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2026年2月12日 (木)

第10回ふるさと霧島カルタ選手権~持松の絆と、次年度へ繋がる熱き一戦~

立春を過ぎ、暦の上では春とはいえ、まだ肌寒さの残る11日(水)に国分ハウジングシビックホールにおいて「第10回ふるさと霧島カルタ選手権」が開催されました。第10回という大きな節目を迎えた今大会、この日のために昼休み等を使って練習をしてきた子供たちが、持松子ども会として複数のチームに分かれて出場しました。

会場に集まった子供たちは、開会前から心地よい緊張感に包まれているようでした。試合が始まってしばらくすると、会場には心強い応援団が駆けつけてくれました。校長先生や1・2年生の担任の先生です。子供たちの勇姿を見ようと途中から会場に合流してくださった先生方の姿を見つけ、子供たちの表情にはパッと明るい笑顔が広がっていました。

今大会、中学生の中にはインフルエンザにより残念ながら出場できなかったメンバーもいました。出場した子供たちはその悔しい思いを胸に、仲間の分まで頑張るぞという気持ちで畳に向かいました。また、1年生の女の子も元気に参加し、中学1年生のお姉さんとペアを組んで挑みました。年上のお姉さんに優しくリードしてもらいながら、最後までとても楽しんでカルタを追いかける姿は、来場された方々の心を温めていました。

さらに、今大会には体験入学に来てくれた3年生の女の子と1年生の男の子の姉弟も、別の子ども会で参加していました。2人とも実力を遺憾なく発揮している姿に「未来の持松っ子」として重なって見えました。特に3年生の女の子は、個人戦において準優勝という素晴らしい結果を残していました。来年度から共に学び、遊び、そしてまたこのカルタの大会で同じチームになってくれると、子供たちもとても嬉しいだろうなと思うことでした。

大会は、団体戦と個人戦が同時に進められるという、非常に熱気あふれる形式で行われました。持松からは、「6年生の女の子・4年生の女の子・3年生の女の子」のチーム、「3年生の男の子・4年生の女の子(隣校)」のチーム、そして「中学1年生の女の子・1年生の女の子」のチームが、持松の誇りを胸に各コートで熱戦を繰り広げました。3年生の女の子も、強豪チームを相手に一札一札を必死に追いかけ、最後まで粘り強く一生懸命に頑張っていました。そのひたむきな姿勢が、チームの勝利への大きな支えとなりました。

団体戦において一番の盛り上がりを見せたのが準決勝、持松同士の直接対決です。日頃から切磋琢磨してきた仲間同士、一札ごとに真剣な競り合いが展開されました。結果、「6年生の女の子・4年生の女の子・3年生の女の子(ニコニコ)」チームが勝利し、決勝へと駒を進めましたが、敗れた「3年生の男の子・4年生の女の子(スカイ)」チームの最後まで諦めない姿にも、会場から大きな拍手が送られました。

迎えた団体戦の決勝戦は、中学生も含まれる強豪チームとの対戦でした。静まり返る会場に読み手の声だけが響く中、一進一退の攻防が続きました。結果は「12対13」。わずか「1枚」という、本当にあと一歩のところで優勝を逃し、惜しくも準優勝となりました。表彰式での子供たちの表情には、優勝を逃した悔しさが滲んでいましたが、自分たちが全力を出し切っても勝てなかった相手チームの強さを称え、きちんと拍手をしている姿が素晴らしかったです。見守っていた方々も胸を打たれているようでした。また、4位入賞を果たしたチームも、持松のレベルの高さを十分に証明してくれました。

同時に行われていた個人戦でも、持松っ子の勢いは止まりませんでした。上学年の部では、6年生の女の子が持ち前の集中力を発揮し、見事優勝を果たしました。昨年度はインフルエンザで出場できなかったので、1年越しのリベンジ達成でした。下学年の部でも、3年生の女の子(体験入学に来てくれた児童)が準優勝、3年生の男の子が4位入賞と、持松に関わる子供たちが上位に食い込む素晴らしい結果となりました。

大会の最後には表彰式が行われ、表彰された子供たちは誇らしげな表情でした。立派な賞状や、キラキラと輝くトロフィー、そして図書カード等の副賞をいただき、これまでの練習が形となった喜びに包まれました。

翌日書いてきた日記に、3年生の女の子が「来年は優勝したい」、6年生の女の子が「来年は団体戦で優勝したい」と、早くも次を見据えた力強い決意を口にしていました。このカルタ大会を通して保護者や先生方が一つになって子供たちを応援し、ともに一喜一憂できる持松の環境は、何物にも代えがたい宝物だと改めて感じたことでした。

今回の選手権を通して、子供たちは「勝つこと」以上の大切なものを多く学びました。一人では挫けそうな時も仲間と声を掛け合い、一丸となって目標へ向かう「団結」と「協力」。そして、自分たちが全力を尽くしたからこそ、同じように努力してきた相手を心から敬い、負けた時にも潔く拍手を送る「礼の心」。これらの経験は、これからの学校生活や人生において、子供たちの心を支える確かな力となったことだと思います。結果以上に、その「心の成長」こそが今大会の最大の収穫だったと思うことでした。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。