保護者の読み聞かせ ー豊かな心を育てようー
朝の時間は,保護者による読み聞かせでした。
1年生のお母さんが来校し,子どもたちに読み聞かせをしてくださいました。
1冊目は,くすのきしげのりさん作 ふるしょうようこさん絵の「ええところ」という絵本でした。
自分にいいところがないと思っているあいちゃんでしたが,友達によいところを見つけてもらって… というお話です。最後の方で,じわんと心に響きました。
2冊目は,後藤竜二さん作 武田美保さん絵の「おかあさん,げんきですか。」という絵本でした。母の日ということで,学校でお母さんに手紙を書くことになった主人公。表向きのお礼のような書き方は照れくさいので,思い切っていいたいことを書くというお話でした。母親への思いを子どもらしい素直な表現で書かれていて,とても好感がもてるお話でした。
聞いていて,本校の誰かさんがこんなこと思っていそうだなあなんて想像して聞くことでした。
子どもたちからは「私も友達のいいところを見つけていきたいと思いました。」「物を大事にしていきたいと思いました。」などの感想がありました。
1年生の保護者が「おかあさん,げんきですか。」の本を出されて読み聞かせをしようとした時に,3年生の女の子と4年生の女の子が,目と目を合わせて頷いていましたので,読み聞かせが終わってから,2人に何かあったのか聞いてみたら,直近で読んだ本が読み聞かせで読まれることが嬉しかったので…とのことでした。日頃から本をよく読んでいるからこそです。
私は恥ずかしながら2冊とも初めて聞く話でした。本は心の栄養ともいい,心を豊かにしてくれます。子どもたちには,これからもたくさんのよい本と出会ってほしいと思います。
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