明かりがつくのは、どんなとき? ~「電気の通り道」の学習から~
新しい学期が始まり、理科の授業も3学期のスタートを切りました。3年生の2人は、理科室で新しい単元「電気の通り道」の学習に取り組みました。最初の授業は、乾電池と豆電球、導線を使い、どのようにつなぐと明かりがつくのかを確かめる実験です。
まず、どうすれば明かりがつくのかを2人で予想しました。「乾電池の両はしにつなげば、つくと思う。」「線が輪っかみたいにつながらないとだめなんじゃないかな。」と、これまでの生活経験を思い出しながら、言葉を交わしていきます。
実験が始まると、乾電池の向きを変えたり、導線のつなぎ方を工夫したりしながら、何度も確かめる姿が見られました。思うようにつながらず、手を止めて首をかしげる場面もありましたが、その一方で、友達の手元をのぞき込みながら考え直す姿もありました。
しばらくして、「あ、ついた。」という声があがりました。豆電球が明るく光った瞬間、2人の表情も自然と明るくなりました。自分の手でつながりをつくり出し、明かりが灯った経験は、何よりの実感につながります。また、明かりがつかなかったつなぎ方についても、「ここが輪になっていないからだね。」と、図に描きながら考えをまとめていました。黒板には、つく場合とつかない場合を整理し、共通点を確かめていきました。
乾電池のプラス極から豆電球を通り、マイナス極までが1つの輪のようにつながっているとき、電気は通ります。この電気の通り道を「回路」と呼ぶこと、回路が1か所でも切れていると明かりはつかないことを、実験を通して確かめることができました。
実験の後に、豆電球の仕組みをタブレットの動画でも再確認しました。小さな豆電球を手に取り、「中の細い線が切れていないかな。」と、フィラメントの存在に気付く場面も見られました。授業の終末には、学んだことを自分の言葉でワークシートにまとめる姿が見られました。目に見えない電気ですが、手を動かし、試し、考える中で、確かな理解へとつながっていきます。
次の時間からは、電気を通すものや通さないものについても調べていく予定です。身近な電気の不思議に、これからもじっくり向き合えるようにしていきたいと思います。





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