2025年12月17日 (水)

募金をお願いされての一幕

2校時の休み時間,3年生の男の子が募金箱を持ち,「募金に来ました。」と言って職員室に来ましたので,「え?募金をくれるのですか。ありがとう。」と言ってから「募金をお願いに来ました。と言うのだよ。」と伝えましたら,言い直しをしてくれました。

もう12月も半ばですので,そんな季節なのだなと思いました。すぐに学校主事さんが財布からお金を入れていました。

教頭先生が「小銭がないのですが,いくらだせばいいですか。」と男の子に言いましたので,「よかったね。大きなお金を出してくれそうですよ。」と男の子に伝えると,教頭先生が本当に大きなお金を財布から出されました。「よかったねえ~。さすがお金持ちの教頭先生。」と言うと,引っ込めて「あまりにも大きすぎるからその100分の1のお金を出しますね。」と言って,募金箱に100円を入れました。

私も財布を持ってきて中を確認すると,小銭が162円入っていましたので「全部入れますね。」と言って募金箱に入れました。(教頭先生が100円入れたのでこれぐらいかなとの思い)

すると,ちょうど本校を訪問されていて,職員室にたまたまいらっしゃっていたかけはしサポーターの先生が,「コーヒーを1回我慢すればいいからね。」とおっしゃられて,大きな硬貨を1枚入れてくださいました。ありがとうございました。

心が小さかったことを自覚した瞬間でした。それから,3年生は,たくさん(?)のお金が入った貯金箱を大事そうに抱えて職員室を後にしました。

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本の贈呈式 -鹿児島県トラック協会より-

今朝の持松は,5℃でした。

通常でしたら寒いと思うのですが,昨日が-1℃でしたので,思ったほど寒いと感じませんでした。

人の体は慣れるものです。

登校時,いつもの時間に6年生の姿がありませんでした。よもや…と思いましたが,やはり熱が出たとのことで,インフルエンザでないことを願っているところです。

6年生が欠席だったことで,子どもたちは,いつもより元気がなく,どこか寂しげだなと感じました。ただ,これだけインフルエンザが蔓延している状況ですので,罹患しない方が不思議なくらいです。ゆっくり休んでもらいたいと思うことでした。

さて,今朝の朝の活動は本の贈呈式でした。鹿児島県の小学生を対象に「夢のあるトラック絵画コンクール」という取組を主催している鹿児島県トラック協会様から,「いつも優秀な作品を出してもらっているので,本校の子どもたちに本を贈呈したい。」との申出をいただきましての式でした。

鹿児島県トラック協会から鹿児島県トラック協会霧島支部長様はじめ4名の方がいらっしゃいました。6年生が不在でしたので,急遽4年生男子が本をいただき,4年生女子がお礼を伝えました。

いただいた本は,「気候変動 何がおこる?何ができる」という絵本と全10巻のおはなしSDGsセットです。大切に使わせていただきます。

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2025年12月16日 (火)

南日本新聞掲載 -霧島高校の出前授業-

予報通り,今朝も冷え込み,-1℃でした。

辺り一面に霜が降り,白くなっていました。土のところを踏むと,昨日よりもはっきりざくざくと音がしました。

それでも,子どもたちはいつものように全員元気に登校できました。

さて,昨日,南日本新聞の黒ジョカに掲載がありましたことをブログで紹介いたしましたが,今朝も本校関係の記事の掲載がありました。内容につきましては,12月10日(水)に本ブログで紹介していますので割愛いたしますが,霧島高校の先生と生徒さん3名が,本校に出前授業に来てくれたという内容の記事でした。

作業の様子の写真入りで,3年生の女の子のインタビューも載っていました。

こうやって,新聞を通じて県内各地に本校のことが紹介されるのはとても嬉しいことですし,本校のよいニュースを届けることで,学校も活気があることを持松地区の皆様に伝えられているのではないかと思っています。

霧島高校の先生,生徒さん,そして南日本新聞霧島支社の記者様,ありがとうございました。

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2025年12月15日 (月)

なわとび進級表始まりました

3校時は全児童,体育でした。

厳しい寒さでしたが,快晴でしたので校庭で行っていました。半袖半ズボン姿も多く見られ,いきいきと活動する子どもたちの姿を見ることができました。

チャレンジかごしまの練習の後,進級表を使ったなわとびの練習が始まりました。

実は昨年度から,私が以前の学校で使っていたなわとび進級表に変更しています。初級用・中級用・上級用と3種類の進級表があり,一番簡単な初級の10級は,1回旋2跳躍の前回し跳び5回です。それが段階を追う毎に難しくなり,一番難しい上級の名人は,後ろはやぶさ跳び10回と後ろ交差二重跳び(俗に言う後ろつばめ跳び)10回の連続技です。

私が勤務した学校の多くでこの進級表を使ってきましたが,名人までいった子供は2,3人しかいません。昨年度,本校で初めて取り組みましたら,昨年度の6年生で,持久走が得意な頑張り屋の女の子が,確か7段(後ろ二重跳び10回と後ろ片足二重跳び10回 ※連続技ではありません)までいったかいかなかったかでした。(ちなみに,私も若い頃挑戦しましたが,片足二重跳びが苦手で,6段の壁を越えられませんでした。)

3学期の朝の体力づくりは一輪車からこの進級表を使ったなわとび運動にかわり,3月半ばまで続きます。最後には認定証も渡します。今年度の子どもたちは,どこまで記録を伸ばしてくれるのでしょうか。楽しみにしています。

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南日本新聞 黒ジョカに掲載されました

日曜日の朝,何気なく新聞を開くと,「肝心なときに」という題で,私と教頭先生のやり取りが黒ジョカに掲載されていました。

12/8(月)付で本校ブログにアップした「アオサギが校庭に」を南日本新聞霧島支社の記者の方が読んでくださり,先日の霧島高校の出前授業で来校されたときに「黒ジョカに掲載してもよいですか。」と言ってくださいましたので,本校のPRになると思い,了承していたのでした。

黒ジョカは,似顔絵のさし絵も付きます。写真を撮っていかれましたのでどんな感じになるのか楽しみでしたが,さすが新聞社のイラストです。自分で言うのも何ですが似ていました。(特に教頭先生はそっくり!)

今朝,会った途端,「新聞デビューしましたね。」と先生方が言ってくださいました。

私のミスを教頭先生がカバーする内容でしたので,教頭先生に「できる教頭先生と思われたかもね。先生にとって最高の内容だったね。」と伝えると,嬉しそうに笑っていました。

どうやら知り合いの校長先生から連絡があったらしく,「先生が教頭先生だと校長先生も安心だね。」と言われたそうです。しかもイラストが,失敗して溜息を付いている私の横で,教頭先生が「フフ…。」と笑い,そうくると予想していましたよと,サッとタブレットを取り出して見せるというものだったので,何だか少し悔しいような…。

しかし,新聞の影響は大きく,ありがたいことに,私も昨日は以前の上司や同僚など多くの方から「見ましたよ。」とメールをいただきました。

役職定年の年のよい記念になりました。

最後に,本校まで取材に来てくださり,記事にしてくださった南日本新聞霧島支所の記者様に改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。

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持松の朝の一瞬の美しさ

今朝も冷え込みました。車に乗り込むと,外気温の表示が2℃でした。

インフルエンザが流行していますが,本校の子どもたちは今日も朝から全員揃いました。

さすがです。登校するとすぐに着替えてかけ足と一輪車の練習を行っていました。

枯葉も,道路際はほとんど落ちましたが,今度は校舎の横の斜面になっているところの木々の葉が落ちてきます。

木の種類やほんの少しの場所の違いで,落ちるタイミングがずれるのでやっかいです。

今朝もブロワーで葉を集めましたが,終わって校舎に戻ろうとした時に校門を振り返ると,うっすらと靄がかかったところに太陽の光が降り注ぎ,幻想的な雰囲気でした。

また,学校から少し山に入ったところでは,木々の間から光が差し込み,これもまた素敵だなと思ったところでした。

自然が,その一瞬だけ見せてくれる美しさを感じることができて,朝から嬉しい気持ちになりました。

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2025年12月13日 (土)

仲良し体育がありました!

今日の仲良し体育では、「一輪車でGO!(一輪車リレー)」に取り組みました。これまで体育館で何度か練習し、記録を測ってきましたが、今日は運動場で本番です。地面の状態やカーブの感覚が体育館とは少し違い、思うようにスピードが出なかったり、バランスを崩したりする場面も見られました。

結果として、記録は体育館で測ったものには及びませんでした。ただ、そのことに誰一人として納得していない様子が印象的でした。ゴールしたあとに、「もう一回したい。」「さっきよりよくできるはず。」という声が自然と上がり、悔しさと同時に前向きな気持ちが伝わってきました。うまくいかなかった理由をみんなで確かめ合い、次はどこに気を付けるとよいかを話す姿も見られました。

今日は本番のつもりでだったのですが、記録を確認した子どもたちのとしては、満足のいく結果ではなかったようです。話し合いの結果、来週、もう一度測定に取り組むことになりました。記録そのものよりも、自分たちで課題に気付き、納得できるまで挑戦しようとする姿勢が、この仲良し体育のよさだと改めて感じました。次の測定で、納得のいく表情になるように頑張ってほしいと思います。

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2025年12月12日 (金)

箏の音に心を寄せて~日本の伝統音楽に親しむ時間~

2・3時間目、音楽室で箏の授業を行いました。講師としてお迎えしたのは、かけはしサポーターとして日頃から本校の教育活動を支えてくださっている先生です。授業のはじめには、箏のつくりや音の出る仕組み、演奏するときの姿勢や爪の付け方について、実物を使いながら丁寧な説明がありました。子どもたちは間近で見る箏に目を向け、弦の一本一本や柱の位置を確認しながら、静かに話を聞いていました。

その後、実際の演奏に挑戦しました。今回は「さくらさくら」を題材に、音を確かめながら一音一音ていねいに弾いていきます。最初は緊張した様子も見られましたが、先生に教えてもらいながら繰り返すうちに、音がそろい、少しずつ曲らくなってきました。友達の音に耳を傾け、呼吸を合わせようとする姿から、音楽を通して他と関わるよさも感じられました。

子どもだけでなく、先生方も挑戦しました。音楽が得意な6年担任の先生はさすがに安定した演奏で、子どもたちも感心した様子で見つめていました。一方、3・4年担任の先生は、思うように音が出ず苦戦しながらも、楽しそうに箏に向き合っており、その姿に子どもたちから自然と笑顔が広がっていました。大人が挑戦する姿を見せることも、子どもたちにとって大切な学びの一つだと感じました。

演奏後には感想発表を行いました。「最初は難しかったけれど、だんだん音が合ってきてよかった。(3年男子)」「初めてだったので難しかった。(1年女子)」「最後まで全部弾けて良かった。(3年女子)」「初めてだったけれど、弦のことが分かって良かった。(2年男子)」といった声に加え、「初めて箏を触ったけれど、思ったより難しくなかったのでみんなでまた弾いてみたい。(4年女子)」など、それぞれが学んだことや感じたことを自分の言葉で伝えていました。日本の伝統音楽に触れ、音を大切にしながら過ごす、貴重な時間になりました。最後に6年生がみんなを代表して「私たちのために一生懸命教えてくださってありがとうございました。」と感謝の言葉を発表してくれました。

講師として丁寧にご指導くださった先生に、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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姶良地区学校保健研究協議会から感謝状

前任の養護の先生が昨年度,姶良地区学校保健研究協議会で,本校での保健活動の実践を発表してくださいました。発表後に「とても素晴らしい発表でした。」と,多くの方が言ってくださるような実践発表でした。

そのことから,今年度の協議会の中で表彰を受けることになり,昨日行ってきました。

本来なら,発表された前任の養護の先生が受け取られるのが筋ではないかと思い,ご連絡したのですが,「現在は持松小にいませんので…。」と辞退されましたので,私が受け取ることになりました。

姶良地区内のすべての養護の先生が来場されているところ,壇上に上って感謝状をいただくのは少し恥ずかしい気もしましたが,前任の養護の先生,そして前任の教頭先生(プレゼンテーションの操作をされました)お二人の頑張りがあってこそのことと思い,それに恥じないようにしっかりと受け取りました。

お二人ともに,今でも持松小のことを気にしてくださり,ブログも見てくださっているそうですので,現任の養護の先生にお願いして,写真に撮っていただきました。

様子が少しでも伝わればと嬉しいです。これからも持松小の子どもたちのために取り組んでいきますので,変わらず温かく見守ってくださればと思います。

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  クリスマスを前の図書室でのひととき~3年保護者の読み聞かせ~

今日の朝活動の時間に、図書室で、3年生の女の子の保護者の方が読み聞かせをしてくださいました。今日は今年最後の保護者の方による読み聞かせとなり、図書室にはどこか特別で、あたたかい空気が流れていました。この日は『あのときすきになったよ』と『あくたれラルフのクリスマスプレゼント』の2冊を続けて読んでいただきました。

『あのときすきになったよ』では、苦手だと思っていた友達の中にある優しさに気付いていく主人公の姿に、子どもたちも自然と引き込まれていきました。読み手の声に合わせてページが進むにつれ、図書室は静まり、子どもたちは物語の世界に入り込んでいるようでした。

続いて読んでいただいた『あくたれラルフのクリスマスプレゼント』では、いたずらばかりのラルフが家族の思いに触れる場面で、子どもたちの表情がふっとやわらぎました。クリスマスを前に、あたたかな気持ちが図書室いっぱいに広がったように感じます。

読み聞かせの後には、感想発表を行いました。2年生の男の子からは、「しっこさんでも、だんだん好きになるのがいいと思いました。」という声が聞かれました。また、4年生の女の子は、「いろいろな種類のクリスマスカードがあって、とてもきれいだなと思いました。」と、物語の中に込められた思いに目を向けて感想を伝えてくれました。一人一人が自分の言葉で感じたことを話し、読み聞かせと感想発表がつながる、心に残るひとときとなりました。

授業後には、読み聞かせをしてくださった女の子の保護者の方と、図書室で親子写真を撮る場面もありました。本を手に並ぶ2人の笑顔からは、学校での学びが家庭ともつながっていることが伝わってきました。きっと、お家に帰ったら今日の読み聞かせについてたくさんお話をするのでしょうね。

また、図書室の入口にはクリスマスの本を集めたコーナーも準備されており、ツリーや飾りに囲まれた本棚の前で、子どもたちが足を止めて本を手に取る姿が見られました。

クリスマスまでもう少し。飾られた本や読み聞かせを通して、季節のあたたかさを感じることができました。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。