どうぞというおすそわけでした。

ありがたい申出でしたので,今年度持松っ子になった保護者にアレルギー等がないか,食べさせてよいかの確認を取ってからいただくことにしました。

その旨,職員に伝えると,5校時が体育なのでその後がよいということから5校時にいただきに行き(業務用冷蔵庫で冷やしてくださっていました。)学校主事さんに切っていただいて,子どもたちに振る舞いました。

6年生はすぐに感づき,お披露目する前に「においがしました。」と言っていました。さすが鼻が利きます。子どもたちに玄関先に並んでもらい,一斉にいただきますをして食べました。

「おいしい。」と言って,みんなお代わりをしていました。2年生の男の子は,「昨日は梅ジュースで,今日はスイカだ。」と言っていましたので,「持松に来てよかったね。」と返すことでした。スイカから元気をもらい,食べた後はみるみるうちに生き生きしてきた子どもたちでした。帰るときには,しっかりお礼も言いに行くことができました。ありがとうございました。

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2025年7月 9日 (水)

みんなで梅ジュース

みんなで梅ちぎりをした後,1・2年担任が,子どもたちと一緒に梅ジュースをつくってくれていました。

それをしっかりと寝かせておいたのですが,今日,解禁しました。

授業参観の後が全体PTAでしたので,その間の時間に学校主事さんが準備し,まずは保護者に飲んでいただき,その後,子どもたちに振る舞いました。

梅なので,酸っぱいものと思って最初は尻込みしていましたが,飲んでみると甘くて美味しいことに気付き,「おいしい!」と第一声。おかわりする子どももいました。

2年生の子どもは,「おいしくてもったいないから少しずつ飲む。」と言って,ちびちびのんでいたそうです。かわいいですね。私もそのタイプです。

持松の自然の恵みを感じて幸せな気持ちになった子どもたちでした。

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1年生のアサガオ 満開に

1年生が夏を代表する花,アサガオを鉢植えで育てていて,玄関口に置いています。

1年生が毎日欠かさず水をやり,お世話していたからなのか,植物を育てることが上手な1・2年担任のおかげなのか,今日見てみると花が14輪も付いていたそうです。

そのことについて,担任が1年生に聞いてみると「とても嬉しいです。まだたくさん咲いてほしいな。」と返事が返ってきたそうです。

私も見に行くと,所狭しと赤紫色の花を咲かせていました。

有名な家具チェーン「イケア」が,植物にも言葉は通じるのか,外国の大学で実験しています。1つの植物にはやさしさあふれる言葉を,もう1つの植物にはひどい言葉を投げかけ続けた結果,やさしさあふれる言葉を投げかけられた植物は葉も茎もよく生長し,ひどい言葉を投げかけられた植物は,みるみる萎れて枯れていったそうです。

1年生のおかげなのか,担任のおかげなのか。きっと2人のアサガオに対してのやさしい気持ちのおかげなのでしょう。

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2025年7月 8日 (火)

さりげない心遣い

5校時終了後,トイレから出てきた男の子とドアのところですれ違いました。

私が何気なく,後ろを振り返った時,男の子の姿が消えていました。

「えっ?」と思ってドアに近付いてみると,その男の子は数秒ほどしゃがみこんでしっかりとトイレのスリッパをそろえ,立ち上がったところでした。

子どもが意図的にほめられようとしてやっているのかそうでないかは,長いこと教員をやっていますので分かります。

撮った写真は,その場から離れようとしていた男の子に「写真を撮るのでもう1回やって。」と言ってやってもらいましたが,明らかに習慣として身に付いている所作でした。

きっとこの子だけでなく,持松の子は同じようにやってくれているのでしょうが,その光景を目の当たりにすると,そのさりげない心遣いに誇らしく思えたところでした。

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美しい歌唱へ ~仲良し音楽~

今朝は仲良し音楽がありました。

6年担任が進めてくださっていますが,美しい声が出せるようになるためにどうしたらよいかを考えて実践してくださいます。

まず,「おはようございます。」の挨拶から。「口の形をしっかりつくって校長先生にあいさつしましょう。」と言われました。子どもたちは,後ろに立っていた私の方にぐるんと向き直り,口の形を意識してあいさつしてくれました。私もそれを真似て,一語一語を区切りよくしてあいさつを返しました。

次にボディーパーカッション。「bring ban ban born」の曲に合わせて体を動かします。曲が軽快なので子どもたちも楽しそうです。動作を真似できるようにYouTubeを活用され,映像に映し出していますので分かりやすいです。

楽しい気持ちになったところで月の歌を歌います。7月の歌は「ほしまつり」と「空がこんなに青いとは」です。子どもたちの声が,年度当初からすると格段にきれいになっています。「テンポが代わるところに気を付けて。」しっかりとポイントの指導も入りました。

最後にカップス。これは紙コップを使ってリズムを取る練習になります。みんなお馴染みの「さんぽ」に合わせて,これも映像を映しながらやっていきましたので,1年生ははじめてやりましたが,少しずつこつをつかんできている様子が見て取れました。

終わった後で,指導された先生に尋ねたところ,子どもたちが「音楽って楽しい!」「声を出したい!」という気持ちになるように心がけて工夫していらっしゃるということでした。

教員は,その力量によって子どもを伸ばすこともできますし,反対もまた然りです。だからこそ,私たちは,子どもたちのために日々,その力量を高めていかなければなりません。

夏休みも,先生は自主的に鹿児島県合唱教育研究会の研修会に行かれる予定です。

専門的に音楽をやってこられている先生の凝縮された歌唱指導を受けられて,持松の子どもたちは幸せなことだと思ったことでした。

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2025年7月 7日 (月)

クロアゲハの天国

以前,藤の花のことをブログを書きましたが,そのすぐそばにクロアゲハの天国があります。

今,ソクズ(葉の形からイワミツバではなさそうです)の花が満開で,その花をめあてにクロアゲハが多いときで8頭(チョウの個体数の数え方は,一般的には匹なのですが,正式には頭なのだそうです。このブログを書くにあたり,調べました。勉強になります。)やってきて,蜜を堪能しています。

クロアゲハはチョウの中では大きい部類なので,見ていて壮観です。(写真では少し様子が伝わりにくいかも知れません。)クロアゲハにとっては誰にも食事を邪魔されない天国だなあと思いながら,眺めることでした。

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今日は七夕

7月7日,今日は七夕です。

本校に飾られた七夕飾りを改めて見ると,先日ブログで紹介したときよりも,短冊や七夕飾りが増えて,より一層きれいです。

幸い,天気もよさそうなので,夜はきれいな天の川が見られるといいですね。織姫と彦星にとって1年に1度の再会が,今年はできそうだなとも思います。

さて,短冊が増えたとお伝えしましたが,数えてみると16枚の短冊が飾られていました。児童数は7人なので,かなり多いです。残りの9枚は一体誰が…とよく見ると,職員を始め,中学生や昨年度まで本校に在籍していた中津川小の児童の短冊もありましたので紹介します。誰がどの短冊を書いたのでしょう?(答えは,実際の七夕飾りをご覧になるときに…)

<本校児童編 7人> ※ まだ若いのに,健康面を気にする子どもが多いのに驚きました。

・ 毎日,元気でいられますように        ・ いつまでも元気でいられますように

・ 一生みんなとぼくの運がよくなりますように  ・ ひとりでべんきょうできますように

・ 毎日わたしとみんなが健康で仲良くすごせますように

・ 今年も元気でいられますように        ・ 持松小に人数が増えますように

<職員・保護者・中学生・他校児童編 9人>※ 世代も多様なら願い事も様々でした。

・ みんなが達成したい目標に近づけますように  ・ 地球が平和になりますように

・ 姶良大会の試合に出られますように      ・ パン屋さんになれますように

・ 転ばないで健康に過ごせますように      ・ みんなが元気に楽しく過ごせますように

・ みんなが毎日笑顔で過ごせますように Be happy smile

・ 持松の子が健やかに成長できますように 

・ 持松小のみんなが健康で元気に過ごせますように

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※ みんなの素敵な願い事,叶うといいですね!!

2時間目の様子

2校時,各学級の授業の様子を見に行きました。

すると…どこの学級もテストや1学期の振り返りをしていました。もうすぐ1学期も終了だということを実感します。

2年生は,「字が上手になったね。」と担任の先生からほめられていました。

さあ,後2週間で夏休みに入ります。1学期終了前の最後のひと踏ん張りです。しっかりとまとめをしたり,テストで間違えたことの復習をしたりして,気持ちよく1学期を終えられるようにできるといいですね。

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2025年7月 4日 (金)

えらいですね!

2校時の休み時間,1・2年教室の前を通りかかると,1年生が背伸びしながら一生懸命黒板の字を消していました。先生がいらっしゃらない時間でも,やるべきことをしっかりとやっていて,えらいなあと思うことでした。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。