12月11日(木)1校時 4年算数「面積の学習」より
今日の4年生の算数では、1㎡の広さを実際に感じ取りながら面積の求め方を学びました。黒板には学習のめあてや子どもたちの考えを書くスペースが分かりやすく整理されていて、どの子も自分の考えをもちながら授業に参加していました。先生が1㎡の模型図をかきながら「100㎝×100㎝はどれくらいの広さかな。」と問いかけると、子どもたちは一生懸命ノートに図をかいたり、友達の説明を聞き比べたりしながら理解を深めていました。
少しだけ分からずに困っていた男の子のそばに担任の先生が寄り添い、姿勢を低くしてていねいに説明している姿がありました。教科書の図を一緒に見比べながら、「たてとよこで考えるんだよ。」とゆっくり確認していくと、その子の表情が少しずつ明るくなり、自分で解こうとする気持ちがまた湧いてきたようでした。こうした一つ一つの関わりが、子どもたちの「分かるってうれしい。」「もっとやってみたい。」という気持ちにつながっているのだと感じました。
授業の最後には、タブレットを使ってその日の振り返りを書きました。「自分の考えがこう変わった。」「友達の意見を聞いて気付いたことがあった。」といった子どもたちの言葉から、学習のプロセスを自分でしっかり振り返ろうとする姿が伝わってきました。ロイロ・ノートを使った振り返りのおかげで、子ども同士の学び合いが可視化され、少人数ならではの良さがよりいっそう引き出されているように感じました。




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