楽しかった読書集会〜「ほるとの森」の皆さんありがとう!〜
きょうは、「ほるとの森」のみなさんが来校してくださり、全校児童でおはなし会を楽しみました。秋の絵本を中心に、紙芝居や手遊びも交えた温かい時間になりました。子どもたちは読み手の方の声に耳を澄ませながら、絵本の世界にすっと入り込み、こちらまでうれしい気持ちになりました。
『もみじのてがみ』や『しんぱいなへびのはなし』では、ページがめくられるたびに表情が変わり、「わあ。」と小さな声が漏れる場面もありました。紙芝居は『どんぐりぽとん』を読んでいただきましたが、落ち葉の音や森の空気が伝わるような読み方で、子どもたちが前のめりになって聞いていました。また、手遊び「そばだんご」では、声を合わせながら楽しみ、会場の空気が一気に和やかになりました。
大型絵本『もりのかくれんぼう』では、ページをめくるたびに「あそこにいた。」という声が上がり、絵の中を探すように見つめる姿がとても印象的でした。語り手の方が道具を準備している場面では、子どもたちが興味津々でのぞき込み、お話の裏側に触れられたことが特別な体験になったようです。
そのあとの「なぞなぞコーナー」では、カードが示されるたびに、子どもたちが(時には先生方も)すぐに手を挙げて答えていました。どの問題にもあっという間に正解が返ってきて、会場が明るい笑い声に包まれました。
最後は、「なぞなぞの好きな女の子」が登場する人形劇。背景の絵が広がり、舞台の上で人形が動き出すと、子どもたちの視線が一斉に集中しました。登場人物のやり取りに合わせて表情が変わり、前の席の子は思わず前のめりになるほど。読み聞かせとはまた違った魅力があり、楽しい締めくくりになりました。
最後には、ドングリで作った可愛いプレゼントまでいただきました。子どもたちも、みんな目を輝かせて嬉しそうでした。きっと大切な宝物にしてくれることでしょう。
終わったあとも、「つぎはどんなお話がくるかな。」と話しながら教室へ戻る姿があり、よい余韻が残ったことを感じました。お忙しい中、学校に足を運んでいただき、子どもたちに絵本やお話の楽しさを届けてくださることに、あらためて感謝申し上げます。今後も子どもたちの読書への取組につながるよう、このような機会を大切にしていきたいと思います。






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