プール学習日和
朝から6月中旬とは思えない暑さになりました。
養護教諭が昼休み前に暑さ指数(WBGT)を確認しましたところ,32.6℃でした。暑さ指数(WBGT)とは、気温,湿度,幅射熱の3つの要素を取り入れた熱中症の危険度を判断するための指標です。
本校では,WBGT25~28℃が警戒,28~31℃が厳重警戒,31℃~危険として,昼休み等の外遊びなどは中止し,室内で静かに過ごすということで共通理解していますので,今日の昼休みの外遊びは中止ということにしました。
そういうことがあっての5校時の水泳学習でしたので,子どもたちはとても嬉しそうに駆けていきました。大事を取って,教室で水分と塩分を補給してからプールに行かせました。
1・2年生と3・4・6年に分かれて,個々の目標が達成できるように練習しました。1年生は,プール開きの時は小プールを使っていましたが,その日のうちに慣れていましたので今日は最初から大プールで,浮けることを目標に取り組みました。
2年生は,ビート板を使ってラッコ浮きをしていましたが,それを見ていた1年生が,ラッコ浮きに挑戦したところ,2,3秒ですが,担任が手を離しても浮けるようになりました。そのことでやる気スイッチがオンになったのか,プール開きの時には水に少し顔をつけるくらいしかできなかったのが,頭までザブンと入れるようになり,拍手喝采でした。(決定的瞬間が撮れました。この後の写真4枚目をご覧ください。)
3年生以上は,4人でクロールの練習をしました。6年担任に動きで気を付けるところを随時教えてもらいながら,プールの縦25mを泳ぎました。それぞれに得意な種目があるようで,平泳ぎは泳げるけれどクロールが苦手だったり,反対にクロールは泳げるけれど平泳ぎが苦手だったりしていました。
休憩後にプールに入った子どもが「温泉みたい。」「温かいね。」と話していたので,手を入れてみると確かに温かく,水温を確認すると何と31℃でした。
いよいよ夏本番が近付いてきていることを実感することでした。これから約1ヶ月ほどの水泳学習になりますが,事故なく楽しく,そしてそれぞれの目標が達成できる水泳学習になるといいです。
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