2025年11月27日 (木)

行事等も終わり,落ち着いた日常へ

直近の行事の中で,子どもたちの1つの目標になっていました持久走大会も昨日で終わりましたので,子どもたちの様子が気になり,1校時に各教室の参観に行きました。

1・2年生は算数でした。1年生はひき算(3)が終わり,中津川小学校の研究授業に合わせてドリルで復習をしていました。2年生は,かけ算のまとめでした。かけ算の表をつくり,きまりを見つける学習を進めていました。

3・4年生は理科でした。理科は実験や観察等があることから,3年生は教頭先生が,4年生は担任の先生が教えています。まず,理科室で学習している3年生のところに行きました。3年生はいつもは2人ですが,男の子が病院に行って遅刻ということでしたので,女の子1人が,教頭先生とマンツーマンで授業をしていました。「家庭教師みたいでいいですね。」と伝えるとニコッと笑いました。

4年生はテストでした。2人の解答をさっと比べてみると,最初の大問1の○×で,1問だけ異なっていましたので,「2人で答えが違っているところがあるね。どちらが正解だろうね。」と伝えると,男の子は動じず,女の子は「えっ?」という顔をして確かめを始めました。

6年生は,算数でした。黒板と大型モニター,そして担任の先生とのマンツーマンで,しっかりと拡大図と縮図の学習を進めていました。

どの学級もどの子どもも落ち着いた中で学習が進んでいました。

そういえば,昨日まで体験入学に来てくれていた2人の子どもの保護者に電話をしたのですが,その会話の中で「持松小の子どもたちからもお手紙をもらいました。子どもがとても喜んでいました。」と感謝されていました。

私は知らなかったことでしたが,そういった心遣いが自然な形で進んでできるところがすばらしいなと,改めて本校の子どもたちのよさも感じさせてもらったところでした。

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2025年11月26日 (水)

2日間ありがとう また会おうね!

昨日から来てくれていた姉弟2人の本校での体験入学が今日で終わりました。

最初のうちは2人とも緊張していましたが,今日は随分と学校に慣れてくれて,休み時間に3・4年教室をのぞいて見ると,3年生の女の子は4年生の女の子と打ち解けた様子で話をしていましたし,1・2年教室では,1年生の男の子も2年生の男の子と行動をともにして楽しんでいる姿が見られました。

4時間目の1・2年創意では,AEAの先生の「これは何?」との問いに,「Lemon。」と元気良く答える姿も見ることができました。(3年生は記念写真撮影があり,外に出かけていったので,4校時の様子を伝えられず,申し訳ありません。)

持久走大会にも2人とも出場し,本校の子どもたちと一緒に頑張ってくれました。タイムはどうだったでしょうか。原籍校の持久走大会は来週とのことですので,この体験を励みにしてくれることだと思います。

持久走大会が終わってから,2人が子どもたち全員にメッセージ付きの折り紙を,また私にもきれいにデコレートされた2本のクリスマスツリーをプレゼントしてくれました。

きっと「心に残る手作りのプレゼントを。」と,保護者と一緒に考えて書いたりつくったりしてくれたのだろうなあと思うとともに,つくっているご家族の様子やその費やした時間を想像して,とてもありがたい気持ちになりました。

2人の保護者におかれましては,朝早くの送迎等大変だったことと思います。また,本日もご両親揃って給食試食会から持久走大会までご参加・ご参観ありがとうございました。

本校の子どもたちにとっても,とても楽しい2日間になりました。2人がまた校長先生とじゃんけん勝負をしに来てくれると嬉しいです。

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今日は給食試食会,持久走大会,PTA

今日はタイトルにあります通り,午後から3つの行事がありました。

まずは,給食試食会でした。4校時終了後,子どもたちが給食準備をしているところから,保護者に見ていただきました。準備が終わると,1・2年教室,3・4年教室の2教室に分かれ,保護者にも入ってもらって,子どもと一緒に給食を取っていただきました。

給食のメニューは,けいはんとりんごタルト,牛乳でした。子どもたちには大好評のメニューで,しかも保護者と一緒に食べる給食でしたので,どの子どもも満足そうでした。

試食会後は,子どもたちは昼休み,保護者は,栄養教諭の先生による食育の家庭教育学級に出席していただきました。本日のメニューの紹介から始まり,牧園給食センターの概要やメニューづくりで苦心されていること,食で大切にしなければならないことなど教えていただきました。

それが終わると,今度は持久走大会でした。体験入学に来ている2名の児童も参加してくれましたので,本校の子どもたちにもよい刺激になり,これまでにないデッドヒートが繰り広げられたようです。(6年女子VS4年男子は1秒もないくらいの差,4年女子VS3年男子VS体験入学の3年女子は,5秒以内に3人,2年男子VS体験入学の1年男子)私は折り返し地点にいましたので,ゴールの瞬間を見ることはできませんでしたが,互いの勝つという気持ちのぶつかり合いがあって,素晴らしい激戦だったそうです。1年生も,走っている途中にまつ毛が目に入ったことで,とても走りにくかったと思いますが,最後まで走り切ったとのことで,立派でした。また,何より9人全員が完走できたことがすばらしかったです。

保護者が応援に来てくださったことが,子どもたちにとっては一番の力の源だなと改めて感じ,講評でもそのことを伝えることでした。

昨日はやや雨模様でしたが,今日はきれいに晴れて,よい持久走大会になりました。

PTAでは,2学期を振り返ってということで,今学期の取組について説明させていただきました。学校評価の保護者評価が幾分下がっていました(特に家庭での児童の生活習慣)ので,今後啓発に努めて参ります。PTAの中でもお伝えいたしましたが,気になる点や学校・学級に改善してほしいこと等ありましたら,お気軽にお話しください。

ご多用の折,長時間の参観,出席等ありがとうございました。

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4人でイチョウの葉の清掃

今日は持久走大会本番でしたので,子どもたちが踏んで転ばないように,また保護者の方が来られるので,少しでもきれいな環境でと思い,立哨の時間からブロワーをかけて歩道いっぱいに広がったイチョウの葉を集め始めました。

すると,教頭先生が集まった葉を取ろうとして来てくださいました。しかし,体験入学の児童も朝から来てくれていて,しかも一輪車の練習だろうな,怪我したらいけないなと思い,子どもたちの方に行ってもらいました。

それからしばらくしたら,学校主事さんが来てくださり,学校入口のところから広がった葉を一生懸命集めてくださいました。

その後,担任の先生方が登校されたことで,子どもたちを見てくださっていた教頭先生も,再び集めに来てくださいました。

さらに,学校の前に住んでいらっしゃる学校運営協議委員の方も「私も加勢するよ。」と言って手伝ってくださいました。

確か昨年度も持久走大会の日に手伝ってくださったよなあと思い出して,そのことを話しながら葉を集めました。

4人でも時間がかかりましたが,1人だったら…と考えると,どれだけ時間がかかっていたのだろうと思いましたし,私が想定していた以上に広い範囲をきれいにすることができました。

これで無事に持久走大会を行えるな。と,ほっとすることでした。きれいになった後を見るととても気持ちがよかったです。進んでお手伝いいただいた皆さんに感謝することでした。

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2025年11月25日 (火)

友達が増えるとやっぱり楽しいね ~2名の姉弟の体験入学~

今朝は,子どもたちが朝からニコニコでした。

なぜかと言いますと,今年度初めての体験入学があったからです。

バスで通学する中学生を見送った後の午前7時15分過ぎ,とても早い時間に登校して来てくれました。お母さんと少し話をさせていただきましたが,2人ともとてもわくわくしていて,それで登校も早くなりましたとのこと。嬉しいことです。

4人の子どもたちがちょうど学校入口にいましたので,早速校門までの道を6人一緒に上がりました。本校の子どもたちの顔を見ると,口には出していませんでしたが,とても嬉しそうな様子が見て取れました。

朝の児童集会で自己紹介をしてもらい,その後は,保健のクイズに挑戦しました。2人は,それぞれ持松の在校生とペアになり,相談しながら答えていました。

1校時の授業の様子を見に行くと,1年生は国語の学習をしていました。進程が本校よりも早いので,本校児童と一緒に学習しましたが,復習というの形で学んでもらいました。書いている字を見たのですが,1年生なのにとても丁寧に書けていて,きれいでした。

3年生は算数でした。こちらも進程が本校よりも早かったので,「もうそんなに進んでいるんだ。速いねえ。」と話しかけると,隣の男の子が「国語はぼくたちの方が速いよ。」とちょっとくやしそうに言ってきました。「速いからよいのではなく,しっかりと身に付けることが大切だよ。」と伝えると,2人とも納得してくれたようでした。本校は複式の授業ですので,今年度から本校に来ている3年生の女の子が,ガイドさんになって進めてくれていました。

2校時の休み時間は,外に出て,こおり鬼をして遊んでいました。1・2年生が生活科の準備で来られなかったのですが,それでも6人いると,鬼と逃げる人がよい案配に分かれられるようで,楽しく遊ぶ様子が見られました。

昼休みはどんなことをして遊ぶのかなと思っていましたら,色鬼でした。「い~ろい~ろ,どんな色。」「青~。」などの大きな声と元気に走り回る子どもたちの姿がありました。

今日の学校も後は5時間目のみで,体験入学は明日まで続きます。持松小を1日体験した感想はどうだったのでしょうか。帰りに聞いてみたいと思います。

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地域行事に参加しました

土曜日は,午前8時から持松2区の花いっぱい運動がありました。

小学校からほど近い道路横の花壇の花植えの活動でした。

2区の自治会長さんが事前に耕してくださっていましたので,畝をつくり,マルチを張って,苗を植える作業でした。

この日の朝は寒さが一段と厳しかったため,初霜が降りていましたが,作業を分担して進めましたので,1時間くらいで終わりました。終わったころには日が差し始めて暖かくなり,上着もいらないほどでした。

昨年までは子どもたちも数名参加していましたが,今回は寒さのせいか1人も参加がなかったので残念でした。

日曜日は,午前8時30分から持松地域全体のグラウンドゴルフ大会でした。

集合が8時30分で,競技開始が9時からになっていましたので,ほぼ8時30分に行ってみると,参加するほとんどの皆さんが集まっていました。

この日も朝は寒かったのですが,日が昇るとぽかぽか陽気になり,50名以上の地域の皆さんと気持ちよく競技したり話をしたりすることができました。

地域に住む子どもたちの他に中・高校生も来ていました。

年に2回あるグラウンドゴルフ大会に,私も今回で6回出場していますが,これまで1回も取ったことがないホールインワンをようやく取ることができました。また13位(微妙な順位ですが…)でこれまで1回もされたことがない表彰もされて,よい記念になりました。

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2025年11月21日 (金)

見ててね。なわとび。

昼休み,玄関前で3年生の女の子と4年生の女の子の2人がなわとびをしていました。

そこに,3人の先生方が見に行ってくださり,女の子2人に声をかけていました。

そして…「後ろ二重跳びができました。」「ほんと?すごいね。もう1回やって見せて。」「いきますよ。」「うわー。ほんとだ。すごいすごい。」4年生の女の子の顔を見ると,とても嬉しそうでした。

それを見ていた3年生の女の子。「私も1回できますよ。」「じゃあやって見せて。」「いいですよ。」「できてる。できてる。すごいねー。後ろ二重跳びなんて,すごく難しいのに。」3年生の女の子も嬉しそうでした。

何気ない,でもとても大切な子どもと職員の関わりが見られた昼休みでした。

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粘土でつくるぼく・わたしのすきなもの

今日は1・2年担任がお休みでしたので,1~4校時の図工の授業に入りました。

題材は「ねんどでつくるぼく・わたしのすきなもの」です。

事前に何をつくるのか聞き取りをしていました。1年生は「カマキリ」2年生は「よくりゅう(翼の生えた恐竜)」でした。

粘土でつくるのですが,絵と同じで,そのものをよく知らないとつくれません。

まず,黒板に白色のチョークで何も見ずに絵をかいてもらいました。その後,図鑑やタブレットで,自分のかいたそれぞれの「カマキリ」や「よくりゅう」に足りないところはなかったのか確認し,黄色のチョークで付け足しました。

そしてその絵を基にして,芯材に粘土を付けていき,大まかに付け終わってから工夫をしていくという流れで行いました。

立体なので,「つくりながら,いろんな方向から見て,どこから見てもカマキリやよくりゅうに見えるようにするんだよ。そうすると粘土が付いていないところも見つかるよ。」と声をかけていきました。

「休み時間は休んでね。」と伝えたのですが,粘土でつくるのが楽しかったのか,2人とも休み時間まで使って取り組む姿がありました。4校時も後10分で終わるという頃,2人とも終わりました。頑張った分,素敵な作品が出来上がりました。

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2025年11月20日 (木)

楽しかった読書集会〜「ほるとの森」の皆さんありがとう!〜

 きょうは、「ほるとの森」のみなさんが来校してくださり、全校児童でおはなし会を楽しみました。秋の絵本を中心に、紙芝居や手遊びも交えた温かい時間になりました。子どもたちは読み手の方の声に耳を澄ませながら、絵本の世界にすっと入り込み、こちらまでうれしい気持ちになりました。

 『もみじのてがみ』や『しんぱいなへびのはなし』では、ページがめくられるたびに表情が変わり、「わあ。」と小さな声が漏れる場面もありました。紙芝居は『どんぐりぽとん』を読んでいただきましたが、落ち葉の音や森の空気が伝わるような読み方で、子どもたちが前のめりになって聞いていました。また、手遊び「そばだんご」では、声を合わせながら楽しみ、会場の空気が一気に和やかになりました。

 大型絵本『もりのかくれんぼう』では、ページをめくるたびに「あそこにいた。」という声が上がり、絵の中を探すように見つめる姿がとても印象的でした。語り手の方が道具を準備している場面では、子どもたちが興味津々でのぞき込み、お話の裏側に触れられたことが特別な体験になったようです。

 そのあとの「なぞなぞコーナー」では、カードが示されるたびに、子どもたちが(時には先生方も)すぐに手を挙げて答えていました。どの問題にもあっという間に正解が返ってきて、会場が明るい笑い声に包まれました。

 最後は、「なぞなぞの好きな女の子」が登場する人形劇。背景の絵が広がり、舞台の上で人形が動き出すと、子どもたちの視線が一斉に集中しました。登場人物のやり取りに合わせて表情が変わり、前の席の子は思わず前のめりになるほど。読み聞かせとはまた違った魅力があり、楽しい締めくくりになりました。

 最後には、ドングリで作った可愛いプレゼントまでいただきました。子どもたちも、みんな目を輝かせて嬉しそうでした。きっと大切な宝物にしてくれることでしょう。

 終わったあとも、「つぎはどんなお話がくるかな。」と話しながら教室へ戻る姿があり、よい余韻が残ったことを感じました。お忙しい中、学校に足を運んでいただき、子どもたちに絵本やお話の楽しさを届けてくださることに、あらためて感謝申し上げます。今後も子どもたちの読書への取組につながるよう、このような機会を大切にしていきたいと思います。

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2025年11月19日 (水)

最新機器で歯垢を確認 ~いい歯ニッコリもちまつっ子週間~

11月は「レッツ!もちまつっ子週間」です。14日から20日の期間で設定されていて,今回は家庭における歯みがき指導に取り組みます。

その一環として,養護教諭が4日から個別の歯みがき指導を1年生から順に実施しています。

今日は,その様子を見に行きました。ちょうど6年生の女の子が歯みがき指導をしていただいていました。

6年生が,歯みがき後の口の中を見せていましたが,養護教諭が,「ほら,自分の口の中を見てごらん。」と言って口の中にライトを当てました。すると,その歯垢がピンク色になって,つないであるスマホに映りました。「本当だ。」6年生がつぶやきました。

IT機器が急速に発達しているとは言え,こんなことが普通に保健室でできるようになっているとは…と驚きました。

放課後,養護教諭に尋ねると,「デンタルカメラ」と「デジタルチェックUVライト」という電子機器で,今年,個人で買われたそうです。さらに「相当高いのではないですか。」と聞いてみると,何万円もはしないと言われました。

以前は歯垢が赤色に染まることで,磨き残しが分かる「染め出し」で確認していたけれども,このライトを当たると,そのまま歯垢がピンク色になって見えることで,手間がかからないこと,子どもの健康上の負担をなくすという2つの理由から,この機器を買われたそうです。「持松の子どもたちのためにありがとうございます。」と伝えました。

本校の子どもたちの歯の健康状態も聞いてみました。すると,全体的にとてもきれいだということでした。ただ,どうしても歯と歯茎の境目,歯と歯の間,磨きにくい奥歯に歯垢が見られるケースがあったようです。

また,歯垢がほとんどない子どもも2人いて,その2人とも仕上げ磨きをしてもらっているということも教えていただきました。何でも4年生くらいまでは仕上げ磨きをしてもらった方がよいそうです。

持松の子どもが全体的にとてもきれいだということがよかったですが,タブレット等と同じで,教育機器を知り,使いこなせることも大切になっている時代だなと感じたことでした。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。