校長先生 Feed

2025年11月17日 (月)

心に伝わるプレゼント

今朝,登校してきた4年生の男の子が,私に会うなり「お誕生日おめでとうございます。」と伝えてくれました。

きっと教頭先生がアップしてくださった金曜日のブログを見たのでしょう。(ブログの内容は,本人からすれば,そこまで褒めなくてもというような内容で…学校のブログなのに申し訳ありません。)

そして,ポケットから何かを取り出して,私に渡しました。

見ると,それは手作りのプレゼントでした。白をベースに赤い枠の縁取り,青い点が1つ。これはどこかで見たことがあります。裏返すと手書きで「EXPO2025」の文字。

大阪万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」です。この4年生の男の子は,今夏に大阪万博に行っていますので,きっとミャクミャクが大人気になっていたことを実感したのでしょう。ですから,それを手作りしようと思ったのでしょう。

このプレゼントをよく見ると,ミャクミャクとして出来上がってからも,さらにセロテープを幾重にも貼って耐久性をもたせています。

習い事等もあり,忙しい中,私のことを考えて,この男の子が自分の時間を使って家で手作りしてくれている姿を想像すると,涙がでてきそうです。

とても嬉しいプレゼントです。ありがとう!財布に入れて末永く大切にしますね。

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2025年11月14日 (金)

小さな学校の 大きな還暦祝い

11月14日は校長先生の60歳のお誕生日でした。当日は出張で学校におられなかったため、前日の13日、職員室で一足早い還暦のお祝いをしました。昼休みが過ぎ、職員室が少し落ち着いたころ、先生方がそっと準備していたシュークリームが机に並び、自然と温かい雰囲気に包まれていきました。

「校長先生、こちらへどうぞ。」と声がかかると、校長先生は不思議そうに席に着かれ、周囲から拍手がわき起こりました。まずはシュークリームをいただきながら、普段の忙しさを忘れて笑顔が何度もこぼれる穏やかな時間になりました。

続いて職員からのプレゼントをお渡ししました。深いエンジ色の特製ポロシャツで、背中には校長先生のお名前にちなんだ「104110(とよひと)」の数字と、大きな背番号「60」。前面にはサッカー好きの校長先生に合わせて「MOCHIMATSU FC」の文字が入れてあり、袋を開けられた瞬間に「いや、恥ずかしい。」と笑顔を見せ、職員室の空気がふっと明るくなりました。

さらに、同じ数字をあしらった特製マグカップもお渡ししました。「還暦」と「104110」の文字が入った記念の品で、校長先生は静かに、しかしとても嬉しそうに何度も頷かれていました。お土産としてケーキも添えましたが、校長先生は「とりあえず持って帰ります。」と笑顔で受け取られ、そっと机の横に置かれました。

お祝いの最後には、校長先生から「今日は本当にありがとうございました。皆さんから祝っていただき、こんなに嬉しいことはありません。60歳という節目を迎えますが、これからも皆さんと一緒に、力を合わせて頑張っていきたいと思っています。日頃から学校を支えてくださる先生方に、あらためて感謝しています。今後とも至らない点があるかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。」という丁寧なお礼の言葉が述べられ、職員室は温かい拍手に包まれました。

校長先生の日頃の姿を見ていると、この温かい雰囲気の理由がよく分かります。下校時刻は学年によって異なりますが、それぞれの学年の子どもたちは帰りの会が終わると、ランドセルを背負ったまま自然と校長室へ向かいます。廊下をとことこ歩いてくる子、少し早足でやってくる子、それぞれのペースで姿を見せ、校長室前にはいつの間にか小さな列ができあがります。順番を待ちながらそわそわと体を揺らしている姿は、とても微笑ましい光景です。

そこで始まるのが、校長先生と一人一人との“真剣勝負”です。校長先生は相手の目をしっかり見て「よし、勝つぞ。」と構え、子どもも負けじと本気の表情で手を出します。勝負がつくと、校長先生が勝てば大喜びし、負ければ全力で悔しがる。その大人げない(笑)反応が子どもたちにはたまらず、周囲から笑い声が弾けます。

勝負が一通り終わると、校長先生はその日の勝った回数や負けた回数をふと気にされ、「今日はどうだったかな……?」と周りの子どもたちに問いかけます。すると子どもたちが自然に、「先生、今日勝ち越してるよ!」「あと1回勝ったら五分だよ!」と声をあげ、7人全員が一緒になって盛り上がります。短い時間ですが、子どもたちにとっては一日の大きな楽しみであり、校長先生にとっても子どもたちから元気をもらえる大切なひとときです。校長室前にいつも笑い声が響いているのは、こうした温かいふれ合いが毎日繰り返されているからです。

校長先生の学校への思いは、今年話題になった体育館のペンキ塗りにも強く表れていました。長年の風雨で色あせていた体育館正面の文字を見て、「子どもたちが毎日見る場所だからこそ、きれいにしたい」と自ら筆を取られました。休日や放課後を使って作業は丁寧に進められ、特に「持松小学校体育館」の白い文字は細かな下処理から始まり、小さな刷毛を使って輪郭を何度も重ね塗りする、まるで職人のような仕上げでした。

炎天下の日もあり、汗が流れ落ちるほどの作業でしたが、校長先生は休むことなく筆を進め続けました。地域の方が通りかかると、「あんなに細かい作業、大変だったでしょうね」と驚かれるほどでした。完成した正面の白い文字はまぶしいほど鮮やかで、登校してきた子どもたちは「うわー、きれい!」と目を輝かせていました。学校全体が明るくなったように感じられる仕上がりでした。

また、持松小学校が取り組んできた絵の指導は、子どもたちの大きな成果へとつながりました。構図や色、表現方法を丁寧に積み重ねてきたことで、子どもたちは絵を描くことが大好きになりました。今年、県図画作品展では6年生の女の子が最高賞の県知事賞、4年生の男の子が市長会会長賞を受賞しました。小規模校で複数学年から最高賞が生まれたことは、子どもたちの力はもちろん、日頃の取組の成果でもあります。

さらに、霧島美術大賞展では1年生の女の子が最高賞「きりしま大賞」を受賞し、加えてこの1年生を含む5名が特別賞に選ばれました。子どもたちの作品のレベルの高さが地域でも話題となり、学校全体に喜びが広がりました。

こうして振り返ると、今回の還暦祝いは単に誕生日を祝う場ではなく、職員全員が自然と笑顔になり、日頃の感謝の気持ちをあらためて伝え合う温かい時間になったように感じます。校長先生のこれまでの歩みや、日々子どもたちのために心をくだいておられる姿を思うと、胸の奥がじんわりと温かくなるものがありました。

持松小学校の7人の子どもたちが安心して学校生活を送れているのは、校長先生の温かいまなざしと、ひとつひとつの行動に込められた思いが学校全体をそっと支えているからだと思います。子どもたちが素直に笑い合い、伸び伸びと学ぶ姿の背景には、いつも校長先生の静かな努力があります。

職員だけでなく、地域の皆さんも校長先生の日頃の姿勢をよくご存じです。体育館のペンキ塗りに汗を流す後ろ姿、行事の準備に奔走する姿、誰に対しても気さくに声をかける姿。そのすべてが、持松小学校という小さな学校を大きく支えています。

校長先生、あらためて還暦おめでとうございます。これからも健康に気を付けながら、持松小学校の未来を、そして子どもたち一人一人の成長を見守り続けていただければと思います。7人の子どもたち、職員、そして地域の皆さん——みんなが校長先生の背中をまっすぐに応援しています。私たち職員もまた、力を合わせ、これからの学校を一緒につくっていきたいと心から思っています。

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2025年11月 4日 (火)

学校での事故を減らすには…  11月全校朝会

朝の時間は全校朝会でした。

陸上記録会の賞状が届いていましたので,表彰式をしてから始めました。

プレゼンテーションソフトでスライドをつくり,いつものように言葉入れかえゲーム,なぞなぞをして,子どもたちが楽しい気持ちで話を聞けるように進めました。

長男(今はもう30歳ですが)が小学1年生の時,全校朝会になると決まって抜けだし,1人だけブランコに乗っていたということがありました。当時の担任の先生が,側に駆け寄って「みんなが聞いているのになぜ聞けないの?」と聞いたところ「だって校長先生の話がつまんないんだもん。」と言ったそうで,それが今でも強く残っていて,「校長になったら,子どもが聞いても分からなかったりつまらなかったりするような話には絶対にしたくないな。」と思っていて,少しだけ工夫しているところです。(それだけ我が子が落ち着きのない子どもだったということもあるのですが…。)

さて,話が横道にそれました。その後,本題の「学校での事故を減らすには」について話しました。

今月,なぜこの題で話をしたのかというと,運動会後の子どもたちに,今まではあまり見られなかった廊下を走ったりふざけたりしている様子があって,気になっていたからです。

どんなふうに話をしようか考えているときに,養護教諭の先生に保健日誌を借りて子どもたちの状況を調べたところ,10月に入ってからの怪我の回数がそれまでと比べて著しく増えていましたので,まず,それを表にして子どもたちに見せました。(4月:3回 5月:2回 6・7月:0回 9月:5回 10月:ナント13回!)

それから怪我の発生場所や種類,個々の怪我の回数などの表も見せて,『けがをしないために気を付けないといけないことは何だろう』と質問しました。(本当なら話し合いができるとよいのですが,時間的に難しかったので発表してもらいました。)子どもたちからは「落ち着いて生活することが大切。」「廊下で走らない。」などが出されました。

最後に,ハインリッヒの法則というきまりを伝えました。安全管理でよく目にする法則なので,知っている方も多いと思います。1件の大きな事故や怪我が起きる前には29件の軽い事故や怪我があり,また,事故や怪我にはならなかったけど,「危なかった。もう少しで怪我をするところだった。」ということが300回は起こっているという状況があるというものです。

今年度はすでに23件の怪我が起こっているので,ハインリッヒの法則から,このままでいくと,重大な事故が起きる可能性が高い。だからこそ,普段から「危なかった。」がないように,周りに注意して安全に過ごせるようにしましょう。ということで締めくくったところでした。

今日の昼休みは,これまでよりも落ち着いた行動を取っている子どもが多かったです。

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2025年9月22日 (月)

図工の研修を行いました

月曜日は校内研修の日です。

職員が,放課後の時間に授業研究をしたりそれぞれの教育活動の学びを深めたりします。

今日は,図画工作科の絵画研修を行いました。

低・中・高学年ごとに,それぞれの発達段階に応じた絵画における特性や題材,指導の仕方等を学んでもらいました。

後半は,今年度の県知事賞の6年児童の下書きに着色の実技をしました。もちろんこの絵をかいた児童には了解済です。

着色の時間は40分しかなく,十分取れなかったので一部分のみの着色でしたが,それぞれの先生方の個性が表れていました。5人の先生方が着色された絵は,下の写真の通りです。

6年児童をはじめ,子どもたちは,どの先生がどの絵を着色したかか分かるでしょうか。

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2025年7月 4日 (金)

残念ですが,今年の水泳学習は終了です

本日,子ども便でプリントを配布いたしますが,今年度の水泳学習を中止することにいたしました。

昨日の新燃岳の噴火により,プールの底には灰が積もり,子どもたちの健康や安全面を考慮した結果のやむを得ずの判断です。

水をすべてはかせて掃除をし,もう1回水を入れ直してはどうかという意見も出ましたが,プールの水を入れるのに高額の水道代がかかるということや,本校のプールは止水ができないために,水をはかせる際,また水を止める際に2回業者に来てもらわなければならない(これも5,6万程度かかります。)こと,また,せっかく水を入れ替えても,近くの山に降った灰がすぐに風によりプールに落ちること,さらに今の新燃岳の状況なら,噴火による降灰が今後も継続されることが予想されるからです。

幸い水泳学習は,これまでに9時間実施していること,今年は水泳記録会は実施せず,タイムレースとなっている高学年の6年生の記録もすでに取っていたこと等も総合的に判断いたしました。

よって,7月9日(水)に予定していました水泳大会,夏季休業中のPTAプール開放は,中止(PTA会長には承諾していただきました。)となり,水泳大会の時間は,通常の授業参観に変更になります。

子どもたちは,これまでに水泳学習を楽しみにしていましたので,非常に心苦しく申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが,ご了承いただきますようお願いいたします。

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灰が堆積していないところがくっきりして見た目で分かる状態です。

2本の白いラインの間にもう1本ラインがあるのですが,途中から見えなくなっています。

2025年6月19日 (木)

持松愛あふれる中学生

放課後,2人の中学生が学校にやってきました。今年の3月に卒業した双子の姉妹です。

「どうしたの。」と職員が聞くと,「持松の児という絵が玄関に飾られているということだったので見に来ました。」とのこと。なぜ知っているのかというと,このブログを毎日見ていて,この絵の贈呈式があったことが書いてあったからと言うことでした。

本校に在学していた時も,児童数を増やすためにいろいろな店舗に「ポスターを貼らせてください。」とお願いに行ったり,学校をアピールしたりしてくれた持松愛あふれる6年生でした。

自分たちも忙しい中,こうしていまだに関わってくれる中学生に元気と勇気をもらいます。ありがとう。

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2025年6月11日 (水)

校長室の胡蝶蘭

本校に赴任した際,引っ越しの手伝いに来てくれた叔母に,お祝いにと胡蝶蘭の鉢をいただきましので,校長室に置きました。

その年は,2列にきれいな白い花が並んだ状態で,校長室に訪れた方の目を長いこと楽しませてくれました。

花が落ち,冬を迎えてもう咲かないかもと,花に詳しくない私は思っていたのですが,鉢と一緒に付いてきた「胡蝶蘭のお手入れ」というパンフレットを読むと,~お花が終わったら~というページがあり,そこに二度咲きを楽しみたい場合は,「節を探して上1cmくらいを切ってください。」と書いてありました。

そこでハサミを火であぶって消毒し,切ってみました。そうしたところ,次の年もいただいた時の花よりはきれいに並んでいませんが,見事に開花し,2年目も楽しませてくれました。

花が落ちた2年目の冬。再び節から上を同じやり方で切ってみましたが,去年の冬があまりにも寒かったからか,パンフレットにあった植え替えや根切りを行わなかったからなのか,切った節から枯れてきて,しぼんでしまいました。

さすがに3回目は無理かなとあきらめながらも,乾燥しないようにこまめに薄めた木酢液だけはやっていましたら,別のところから花芽が伸びてきて,今日,2輪が開花しました。

花芽の方向はちぐはぐで,お世辞にもきれいではないのですが,ずっと大事に思い,見てあげていれば応えてくれるのだな。教育とも相通じるな。と気付かせてもらったことでした。

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2025年5月 8日 (木)

校長先生は元気です!!

   昼休みに校長先生と児童6名が一緒にボール遊びを楽しんでいました。

 まずは一人一人に番号を決め、ボールを地面にバウンドさせてから、呼ばれた番号の人が素早く

 ボールをキャッチします。失敗すると鬼になり「ストップ」と言ってから5歩進んで他の人をボー

ルで狙うことができます。「だるまさんがころんだ」に少し似たルールで、笑い声が校庭に響き渡

る、楽しいひとときとなりました。

 子どもたちに感想を聞いてみると、「初めてしたゲームだったけれど、ルールも簡単でとても楽し

かった!。またしてみたいな」ということでした。

 元気いっぱいの校長先生、お疲れ様でした。今度は、ぜひ、他の先生方も一緒にしてみたいです

ね。

 

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2025年4月22日 (火)

南日本新聞掲載「6年生は1人,やると決めた」

本日(4月22日火)発行の南日本新聞「若い目」に,6年生の投稿が掲載されました。

本年度第1号です。

たった一人の6年生として,また昨年度までの持松小を知っている2人の内の1人として,転入してきた5人に教えていかないと,と奮闘する1週間の様子がかかれた作文です。

立派な6年生になったなあ…と改めて感じさせてくれたことに加え,学校のことを思って,一生懸命取り組もうとしていることが伝わり,とても嬉しかったです。

だけど,無理しないでね。1人で抱え込もうとしないこと。困ったことがあったら何でも相談してください。先生たちも,みんなそう思っています。そして,あなた以外の6人も,きっと,力になってくれるはずです。

今年度も素敵な,そして楽しい持松小をみんなでつくっていきましょう!

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2019年12月 4日 (水)

プログラミング学習に挑戦!

3日の6校時に4年生から6年生の6人は,パソコン室でプログラミングの学習をしました。図形の作成をしました。一つの動きを入力するのにも四苦八苦している大人のそばで,子供たちは淡々と作業していました。子供の作業能力の高さに脱帽ですhappy02

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プロフィール

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。