2025年12月 5日 (金)

楽しかったね!鹿児島国際大学生との交流 №2

この前のブログの文章に記載しています概要だけでも伝わりまるように,写真を追加しています。

詳細につきましては,この前のブログをお読みください。

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楽しかったね!鹿児島国際大学生との交流

今日は,子どもたちがとても楽しみにしていました鹿児島国際大学のお兄さん・お姉さんたちとの交流でした。

運動会では,今年も係の仕事をお手伝いしてくださいましたので,子どもたちとは再会になります。しかし,その時はゆっくりと話したり遊んだりする時間がありませんでした。ですから,子どもたちは一層楽しみにしていました。

午前9時30分前,20名の大学生が来校してくださいました。

最初に,体育館でオリエンテーションをしました。子どもたち,大学生,職員がそれぞれ自己紹介をしました。教頭先生が,みんなが仲良くなるように,じゃんけんやあっち向いてホイなどをしてくださったので,最初から打ち解けることができたことで,和やかな雰囲気になりました。

その後,3校時は本校職員の授業をみていただきました。大学生にとって,特に1・2年のリモート学習が興味深かったようでした。

4校時は,大学生の皆さんが,障害物競走など事前に計画してくださっていましたので,子どもたちは大学生とグループを組んで,楽しみました。6年生の女の子に,「大学生のお兄ちゃん,お姉ちゃんが来てくれてどうですか。」と聞いてみると,「とっても楽しいです。特に障害物競走が楽しかったです。」と答えてくれました。

給食は,1・2年,3・4年,6年と3学級に分かれて,それぞれ大学生と一緒に食べました。どの学級も,大人の数が子どもの数より圧倒的に多かったので,子どもたちは,やや気後れしているようなところがありました。緊張もあったようです。

昼休みは,外で鬼ごっこをしていました。たくさんの大学生が一緒に遊んでくれて,どの子どもも大満足して,走り回っていました。

5校時は,大学生の中から,5名が授業をしてくださいました。慣れていないところはありましたが,それぞれが準備され,一生懸命進める姿は,とても好感が持てました。

子どもたちは,ここで下校し,その後は職員と授業反省をしたり意見交換をしたりしました。

職員への質問では,導入がうまくいくにはどのようなことに気を付ければよいか,子どもの相手をしている時に,別の子どもが「遊んで。」と来たときにはどのように対応すればよいか,など具体的な質問もありました。

最後に玄関のところで見送りました。子どもたちにとっても,年齢の近い大学生とふれ合う機会になりましたが,大学生の皆さんにとっても,幼稚園,小学校に関わらず,教員としての学びにつながってくれたのではと思うことでした。

今年も,とてもよい交流ができました。この場を借りて,鹿児島国際大学の福島先生,そしてゼミの皆さんにお礼申し上げます。ありがとうございました。来てくださった大学4年生の皆さんの今後の活躍をお祈り申し上げますとともに,3年生の皆さんには,来年度も来てくださることを子どもたちとともに楽しみにしています。

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2025年12月 4日 (木)

学校運営協議会委員による授業参観

午前10時から11時30分の計画で,第2回学校運営協議会を行いました。お一人,都合が付かなかったため欠席されましたが,霧島市教育委員会から社会教育コーディネーターの下田先生が同席してくださいましたので,管理職も含めて7名で会を行いました。

各学級の授業参観をしていただき,その後,校長室で学校運営協議会を行いました。

授業参観は,1・2年,3・4年,6年の順に回っていきました。

1・2年は図画工作科でした。「ごちそうパーティーをはじめよう」という題材で,紙粘土を使って思い思いにごちそうをつくる学習でした。前回つくったゆめ・立体彫刻展の出品作品づくりでは彫塑粘土を使いましたが,今回は色が付けられる白い紙粘土でしたので,これもまた楽しそうでした。

1年生は,黄土色を紙粘土に混ぜていて,できた粘土を入れるカップも持ってきていたことから,「プリンですか?」と尋ねてみましたが,じっとこちらを見つめて返事がありませんでした。間違ったかなと思っていると,担任の先生が「プリンですよ。」と教えてくださいました。正解しましたのでほっと安心しました。

2年生は見るからにサーモンのにぎり寿司を創作。運営委員の方々も「上手にできているね。そっくりだ。」と話されていました。

次に3・4年教室に行きました。算数でした。

3年生は,三角形と角の単元でした。三角形の辺の長さの特徴を調べる学習でした。男の子の方が病院に行くため遅刻でしたので,女の子1人で活動していました。運営協議委員の方が,ノートの字を見て「きれいな字ですね。」と感心されていました。

4年生は,広さくらべの学習でした。教科書に添付されているブロックの紙片を使って,どうやったら広さくらべができるかの操作活動をしていました。

6年生も算数で,比例の学習でした。表から比例であることが分かるところを探していました。運営委員の方々からは,設営の美しさや工夫について話が出されていました。

どの学年も落ち着いた雰囲気で学習がされているところを見ていただくことができました。

その後の話し合いでは,主に来年度以降の児童数における学校の在り方について討議していただきました。また,人材バンクについての確認もさせていただく中で,地域の人材の情報も得ることができました。ご多用の折,ご出席いただきありがとうございました。

本日のご意見やご助言を基に,今後も本校及び本校児童にとってよりよい学校経営を推進して参ります。

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303gのふしぎ。ねん土で重さのひみつをたしかめました!

3年生の理科では「物の重さ」をテーマに、ねん土をつかって実験をしました。今回のねらいは「形をかえると重さはかわるのか。」を自分の手で確かめることです。教科書にもいろいろな形のねん土が出ていますが、実際に自分でこねたり分けたりすると、見た目では分からないことに気付く場面がたくさんありました。

はじめに予想を立てました。「丸めた方が軽くなると思う。」、「細かく分けると重さがかわるんじゃないかな。」と、子どもたちはそれぞれの考えを話していました。実際に手にのせて比べると、形によって軽く感じたり重く感じたりして、「なんでだろう。」と不思議そうに首をかしげていました。

次に、てんびんばかりを使って実験です。まず形を変える前のねん土の重さをはかり、303gであることを確認しました。そこから平らにしたり、丸めたり、小さな玉に分けたりしながら、1つずつてんびんにのせていきました。どんな形にしても針が同じ位置をさすと、子どもたちは思わず顔を見合わせ、「本当に同じだ。」と目を丸くしていました。

ワークシートの感想には、子どもたちの学びがよく表れていました。「形を変えても重さがかわらないことが分かった。ねん土をこねたり分けたりするのが楽しかった。」、「手で持ったら軽く感じたり重く感じたりしたけど、はかると全部303gでびっくりした。」、「いろいろな形にしたけれど、ぜんぶ303gだったのがおもしろかった。」など、実験だからこそ出てくる気付きがいくつも書かれていました。

今回はねん土までの学習でしたが、次回はアルミニウムはくを使った実験に進みます。「ねん土とちがう物ではどうなるんだろう。」と、子どもたちは次の時間を楽しみにしています。

自分の予想をもち、てんびんではっきり確かめ、最後に言葉でふり返る。この流れの中で、子どもたちの表情がみるみる明るくなり、理科の楽しさを実感している様子が伝わってきました。次の実験でも、どんな気付きが生まれるのか楽しみにしているところです。

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2025年12月 3日 (水)

全校朝会 児童の感想 ~「めぐみ」を視聴して~

昨日のブログの最後の方にも書いていますが,全校朝会の最後に,子どもたちからの感想を聞く時間がなかったので,「できたら,日記に書いてきてね。」と伝えていました。

「書いてくれたかな。書いてくれていたらどんな感想を持ったのだろう。」と思い,朝のうちに各教室を回って確認しました。

すると,3年生,4年生,6年生のいずれも女の子が書いてきてくれていました。「めぐみ」さんが女の子でしたので,より身近に感じやすかったのかもしれません。

めぐみさんが拉致された後の家族の行動について,また,もし自分だったらと考えて…などそれぞれが思いを巡らせてくれていました。

日記にはありませんでしたが,普段の毎日を同じように過ごせることのありがたさが実感できた子どももいたかもしれません。めぐみさんのお父さんは,5年前の2020年6月,めぐみさんに会えないままお亡くなりになってしまいました。どんなに残念な思いだったことでしょう。

二度とこのようなことが起きないように,そして私たちも一人一人に,誰からも侵されてはならないとても大切な人権があることを感じながら,これからも考え続けることが大切です。

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糸はふるえる?音の秘密をさぐる実験をしたよ

12月2日(火)の3年生の理科では、「音はどのように伝わるのか」をテーマに学習を進めました。黒板には「音のつたわり」の3つの柱が示され、2人は「糸ってほんとうにふるえるのかな。」「紙コップだと大きく聞こえるかも。」と話しながら、これからの活動に期待をのぞかせていました。

教科書の「問題をつかもう」では、鉄棒をたたくと離れていても聞こえる理由について考えました。「音がつたわるとき、物はふるえているのだろうか。」という問いに向かい、男の子は「糸がふるえると思う。」、女の子は「紙コップで大きく聞こえると思う。」とノートに見通しを書きました。視点の違いが、その後の学びを深めるきっかけになっていました。

調べる活動では、糸を紙コップに結ぶ作業から2人の協力が始まりました。女の子が「ここに書いてある通りにしたらできるよ。」とノートを見せ、男の子が糸を押さえたり道具を渡したりしながら、自然なやり取りの中で準備が進みました。

実験では、女の子がトライアングルを打つと、男の子が驚いた表情で「聞こえた!」と声を上げました。糸をつまむと音がすぐに止まり、「本当に止まった。」「糸が止まると音も止まるんだね。」と確認し合いながら、予想と結果をつなげていました。別の場面では、2人が教室の中で距離を変えながら紙コップを持ち、糸の張り具合や聞こえ方を確かめていました。「ちょっとゆるんでるよ。」「今のはよく聞こえた。」と声を掛け合い、音の伝わり方が条件で変わることに気付いていました。

授業の最後には、教科書の「広げよう!理科の発想」をもとに糸電話を使った活動を行いました。女の子が「もしもし。」と話すと、離れた男の子が「あ、聞こえる!」と笑顔を見せ、距離や張りを変えながら何度も試していました。実験で確かめた「音はふるえて伝わる」という性質が、糸電話の体験と自然につながっていました。ノートに書いた振り返りでは、「糸をつまむと音が止まるのが分かった。」「家でも作ってみたい。」という記述があり、生活へ学びが広がる時間になりました。2人の関わりと気付く姿に、理科の学習の楽しさがそのまま表れていたように思い嬉しくなることでした。

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2025年12月 2日 (火)

もしも大切な家族が突然いなくなってしまったら 

朝の時間は,全校朝会でした。

いつものように,ことばいれかえゲーム(先日,体験入学で来てくれた子どもさんの名前を,保護者の方の許可を取っていましたので,使わせていただきました)となぞなぞをした後,「もしも大切な家族が突然いなくなってしまったらどうですか。」という問いを子どもたちに投げかけ,拉致問題啓発アニメ「めぐみ」を視聴してもらいました。

昭和52年、当時中学1年生だった横田めぐみさんが、学校からの帰宅途中に北朝鮮当局により拉致された事件(未だに解決されていません。)が題材になっていて,拉致により,突然平和な日常が崩れてしまったご家族の,その後の懸命な救出活動が中心になっているドキュメンタリー・アニメです。

4日から10日まで全国人権週間にちなみ,本校でも同じ期間を人権週間として設定しています。

そこで,今回は,「人権=人間が人間らしくいきるために,生まれながらにして持っている,誰からも侵されない基本的な権利」を,突然に奪われてしまうことが,どんなにつらく厳しく悲しい状況になるのかについて学んでほしいと考えたからです。

子どもたちは,25分の上映の間中,食い入るように真剣に見ていました。担任の先生方の了解を取り,全校朝会にしては長い時間を使いましたが,それだけのことは十分にあったように思うことでした。

子どもたちの感想も聞きたかったのですが,時間がとれませんでしたので,ご家庭でどのように感じたのか話を聞いていただけたらと思います。

また,日記等でも感想を教えてもらえたら嬉しいです。

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2025年12月 1日 (月)

3校時はマット運動

3校時は,全学年,体育館でマット運動をしていました。

マットを2列に敷き,1・2年生と3~6年生と分けて行っていました。

私が見ているときは,1・2年生は前転と後転,3~6年生は側方倒立回転を練習していました。1・2年生にとって後転は難しいのですが,形はともかく,補助なしでも回ることができていました。すごい!

3~6年生は,やはり6年生と3・4年生の出来映えに開きがありました。「ゆっくり回るんだよ。」「最後の足が横向きになるように。」「マットのラインに沿って。」と,先生からアドバイスがあり,初めて挑戦している3・4年生は,少しずつやり方を身に付けているようでした。倒立回転した後の最後のところにふらつきがある子どもが多かったです。

インターネットを見てみると,やり方の動画も結構アップされているようです。タブレットを持ってきて,友達に自分の動きを撮ってもらい,6年生やお手本の動画と比べたりてみるのもよさそうでした。

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いちょうの落葉で感じる秋の深まり

秋も深まってきました。

校門から外に出ると,いちょうの街路樹が黄色に色付いてとてもきれいです。

学校前には4本のいちょう,そしてプール横には大木になっているいちょうが1本ありますが,葉の落ちる時はそれぞれ違います。

面白いのが,学校前の道路に面して並んでいる4本のいちょうの両端だけに葉が残っていて,真ん中の2本はすっかり葉が落ちているのです。同じ並びにあるのに,どういうわけなのか不思議です。プール横のいちょうの葉は,先週ようやく落ち切りました。

この時期の休みの日の翌日の月曜日は,学校入口が葉っぱまみれになっていて大変です。

朝,教頭先生と葉を集めましたが,職員朝会の時間になり,集めただけで終わりましたが,3校時に行ってみると,すでに学校主事さんがお1人で相当な量の葉を一輪車に乗せ,捨ててくださっていました。

見る分には美しいのだけれど…と思いながら,掃除時間に先生方や子どもたちと一緒に再度,作業することでした。

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2025年11月28日 (金)

すくすくタイムで気付いたこと

今日は、朝活動の時間に「すくすくタイム」を行いました。まだ外の空気がひんやりしていて、子どもたちの声も少し小さめの時間帯です。そんな静けさの中でスクリーンに「健康に関するクイズ」の文字が映ると、教室の空気がすっと動き、子どもたちの目がぱっと開きました。
 最初の問題は歯の磨き方やおやつの食べ方など、生活とつながる内容でした。答えを見るたびに「え、そうなの」と小さくつぶやく男の子がいて、朝のぼんやりした頭が少しずつ温まっていくようでした。奥歯のみぞに歯こうが残りやすいと知った女の子は、そっと舌で奥歯を触っていて、その無意識な仕草に思わず笑いそうになりました。
 後半になると、感染症やマスクの付け方など、この季節らしいテーマに変わっていきました。「せきやくしゃみをするときの正しい対応はどれか」という問題では、子どもたちの背筋がすっと伸び、真剣な表情が並びました。ハンカチで口を押さえる絵が出ると、ポケットの中の自分のハンカチに手を伸ばす女の子もいて、その素直さに胸があたたかくなりました。
 マスクの付け方や使い終わった後の扱い方については、手が次々と挙がり、正解が出るたびに安堵したり、悔しそうな顔をしたり。日常生活に直結する話題だからでしょうか、子どもたちの表情がとても生き生きしていました。インフルエンザウイルスの弱点を扱った問題では、画面のイラストを食い入るように見つめていて、理解しようとする気持ちがそのまま目に宿っているようでした。
 朝の短い時間でしたが、養護教諭の語りかけはやさしく、子どもたちの生活に寄り添った内容ばかりで、教室全体が柔らかい空気に包まれていました。クイズ形式は、正解を当てる楽しさ以上に、「自分の生活をちょっと見直してみようかな」と思わせてくれる力があります。
 活動が終わって教室を出るとき、何人かが「きょうはハンカチ忘れなくてよかった」と笑いながら話していて、その声が妙にうれしく響きました。朝の静けさの中で生まれた小さな学びが、子どもたちの一日の始まりを少し明るくしてくれたような気がしました。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。