朝の読み聞かせは「いのちのおはなし」
朝の時間は今年度最後の読み聞かせでした。
今回は私の担当だったのですが、昨日出張が入りましたので、昨日と今日の朝の時間を入れ替えさせていただいて、今日行いました。
何を読もうか迷いましたが、95歳を過ぎても現役の医師を続けられた日野原重明さんの「いのちのおはなし」という絵本にしました。
日野原さんは、母校である小学校に「いのち」についての授業を行っています。その授業の様子を再現した絵本です。「いのち」はどこにあるのかという永遠のテーマに対して、命は自分たちの持っている時間であること。だからこそ大切に使わなければならないことなどを分かりやすく伝えてくださっています。
本校の図書室にも置かれていましたが、子供たちに聞いてみると誰も読んでいませんでした。
時には日野原さんが行ったように、黒板に線を引いて説明したり、聴診器はありませんでしたので、自分の脈をとらせたりして進めました。
いつも私が読み聞かせを担当すると、時間オーバーになってしまいますので、気を付けたつもりです(昨年度はわらぐつの中の神様を読んだところ10分ほど超えてしまいました)が、やはり5分ほど超過してしまいました。
最後の感想では、2人が発表してくれました。
3年生の女の子は、「命が大切なことは分かっていたけれど、なぜ大切なのか、そのわけをくわしく知ることができました。」2年生の男の子は、「脈は、自分たちは90回くらいなのに年を取ると60回くらいになるということが分かりました。」とのことでした。感じ方はそれぞれですが、本の内容がやや哲学的で、高学年向きなのでそれでよいと思います。
ただ、3年生の女の子が言ってくれた"わけ”が知りたくなって、読み聞かせが終わってから、「どんなわけが分かったの?」と改めて聞いてみました。するととまどいながらも「命は生きている時間だということです。」と答えてくれました。3年生でも話の本質が理解できていることに感心することでした。
この読み聞かせを通して、たとえこの場では理解できなかったとしても、子供たちがいつかまたこの本と出会ったときに自分の命(時間)を大切にするとともに、自分以外のことのために自分の時間を使おうとすることのすばらしさ(あとがきに書いていらっしゃいます。)に気付いてくれたら今は亡くなられている日野原さんもきっと喜ばれることだと思います。





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