2025年12月 9日 (火)

人権集会がありました!

今日の3時間目は、全校児童7名と先生方が理科室に集まり、人権集会を行いました。最初に「世界が一つになるまで」を歌いました。続いて、アイスブレイキングとして「イエーイゲーム」や「カウントダウンゲーム」等に挑戦し、子どもたちの表情が少しずつほぐれていく様子が見られました。

今回の集会に向けては、担当の先生が事前に丁寧な準備を進めてくださいました。1枚目の写真のように、ノートに細かな流れを書き込み、「どうすれば安心して自分の気持ちを話せるか。」「どんな順番なら緊張せずに参加できるか。」等を考えながら前日まで一生懸命準備をされていた姿が印象的でした。こうした見えない時間の積み重ねが、子どもたちの学びを支えているのだと感じました。

人権標語の発表では、事前に考えた標語を全員が前に立って読み上げました。「ぼうりょくは 人の心がきずつくよ」「けんかや いじめはやめよう」「ありがとう そのひとことを たいせつに」など、一人一人の思いがこもった言葉が教室に静かに響きました。

続いて、事前に付箋に書いていた「友達のよいところ」を本人が読み上げていきました。「いつもやさしく相談にのってくれる。」「困っていると助けてくれる。」「絵がとても上手」「一輪車がすごく上手だよ。」「みんなを笑顔にしてくれる。」「元気で明るくて、まわりがあたたかくなる。」など、どの付箋にも、子どもたちがお互いをしっかり見つめているからこそ出てくる具体的な言葉が並んでいました。読まれた本人が少し照れながらも、とてもうれしそうにしている様子が心に残りました。

最後に校長先生からまとめのお話がありました。子どもたちは真剣な目で一生懸命聞いていました。「みんなちがって みんないい」という言葉が心に残ったことでしょう。その後、それぞれの教室に戻ってリフレクションで感想を書きました。どんなことを書いたのか、御家庭でも話題にしてみるといいですね。

小さな学校だからこそ生まれる、お互いを優しく見つめるキラキラしたまなざしと周囲の人間への思いやりを、これからも子どもたちと一緒に育てていきたいと思います。

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昼休み,先生とサッカーをしたよ

昼休み,校庭から子どもたちの楽しそうな声が聞こえてきました。

めずらしく全員でサッカーをしているようでした。

それにしても,いつもより楽しそうです。

ちゃんと三角コーンでゴールもつくり,バランスよく2チームに分かれていました。

と,見ると,3・4年担任の先生が加わっていました。

どうりでみんな楽しそうなんだなと思いました。

見ていると,先生からボールを奪った2年生が,見事にゴールを決めました。

「さすがはゴールゲッター○○くん。」先生に言われたその子どもは,とても嬉しそうな表情を見せていました。

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2025年12月 8日 (月)

アオサギが校庭に

1校時,職員室で教頭先生と打合せをしていた際,何気なく外を眺めると,サギが校庭の真ん中にいました。いつもこの辺りで見かけていて,これまで度々プールには来ていましたが,校庭を歩いているのは初めて見ました。

とっさに写真を撮ろうとポケットのスマートフォンを探しましたが,肝心なときにはないものです。(ヘビの時もそうでした。)

私が校長室から取って戻り,構えた時には,すでにプールの門のところに飛んでいきました。

私は,これまでシロサギだとばかり思っていましたが,念のためにインターネットで,「黄色いくちばしで目の周辺が黒いサギ」と調べてみると,アオサギでした。すぐ調べられるよい時代です。

「肝心なときになくて写せないんだよね。」と教頭先生に伝えると,教頭先生はタブレットでしっかりと写していましたので,画像をいただくことでした。

学級の子どもたちは,みんなそれぞれの教室にいましたが,騒ぐこともありませんでしたので,きっと授業に集中していたのだと思います。どうやら落ち着きがなかったのは私だけのようでした。

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いつもありがとうございます

今朝,いつものように校門前までの入口の葉をブロワーで集めていましたら,学校前のお店の方(1年生の祖母で,学校運営協議会委員もしてくださっています。)が,「これを子どもたちにあげてください。」とおっしゃられて,乳酸菌ドリンク1ケースと手作りされたぞうきんを20枚,袋に入れて渡してくださいましたので,ご厚意に感謝してありがたくいただくことでした。

本校や本校の子どものことを考えて,地域とのふれ合い活動にも欠かさず来てくださっています。乳酸菌ドリンクは,終業式の日に渡したいと考えています。

いつもありがとうございます。子どもたちには話をしておきますが,保護者におかれましては,お会いされる時には,お礼をお伝えください。

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2025年12月 5日 (金)

楽しかったね!鹿児島国際大学生との交流 №2

この前のブログの文章に記載しています概要だけでも伝わりまるように,写真を追加しています。

詳細につきましては,この前のブログをお読みください。

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楽しかったね!鹿児島国際大学生との交流

今日は,子どもたちがとても楽しみにしていました鹿児島国際大学のお兄さん・お姉さんたちとの交流でした。

運動会では,今年も係の仕事をお手伝いしてくださいましたので,子どもたちとは再会になります。しかし,その時はゆっくりと話したり遊んだりする時間がありませんでした。ですから,子どもたちは一層楽しみにしていました。

午前9時30分前,20名の大学生が来校してくださいました。

最初に,体育館でオリエンテーションをしました。子どもたち,大学生,職員がそれぞれ自己紹介をしました。教頭先生が,みんなが仲良くなるように,じゃんけんやあっち向いてホイなどをしてくださったので,最初から打ち解けることができたことで,和やかな雰囲気になりました。

その後,3校時は本校職員の授業をみていただきました。大学生にとって,特に1・2年のリモート学習が興味深かったようでした。

4校時は,大学生の皆さんが,障害物競走など事前に計画してくださっていましたので,子どもたちは大学生とグループを組んで,楽しみました。6年生の女の子に,「大学生のお兄ちゃん,お姉ちゃんが来てくれてどうですか。」と聞いてみると,「とっても楽しいです。特に障害物競走が楽しかったです。」と答えてくれました。

給食は,1・2年,3・4年,6年と3学級に分かれて,それぞれ大学生と一緒に食べました。どの学級も,大人の数が子どもの数より圧倒的に多かったので,子どもたちは,やや気後れしているようなところがありました。緊張もあったようです。

昼休みは,外で鬼ごっこをしていました。たくさんの大学生が一緒に遊んでくれて,どの子どもも大満足して,走り回っていました。

5校時は,大学生の中から,5名が授業をしてくださいました。慣れていないところはありましたが,それぞれが準備され,一生懸命進める姿は,とても好感が持てました。

子どもたちは,ここで下校し,その後は職員と授業反省をしたり意見交換をしたりしました。

職員への質問では,導入がうまくいくにはどのようなことに気を付ければよいか,子どもの相手をしている時に,別の子どもが「遊んで。」と来たときにはどのように対応すればよいか,など具体的な質問もありました。

最後に玄関のところで見送りました。子どもたちにとっても,年齢の近い大学生とふれ合う機会になりましたが,大学生の皆さんにとっても,幼稚園,小学校に関わらず,教員としての学びにつながってくれたのではと思うことでした。

今年も,とてもよい交流ができました。この場を借りて,鹿児島国際大学の福島先生,そしてゼミの皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。来てくださった大学4年生の皆さんの今後の活躍をお祈り申し上げますとともに,3年生の皆さんには,来年度も来てくださることを子どもたちとともに楽しみにしています。

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2025年12月 4日 (木)

学校運営協議会委員による授業参観

午前10時から11時30分の計画で,第2回学校運営協議会を行いました。お一人,都合が付かなかったため欠席されましたが,霧島市教育委員会から社会教育コーディネーターの下田先生が同席してくださいましたので,管理職も含めて7名で会を行いました。

各学級の授業参観をしていただき,その後,校長室で学校運営協議会を行いました。

授業参観は,1・2年,3・4年,6年の順に回っていきました。

1・2年は図画工作科でした。「ごちそうパーティーをはじめよう」という題材で,紙粘土を使って思い思いにごちそうをつくる学習でした。前回つくったゆめ・立体彫刻展の出品作品づくりでは彫塑粘土を使いましたが,今回は色が付けられる白い紙粘土でしたので,これもまた楽しそうでした。

1年生は,黄土色を紙粘土に混ぜていて,できた粘土を入れるカップも持ってきていたことから,「プリンですか?」と尋ねてみましたが,じっとこちらを見つめて返事がありませんでした。間違ったかなと思っていると,担任の先生が「プリンですよ。」と教えてくださいました。正解しましたのでほっと安心しました。

2年生は見るからにサーモンのにぎり寿司を創作。運営委員の方々も「上手にできているね。そっくりだ。」と話されていました。

次に3・4年教室に行きました。算数でした。

3年生は,三角形と角の単元でした。三角形の辺の長さの特徴を調べる学習でした。男の子の方が病院に行くため遅刻でしたので,女の子1人で活動していました。運営協議委員の方が,ノートの字を見て「きれいな字ですね。」と感心されていました。

4年生は,広さくらべの学習でした。教科書に添付されているブロックの紙片を使って,どうやったら広さくらべができるかの操作活動をしていました。

6年生も算数で,比例の学習でした。表から比例であることが分かるところを探していました。運営委員の方々からは,設営の美しさや工夫について話が出されていました。

どの学年も落ち着いた雰囲気で学習がされているところを見ていただくことができました。

その後の話し合いでは,主に来年度以降の児童数における学校の在り方について討議していただきました。また,人材バンクについての確認もさせていただく中で,地域の人材の情報も得ることができました。ご多用の折,ご出席いただきありがとうございました。

本日のご意見やご助言を基に,今後も本校及び本校児童にとってよりよい学校経営を推進して参ります。

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303gのふしぎ。ねん土で重さのひみつをたしかめました!

3年生の理科では「物の重さ」をテーマに、ねん土をつかって実験をしました。今回のねらいは「形をかえると重さはかわるのか。」を自分の手で確かめることです。教科書にもいろいろな形のねん土が出ていますが、実際に自分でこねたり分けたりすると、見た目では分からないことに気付く場面がたくさんありました。

はじめに予想を立てました。「丸めた方が軽くなると思う。」、「細かく分けると重さがかわるんじゃないかな。」と、子どもたちはそれぞれの考えを話していました。実際に手にのせて比べると、形によって軽く感じたり重く感じたりして、「なんでだろう。」と不思議そうに首をかしげていました。

次に、てんびんばかりを使って実験です。まず形を変える前のねん土の重さをはかり、303gであることを確認しました。そこから平らにしたり、丸めたり、小さな玉に分けたりしながら、1つずつてんびんにのせていきました。どんな形にしても針が同じ位置をさすと、子どもたちは思わず顔を見合わせ、「本当に同じだ。」と目を丸くしていました。

ワークシートの感想には、子どもたちの学びがよく表れていました。「形を変えても重さがかわらないことが分かった。ねん土をこねたり分けたりするのが楽しかった。」、「手で持ったら軽く感じたり重く感じたりしたけど、はかると全部303gでびっくりした。」、「いろいろな形にしたけれど、ぜんぶ303gだったのがおもしろかった。」など、実験だからこそ出てくる気付きがいくつも書かれていました。

今回はねん土までの学習でしたが、次回はアルミニウムはくを使った実験に進みます。「ねん土とちがう物ではどうなるんだろう。」と、子どもたちは次の時間を楽しみにしています。

自分の予想をもち、てんびんではっきり確かめ、最後に言葉でふり返る。この流れの中で、子どもたちの表情がみるみる明るくなり、理科の楽しさを実感している様子が伝わってきました。次の実験でも、どんな気付きが生まれるのか楽しみにしているところです。

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2025年12月 3日 (水)

全校朝会 児童の感想 ~「めぐみ」を視聴して~

昨日のブログの最後の方にも書いていますが,全校朝会の最後に,子どもたちからの感想を聞く時間がなかったので,「できたら,日記に書いてきてね。」と伝えていました。

「書いてくれたかな。書いてくれていたらどんな感想を持ったのだろう。」と思い,朝のうちに各教室を回って確認しました。

すると,3年生,4年生,6年生のいずれも女の子が書いてきてくれていました。「めぐみ」さんが女の子でしたので,より身近に感じやすかったのかもしれません。

めぐみさんが拉致された後の家族の行動について,また,もし自分だったらと考えて…などそれぞれが思いを巡らせてくれていました。

日記にはありませんでしたが,普段の毎日を同じように過ごせることのありがたさが実感できた子どももいたかもしれません。めぐみさんのお父さんは,5年前の2020年6月,めぐみさんに会えないままお亡くなりになってしまいました。どんなに残念な思いだったことでしょう。

二度とこのようなことが起きないように,そして私たちも一人一人に,誰からも侵されてはならないとても大切な人権があることを感じながら,これからも考え続けることが大切です。

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糸はふるえる?音の秘密をさぐる実験をしたよ

12月2日(火)の3年生の理科では、「音はどのように伝わるのか」をテーマに学習を進めました。黒板には「音のつたわり」の3つの柱が示され、2人は「糸ってほんとうにふるえるのかな。」「紙コップだと大きく聞こえるかも。」と話しながら、これからの活動に期待をのぞかせていました。

教科書の「問題をつかもう」では、鉄棒をたたくと離れていても聞こえる理由について考えました。「音がつたわるとき、物はふるえているのだろうか。」という問いに向かい、男の子は「糸がふるえると思う。」、女の子は「紙コップで大きく聞こえると思う。」とノートに見通しを書きました。視点の違いが、その後の学びを深めるきっかけになっていました。

調べる活動では、糸を紙コップに結ぶ作業から2人の協力が始まりました。女の子が「ここに書いてある通りにしたらできるよ。」とノートを見せ、男の子が糸を押さえたり道具を渡したりしながら、自然なやり取りの中で準備が進みました。

実験では、女の子がトライアングルを打つと、男の子が驚いた表情で「聞こえた!」と声を上げました。糸をつまむと音がすぐに止まり、「本当に止まった。」「糸が止まると音も止まるんだね。」と確認し合いながら、予想と結果をつなげていました。別の場面では、2人が教室の中で距離を変えながら紙コップを持ち、糸の張り具合や聞こえ方を確かめていました。「ちょっとゆるんでるよ。」「今のはよく聞こえた。」と声を掛け合い、音の伝わり方が条件で変わることに気付いていました。

授業の最後には、教科書の「広げよう!理科の発想」をもとに糸電話を使った活動を行いました。女の子が「もしもし。」と話すと、離れた男の子が「あ、聞こえる!」と笑顔を見せ、距離や張りを変えながら何度も試していました。実験で確かめた「音はふるえて伝わる」という性質が、糸電話の体験と自然につながっていました。ノートに書いた振り返りでは、「糸をつまむと音が止まるのが分かった。」「家でも作ってみたい。」という記述があり、生活へ学びが広がる時間になりました。2人の関わりと気付く姿に、理科の学習の楽しさがそのまま表れていたように思い嬉しくなることでした。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。