2025年11月21日 (金)

見ててね。なわとび。

昼休み,玄関前で3年生の女の子と4年生の女の子の2人がなわとびをしていました。

そこに,3人の先生方が見に行ってくださり,女の子2人に声をかけていました。

そして…「後ろ二重跳びができました。」「ほんと?すごいね。もう1回やって見せて。」「いきますよ。」「うわー。ほんとだ。すごいすごい。」4年生の女の子の顔を見ると,とても嬉しそうでした。

それを見ていた3年生の女の子。「私も1回できますよ。」「じゃあやって見せて。」「いいですよ。」「できてる。できてる。すごいねー。後ろ二重跳びなんて,すごく難しいのに。」3年生の女の子も嬉しそうでした。

何気ない,でもとても大切な子どもと職員の関わりが見られた昼休みでした。

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粘土でつくるぼく・わたしのすきなもの

今日は1・2年担任がお休みでしたので,1~4校時の図工の授業に入りました。

題材は「ねんどでつくるぼく・わたしのすきなもの」です。

事前に何をつくるのか聞き取りをしていました。1年生は「カマキリ」2年生は「よくりゅう(翼の生えた恐竜)」でした。

粘土でつくるのですが,絵と同じで,そのものをよく知らないとつくれません。

まず,黒板に白色のチョークで何も見ずに絵をかいてもらいました。その後,図鑑やタブレットで,自分のかいたそれぞれの「カマキリ」や「よくりゅう」に足りないところはなかったのか確認し,黄色のチョークで付け足しました。

そしてその絵を基にして,芯材に粘土を付けていき,大まかに付け終わってから工夫をしていくという流れで行いました。

立体なので,「つくりながら,いろんな方向から見て,どこから見てもカマキリやよくりゅうに見えるようにするんだよ。そうすると粘土が付いていないところも見つかるよ。」と声をかけていきました。

「休み時間は休んでね。」と伝えたのですが,粘土でつくるのが楽しかったのか,2人とも休み時間まで使って取り組む姿がありました。4校時も後10分で終わるという頃,2人とも終わりました。頑張った分,素敵な作品が出来上がりました。

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2025年11月20日 (木)

楽しかった読書集会〜「ほるとの森」の皆さんありがとう!〜

 きょうは、「ほるとの森」のみなさんが来校してくださり、全校児童でおはなし会を楽しみました。秋の絵本を中心に、紙芝居や手遊びも交えた温かい時間になりました。子どもたちは読み手の方の声に耳を澄ませながら、絵本の世界にすっと入り込み、こちらまでうれしい気持ちになりました。

 『もみじのてがみ』や『しんぱいなへびのはなし』では、ページがめくられるたびに表情が変わり、「わあ。」と小さな声が漏れる場面もありました。紙芝居は『どんぐりぽとん』を読んでいただきましたが、落ち葉の音や森の空気が伝わるような読み方で、子どもたちが前のめりになって聞いていました。また、手遊び「そばだんご」では、声を合わせながら楽しみ、会場の空気が一気に和やかになりました。

 大型絵本『もりのかくれんぼう』では、ページをめくるたびに「あそこにいた。」という声が上がり、絵の中を探すように見つめる姿がとても印象的でした。語り手の方が道具を準備している場面では、子どもたちが興味津々でのぞき込み、お話の裏側に触れられたことが特別な体験になったようです。

 そのあとの「なぞなぞコーナー」では、カードが示されるたびに、子どもたちが(時には先生方も)すぐに手を挙げて答えていました。どの問題にもあっという間に正解が返ってきて、会場が明るい笑い声に包まれました。

 最後は、「なぞなぞの好きな女の子」が登場する人形劇。背景の絵が広がり、舞台の上で人形が動き出すと、子どもたちの視線が一斉に集中しました。登場人物のやり取りに合わせて表情が変わり、前の席の子は思わず前のめりになるほど。読み聞かせとはまた違った魅力があり、楽しい締めくくりになりました。

 最後には、ドングリで作った可愛いプレゼントまでいただきました。子どもたちも、みんな目を輝かせて嬉しそうでした。きっと大切な宝物にしてくれることでしょう。

 終わったあとも、「つぎはどんなお話がくるかな。」と話しながら教室へ戻る姿があり、よい余韻が残ったことを感じました。お忙しい中、学校に足を運んでいただき、子どもたちに絵本やお話の楽しさを届けてくださることに、あらためて感謝申し上げます。今後も子どもたちの読書への取組につながるよう、このような機会を大切にしていきたいと思います。

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2025年11月19日 (水)

最新機器で歯垢を確認 ~いい歯ニッコリもちまつっ子週間~

11月は「レッツ!もちまつっ子週間」です。14日から20日の期間で設定されていて,今回は家庭における歯みがき指導に取り組みます。

その一環として,養護教諭が4日から個別の歯みがき指導を1年生から順に実施しています。

今日は,その様子を見に行きました。ちょうど6年生の女の子が歯みがき指導をしていただいていました。

6年生が,歯みがき後の口の中を見せていましたが,養護教諭が,「ほら,自分の口の中を見てごらん。」と言って口の中にライトを当てました。すると,その歯垢がピンク色になって,つないであるスマホに映りました。「本当だ。」6年生がつぶやきました。

IT機器が急速に発達しているとは言え,こんなことが普通に保健室でできるようになっているとは…と驚きました。

放課後,養護教諭に尋ねると,「デンタルカメラ」と「デジタルチェックUVライト」という電子機器で,今年,個人で買われたそうです。さらに「相当高いのではないですか。」と聞いてみると,何万円もはしないと言われました。

以前は歯垢が赤色に染まることで,磨き残しが分かる「染め出し」で確認していたけれども,このライトを当たると,そのまま歯垢がピンク色になって見えることで,手間がかからないこと,子どもの健康上の負担をなくすという2つの理由から,この機器を買われたそうです。「持松の子どもたちのためにありがとうございます。」と伝えました。

本校の子どもたちの歯の健康状態も聞いてみました。すると,全体的にとてもきれいだということでした。ただ,どうしても歯と歯茎の境目,歯と歯の間,磨きにくい奥歯に歯垢が見られるケースがあったようです。

また,歯垢がほとんどない子どもも2人いて,その2人とも仕上げ磨きをしてもらっているということも教えていただきました。何でも4年生くらいまでは仕上げ磨きをしてもらった方がよいそうです。

持松の子どもが全体的にとてもきれいだということがよかったですが,タブレット等と同じで,教育機器を知り,使いこなせることも大切になっている時代だなと感じたことでした。

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AEA,ALTの先生と遊んだよ

最近,私も職員も,昼休みになかなか子どもたちと遊ぶことができません。

申し訳ないなと思っているところ,今日は英会話活動で来校しているAEAとALT,お二人の先生が,子どもたちと遊んでくださっている姿がありました。

子どもたちに以前教えた遊びでした。

「ストップって言われてからもだいぶ進んでるよ。」「至近距離からそんなに強くぶつけたらだめでしょ。」など声をかけました。

遊びの中で,子どもはルールも学びます。そこに大人が入ると,より一層正しいルールで楽しく遊べるようになりますので,大人が入ってあげることはとても大切です。

いつもより楽しそうに遊ぶ子どもたちの姿を見て,近頃なかなか遊べていないことを反省するとともに,遊んでくださったお二人の先生に感謝することでした。

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持久走大会に向けて ~1回目の試走~

3校時,来週水曜日の持久走大会に向けて1回目の試走を行いました。

いつもは運動場を走っていますが,本番では校舎前の道路を走ります。

今年は,本校の持久走大会を初めて経験する子どもも多いので,試走はとても大切です。

折り返しのところで,通行する車に徐行のお願いをしながら子どもたちの応援をしました。

毎日,朝のかけ足で頑張っているからでしょう。1年生も,ずっとかけ足で走り続けていました。

1年生の祖母の方が応援に出てこられましたが,頑張っている孫を見て,応援しながら一緒に走られる姿がありました。

4年生の男の子は,本校ではダントツに速い6年生の女の子の後ろにピタリと付けて走っていました。最初は少し離れていたのですが根気強いです。6年生にとっても,よい刺激になったことと思います。

本番の持久走大会には,その時に体験入学する児童2名(1年生の男の子,3年生の女の子)も参加してくれることになりました。

後1週間,練習にもやる気をもって取り組んでくれることと思います。

1年ぶりの持久走試走,昨年度までいらっしゃった教頭先生が,毎回,先導で走ってくださっていたことも思い出すことでした。

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2025年11月18日 (火)

青少年劇場でピアノの連弾を鑑賞しました

午後から,鹿児島県市町村による青少年劇場が高千穂小学校で開催され,本校の全児童も鑑賞に行きました。

今回は,「連弾 RENDAN」という名称がついており,1台のピアノを米津真浩さんと小瀧俊治さんという2人のピアニストが弾くというコンサートでした。

引率で行った1・2年担任に話を聞くと,本校児童は最前列で鑑賞させていただいたそうです。曲は,カルメンファンタジー,クシコスポスト~熊蜂の飛行メドレー,ジュピター,トルコ行進曲,リベルタンゴ,2つのロシアの主題によるコンチェルティーノの6曲(プログラム参照)で,子どもたちにも馴染みのある曲もあったようです。

最前列とはいえ,通常,指使いまではなかなか見ることができませんが,プロジェクターが用意され,指使いを大画面で映してくださったことで,しっかりと確認することもできたそうです。

バスから帰ってきた子どもたちに,早速感想を聞いてみましたところ,

・ものすごく弾くのが速くてすごかったです。(1年生)

・ピアノ1台をピアニスト2人が弾いていました。指を動かすストレッチが難しかったです。自分の知っている曲を弾いてくれました。すごく迫力がありました。(2年生)

・2人で息をそろえて,曲のテンポに合わせて弾いていたのですごかったです。(3年女子)

・ピアノを弾くのは速いのに,正確に弾けていたのですごかったです。(4年男子)

・テンポが速い曲を2人で弾いていたけど,左の人が右の人がいる側の鍵盤を弾かないといけない場面とかあり,そのような時は,右の人が上手によけていたのがすごいなと思いました。(4年女子)

・1台のピアノを2人で弾くのを,生で初めて見ましたが,力強く迫力があってすごいなと思いました(6年生)

とのことでした。3年の男の子が,今日は発熱してお休みしましたが,その後連絡があり,昼過ぎには平熱に下がったそうです。鑑賞できなかったのは残念だと思いますが,学校としては,ほっとしています。明日,学校に来られたら,友達にどうだったかを尋ねてみてくださいね。

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インフルエンザ注意報

いよいよ冬本番です。

今日の霧島市の最低気温は7℃,最高気温が14℃の予報になっていました。

明日は,さらに最低気温5℃,明後日は4℃です。最高気温の方は木曜日から来週の月曜日まで少し上がってきますが,最低気温の方は,日曜日以外(10℃の予報)は5℃前後と,寒い日が続きそうです。

気温の低下に伴いまして,インフルエンザも流行してきているようで,霧島市内でも学級閉鎖する学校が増えてきています。

本校では,10月末から暑い時期に熱中症予報を掲示していたところを,養護教諭の方で新たにインフルエンザ対策指数を提示するように変更して,子どもたちに注意を促しています。

毎日元気に登校する本校の子どもたちですが,今日は3年生の男の子に発熱があり,欠席しています。

今日は,午後から高千穂小で青少年劇場があり,ピアノの連弾を聴きに行く子どもたちですが,マスクを着用させてしっかりと予防に努めていくなどしていきます。

ご家庭でも,手洗い・うがいを中心に,インフルエンザやコロナウイルス等の感染予防に努めていただきますようお願いします。

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2025年11月17日 (月)

心に伝わるプレゼント

今朝,登校してきた4年生の男の子が,私に会うなり「お誕生日おめでとうございます。」と伝えてくれました。

きっと教頭先生がアップしてくださった金曜日のブログを見たのでしょう。(ブログの内容は,本人からすれば,そこまで褒めなくてもというような内容で…学校のブログなのに申し訳ありません。)

そして,ポケットから何かを取り出して,私に渡しました。

見ると,それは手作りのプレゼントでした。白をベースに赤い枠の縁取り,青い点が1つ。これはどこかで見たことがあります。裏返すと手書きで「EXPO2025」の文字。

大阪万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」です。この4年生の男の子は,今夏に大阪万博に行っていますので,きっとミャクミャクが大人気になっていたことを実感したのでしょう。ですから,それを手作りしようと思ったのでしょう。

このプレゼントをよく見ると,ミャクミャクとして出来上がってからも,さらにセロテープを幾重にも貼って耐久性をもたせています。

習い事等もあり,忙しい中,私のことを考えて,この男の子が自分の時間を使って家で手作りしてくれている姿を想像すると,涙がでてきそうです。

とても嬉しいプレゼントです。ありがとう!財布に入れて末永く大切にしますね。

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MBCラジオ番組の事前録音を行いました‼︎

本日、MBCラジオ「たんぽぽ倶楽部(みんなみんなにありがとう)」の放送に向けて、校内で事前録音を行いました。今回は3名の児童が出演を予定しており、その声を前もって収録しておく大切な作業です。MBCの担当の方が来校され、子どもたちは緊張しつつも期待に満ちた表情で音楽室へ向かいました。

マイクの前に座った子どもたちは、最初は声が小さくなったり、読みが速くなったりと、少し緊張の様子が見られました。しかし、担当の方が「ゆっくりでいいよ」「上手だよ、その調子」と柔らかい声で励ましてくださり、次第に表情もほぐれ、落ち着いた声で読めるようになりました。声の強弱、息つぎの位置、読みのリズムなど、ラジオならではのポイントをていねいに教えていただきながら、回数を重ねるごとに読みが安定していく姿は、とても頼もしく感じられました。

録音を終えた子どもたちは、「緊張したけど楽しかった。」「12月の放送が楽しみ。」とほっとした様子で話していました。さらに担当の方から、担当者自身の顔のイラストが描かれたオリジナルシールをプレゼントしていただきました。このイラストは、ある高校生が描いてくれたものを担当の方が気に入り、そのままシールにしたそうで、子どもたちは「かわいい!」「家に帰ったら飾ろう!」と大喜び。心温まる交流もあり、思い出に残るひとときとなりました。

放送予定は以下のとおりです。

12月24日(水)

校長先生が生放送に出演し学校紹介を行います。また、校歌が流れます。

12月25日(木)

3年生の女の子がお母さんへの作文を紹介します。その後お母さんのへ生電話インタビューを行います。

12月26日(金)

3年生の男の子が家族全員へのメッセージを届けます。その後、お母さんへの生電話インタビューを行います。

12月29日(月)

4年生の女の子が家族全員へ伝えたいことを紹介します。続いて、お父さんへの生電話インタビューが予定されています。

放送当日の保護者への電話インタビューは、録音した作文朗読のあとに続けて行われ、時間はおよそ3分ほどです。内容は「子どもの日常の様子」「作文を書く際のエピソード」「家族への思い」などが中心で、最後に作文を読んでくれた我が子へのひと言を保護者から伝える流れとなっています。

今回の事前録音を通して、子どもたちが家族への感謝の気持ちを自分の言葉でまっすぐに綴り、それを声で届けようとする姿がとても印象的でした。ふだんの授業では味わえない「伝える体験」は、子どもたちにとって大きな成長の機会になったように感じます。

12月の放送で、子どもたちの温かい声と思いが、地域の皆様や多くのリスナーの方々に届くことを願っています。放送後1週間は、radiko の「タイムフリー」で聴くこともできますので、地域の皆様、保護者の皆様も、ぜひお時間を合わせてお聴きいただき、子どもたちの思いにそっと耳を傾けていただければ幸いです。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。