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2025年7月16日 (水)

「わたあめ」が仲間入り

昼休み,生け垣を剪定していたところ,3年の男の子が,「校長先生,ちょっといいですか。」と言ってきました。「あぁ。森に行くのね。」と返事をしました。

その男の子は,昨日,家の倉庫に来ていたクワガタムシの雌を捕まえて学校に持ってきていて,私に「今いるクワガタムシたちと別々にした方がいいですか。それとも一緒に入れた方がいいですか。」と聞いてきていましたので,雄がいるから一緒に入れると卵を産むかもしれないよ。ただし人間と同じで相性があるから,絶対とはいえないけどね。」と伝えていました。

それを聞いた3年の男の子は,雄と雌を一緒に入れる決意をしたようです。今まで飼っていた飼育ケースの土の入替をするために,「土をかえたいけど,森に行っていいですか。」と聞いてきましたので,「大人がいないと行ってはだめだから,校長先生が一緒に行くよ。」と朝に答えていたのでした。

森には3年生男子の他に,1年生,2年生,4年生男子,6年生の5名で行きました。

行きすがらバナナトラップも見ていきましたが,お目当ての虫は来ていませんでした。

森に着いてから,土を替えるために,飼っていたクワガタムシを別のケースに出しました。すると,1匹いなくなっていました。「マシュマロ(最初に飼いだしたクワガタムシの名前です。)がいない。」と,みんなでケースの土をくまなく探しましたがいなくなっていました。「船長~。」と叫ぶ3年生の男の子。「何?船長って。」尋ねる私。「最初にこの飼育ケースに入ったから船長なの。」答える3年生の男の子。名前の他にニックネームまであったようです。

その後,いくら探してもいませんでした。死骸がありませんでしたので,どうやら脱走したようです。しばらくみんなで探しましたがあきらめて,みんなで新しい土や枯葉,枝などを入れて,クワガタムシの雌を仲間入りさせていました。新しく仲間入りしたクワガタムシの雌の名前は「わたあめ」だそうです。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。