6年生の研究授業 -算数科-
5校時は,6年生の研究授業がありました。
本校の6年生は1人なので,主体的・対話的に学ぶ学習が難しい面があります。
そこで,今回の授業では,中津川小学校の6年生とリモートでつなぎ,お互いに考えを発表したり学び合ったりできるように計画されていました。
単元は,「ならべ方と組み合わせ方」で,4つのチームで試合をしたとき,どのチームとも1回ずつ試合をすると全部で何試合になるかという学習課題でした。
この女の子がどちらかというと苦手としている問題でしたが,落ちや重なりがないように図と表の2種類で考え,重なりには×印を付けるなどの工夫ができていました。
また,児童同士の発表では,中津川小の児童から,この女の子が考えていなかった解き方や思ってもいない考え方が出てきて,それに対して考える姿があり,学び合いのよさが表れた授業が展開されました。
担任の工夫として,昨年度の6年生(現中学1年生)の解き方や発表の仕方,励ましなどの動画もあり,思わず微笑んだ顔も見られました。
音声が多少聞きづらく,双方向のつなぎがうまくいかなかったり,相手校との事前の打ち合わせに時間がかかるなど,問題点もいくつかありましたが,極小規模校の学びをどう深めていくかという課題に対しての解決策として,十分に活用できることが分かる授業でした。
帰りにどうだったか聞いたところ「1人なので緊張しました。」とのことでしたが,担任の先生ともどもよく頑張りました。本校の今後の学びに活かしていきます。
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