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2025年12月 4日 (木)

303gのふしぎ。ねん土で重さのひみつをたしかめました!

3年生の理科では「物の重さ」をテーマに、ねん土をつかって実験をしました。今回のねらいは「形をかえると重さはかわるのか。」を自分の手で確かめることです。教科書にもいろいろな形のねん土が出ていますが、実際に自分でこねたり分けたりすると、見た目では分からないことに気付く場面がたくさんありました。

はじめに予想を立てました。「丸めた方が軽くなると思う。」、「細かく分けると重さがかわるんじゃないかな。」と、子どもたちはそれぞれの考えを話していました。実際に手にのせて比べると、形によって軽く感じたり重く感じたりして、「なんでだろう。」と不思議そうに首をかしげていました。

次に、てんびんばかりを使って実験です。まず形を変える前のねん土の重さをはかり、303gであることを確認しました。そこから平らにしたり、丸めたり、小さな玉に分けたりしながら、1つずつてんびんにのせていきました。どんな形にしても針が同じ位置をさすと、子どもたちは思わず顔を見合わせ、「本当に同じだ。」と目を丸くしていました。

ワークシートの感想には、子どもたちの学びがよく表れていました。「形を変えても重さがかわらないことが分かった。ねん土をこねたり分けたりするのが楽しかった。」、「手で持ったら軽く感じたり重く感じたりしたけど、はかると全部303gでびっくりした。」、「いろいろな形にしたけれど、ぜんぶ303gだったのがおもしろかった。」など、実験だからこそ出てくる気付きがいくつも書かれていました。

今回はねん土までの学習でしたが、次回はアルミニウムはくを使った実験に進みます。「ねん土とちがう物ではどうなるんだろう。」と、子どもたちは次の時間を楽しみにしています。

自分の予想をもち、てんびんではっきり確かめ、最後に言葉でふり返る。この流れの中で、子どもたちの表情がみるみる明るくなり、理科の楽しさを実感している様子が伝わってきました。次の実験でも、どんな気付きが生まれるのか楽しみにしているところです。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。