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2025年10月21日 (火)

ふるさと霧島カルタの練習でのちょっとした出来事

朝活動は児童集会でした。

音楽室に全児童が集まって,一斉にカルタ取りをしました。

本校は,昨年度,1月に行われたふるさと霧島カルタ選手権の団体の部で,何と優勝しているのです。

昨年は6年生が4人いましたが,今年は上から6年1人,4年2人,3年2人,2年1人,1年1人という学年構成です。初めて挑戦する児童が多いことから,連覇は難しい…と思っていましたが,見ていると,どの子も取るのが速い!

特に3・4年生がやる気もみなぎり,素早く取る姿がありました。

今回は,6年生が読み手になっていましたが,何と読み札も見ずに,並んでいる絵だけを見て読んでいたので,驚くことでした。さすがです。

取る絵札も少なくなっていく中で,1年生が1枚も取れずにいたところ,様子を見ていた養護の先生が,最後の1枚になった時,さっと1年生の目の前に絵札を置かれました。「さっと取るんだよ。」の先生の声かけに,1年生も反応して手を出しましたが,残念ながら取られてしまいました。

すると,養護の先生がその絵札を1年生に渡してあげていました。取られた子どもも,特に何かをいうわけでもありませんでした。このようなちょっとした日常の出来事から,相手に対してのやさしさを学んでいく本校の子どもたちです。

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2025年10月20日 (月)

次は学習発表会,市音楽のつどい

4校時,職員室で検食を取っていると,天井から「ドンドン。」と,足を踏みならす音が聞こえました。今年も始まったようです。早速,音楽室に行ってみると,「臼崎のトッコ石」の練習が始まっていました。

「臼崎のトッコ石」は,2009年(平成21年)から本校に脈々と続いている創作オペレッタです。演じるようになったきっかけは,本校で開かれたソプラノ歌手のミニコンサートだったそうです。

コンサートを聴いて「あんな風に歌いたい。」と願う子どもたちの希望を叶えたいと,学校側が,みやまコンセール(霧島国際音楽ホール)に相談したところ,当時,ホールに勤めていた鹿児島オペラ協会員の瀬戸口浩さんが,持松に伝わる民話を活かして歌劇を創作してくださったと,当時の新聞に書いてありました。

持松に伝わる民話とは,持松地区の臼崎にある大きなトッコ石(トッコというのはふくろうという意味があり,石がふくろうのような形をしているのでトッコ石と名付けられたようです。)にまつわる話です。霧島山と桜島が,どちらが力持ちかでけんかをし,大きな石を投げ合って村人に迷惑をかけた。その投げ合った石の一つがトッコ石だったというものです。

本ブログの最初にある「ドンドン。」という足を踏みならす音は,霧島山と桜島がけんかをしている時の様子を子どもたちが表現する中で出てきます。

運動会では,全児童7名の内5名が初めての一輪車演技でしたが,このオペレッタも本校の学習発表会で16年間披露し続けている中,5名が初めての挑戦になり,また,今年は3年に1回の霧島市音楽のつどいにもこのオペレッタで出場します。

初めてのことが多いですが,一輪車演技も見事にやり遂げた子どもたちですので,今回もしっかり頑張ってくれるものと期待しています。なお,学習発表会は,11月7日(金)午後2時5分~午後3時5分 本校体育館で実施します。

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2025年10月16日 (木)

陸上記録会,頑張りました。

今日は市の陸上記録会がありました。

5・6年生が出場しますが,本校には5年生がいませんので6年生1人のみの出場でした。

出場種目は,1種目+リレーで,最大2種目出場できます。

本校児童は,60mハードル走への出場でした。また,中津川小から声をかけていただいて,リレーにも,中津川・持松チームとして出場することができました。

ハードル走の開始時刻は午前11時20分から,リレーは,午後1時20分からと,開会式から随分間がありましたので,それまでは中津川小や牧園地区の小学校を応援しました。

競技が進み,いよいよハードル走の順番がきました。少し緊張もあるような,でもとてもよい表情でスタートラインに立ちました。「よーい。」「バン!」ピストルの音が鳴りました。

一斉に駆け出しました。よいスタートが切れ,ハードルもリズミカルに越えていきました。

「頑張れ~。」応援するこちらも力が入りました。2位と割と差がある,組の1位でした。

すばらしい!入賞も期待しましたが,他の組に速い子どもが多かったようで,そちらの方はあと少し届きませんでした。

昼食をはさんで,オープン参加のリレーがありました。本校の6年児童は第2走者でしたので,近い場所に移動しました。

声をかけると,素敵な笑顔を見せてくれましたが,すぐに真剣な顔になりました。いい表情です。

スタートしました。第1走者からのバトンパスもうまくいき,そのまま第3走者,第4走者にスムーズにつながりました。

男女・学年混合のオープン参加のリレーではありましたが,8チーム中1位でした。リレーのメンバーにしてくださった中津川小に感謝することでした。

日曜日の運動会に引き続いてすぐに陸上記録会でしたので,帰りのバスの中ではぐったりしていたそうです。

明日が運動会の振替休日ですので,週末と合わせたこの3日間,ゆっくり心と体を休めて,また月曜日には元気な顔で登校してほしいと思います。

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2025年9月30日 (火)

1年生と3年生が進めたお誕生日給食

本校では,児童の誕生日に合わせて,大体1~2ヶ月に1回,お誕生日給食をします。

お誕生日給食では,誕生日がきた児童を中心に,みんなで給食をとりながらお祝いします。

今日は,8月~9月の誕生児童を祝いました。

準備や運営は,保健・給食委員会で行います…が,今回のお誕生日給食では,6年生の女の子と2年生の男の子のお祝いでしたので,困った問題が起きていました。

それは,保健・給食委員会の児童構成が,6年の女の子,3年の女の子,1年の女の子となっていますので,3年の女の子と1年の女の子の2人で進めなければならないということです。

2人とも中心になって進行するのは初めてになりますので,大丈夫かなと少し心配していましたが,3年の女の子が落ち着いて進め,1年の女の子もしっかりと自分の役割をこなしていました。

児童の数が少ないと,こんなところで大変な思いをするのですが,よい捉え方をすると低・中学年の内から,このように「みんなの前に立って会を進める」という経験ができます。

それが,今日はとてもよく実践されていました。

「朝の委員会活動の時,一生懸命練習していましたよ。」と教頭先生が教えてくださいました。

練習した甲斐がありましたね。手作りのメダルやプレゼントも,喜んでもらえましたね。

みんなが頼りにしている6年生も,半年後には卒業です。それまでには,いろいろな進め方やよいところを,今日のようにしっかりと学んで,そして自分のものにしていきましょう。

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1校時はダンス練習

1校時は,運動会練習でした。

少し涼しくなり,昨日までの雨で葉っぱもかなり落ちていましたので,立哨から続けてブロワーで枯葉を集めていました。

ブロワーをかけると音が大きいので,途中からダンスの曲が流れていることに気付き,あわてて校庭に行って,写真を撮ることでした。

リズミカルな曲ですので,子どもたちも楽しそうに踊っていました。

だいぶ完成に近付いているようです。3枚目の写真は,最後の決めポーズです。

女の子たちの笑顔がとてもいいですね。

「練習は本番のように。本番は練習のように」という言葉もあります。

本番でも7人の力を合わせて,会場をニコニコ笑顔にできるように元気いっぱい踊れるといいです。

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2025年9月29日 (月)

6年生の研究授業 -算数科-

5校時は,6年生の研究授業がありました。

本校の6年生は1人なので,主体的・対話的に学ぶ学習が難しい面があります。

そこで,今回の授業では,中津川小学校の6年生とリモートでつなぎ,お互いに考えを発表したり学び合ったりできるように計画されていました。

単元は,「ならべ方と組み合わせ方」で,4つのチームで試合をしたとき,どのチームとも1回ずつ試合をすると全部で何試合になるかという学習課題でした。

この女の子がどちらかというと苦手としている問題でしたが,落ちや重なりがないように図と表の2種類で考え,重なりには×印を付けるなどの工夫ができていました。

また,児童同士の発表では,中津川小の児童から,この女の子が考えていなかった解き方や思ってもいない考え方が出てきて,それに対して考える姿があり,学び合いのよさが表れた授業が展開されました。

担任の工夫として,昨年度の6年生(現中学1年生)の解き方や発表の仕方,励ましなどの動画もあり,思わず微笑んだ顔も見られました。

音声が多少聞きづらく,双方向のつなぎがうまくいかなかったり,相手校との事前の打ち合わせに時間がかかるなど,問題点もいくつかありましたが,極小規模校の学びをどう深めていくかという課題に対しての解決策として,十分に活用できることが分かる授業でした。

帰りにどうだったか聞いたところ「1人なので緊張しました。」とのことでしたが,担任の先生ともどもよく頑張りました。本校の今後の学びに活かしていきます。

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やまなしの学習を通して

2校時,6年生の女の子が,やまなしの学習を終えての感想を校長室で発表してくれました。

やまなしは,川底に暮らす2匹のかにの兄弟が,5月と12月という異なる2つの場面を通して,自然の姿を目にする物語で,もう永く6年国語の教材として使用されています。

5月は新緑の季節で,人を含めた生き物がいきいきと活動し,12月は冬真っ盛りで木々も葉が落ち,寒々として生き物も活動が鈍るため,前者はよいイメージ,12月はあまりよくないイメージを持ちます。

しかし,宮沢賢治は,5月にカワセミが自分の命を維持していくために命を奪う出来事を,反対に12月はかにの好物の山梨がぷかぷかと浮いてきて,それを追っていくという楽しいイメージでかいています。

それに対して,6年の女の子はどんな感想をもつのかなと思っていましたら,宮沢賢治の生い立ちから考えて,このような話をつくったのではないかという考えを発表してくれました。

私の質問にもしっかりと答えることができて,深みのある学びができたことを感じて,すばらしいなと思うことでした。私が子どもの頃読んで感動したグスコーブドリの伝記もぜひ読んでくれると嬉しいです。

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2025年9月25日 (木)

梅干しができました

6月の半ば,学校の裏にある梅の木で梅ちぎりをしました。

今年は表年だったのか,昨年に比べてかなり実りがよく,たくさん取れましたので1・2年担任が梅ジュースをつくり,6月の水泳の後などに子どもたちに振る舞われました。

その際,梅干しもつくってくださっていたようで,今日の4校時は,子どもたちにできた梅干しを10個ずつ選ばせて,各家庭に持ち帰らせるようにしていました。

見ると,赤色によく染まってとてもおいしそうです。しその葉も入れてくださっていました。

給食のご飯の量を調べるときに使う料理用のはかりも登場し,できた持ち帰り用梅干しの重さを量って比べている子どももいました。みんな同じ10個なのですが,梅干しの大きさが違ったのか,しそを多く入れたのか分かりませんが,大体180g~220gくらいで,40gほど差がありました。

少しかじってみた子どももいたらしいのですが,あまりのすっぱさに涙を見せていたそうです。

子どもによっては,カリカリ梅とか蜂蜜入りの甘い梅干ししか食べたことがないのかもしれません。

「校長先生にもあるかな~。」と言っていましたら,後で1年生が「私が選んだ梅干しです。」と言って,職員室に持ってきてくれました。とっても嬉しいです!白ご飯によく合いそうですね。早速,今日の晩ご飯にいただきます。

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2025年9月24日 (水)

どの先生の絵か分かりましたか ー正解発表-

おとといのブログの記事で,図工の研修の様子と先生方が着色した絵を掲載していました。

子どもたちもブログを見ているようで,2校時後の休み時間に,6年生の女の子が「答え合わせをお願いします。」と言ってきました。すると,興味を持った3年生の女の子と4年生の女の子もやってきました。

そこで,研修の後,理科室にそのままにしていた5枚の絵を前にして,「どの先生が着色したか,当ててごらん。」と言ってみました。

子どもたちは,うきうきしながら,「この着色は…。この細かさは…。」と言って考えていきました。

まず,正解したのは3・4年担任の絵でした。どうして分かったのか聞くと,先に3・4年担任が「チョンチョンアートだよ。」とヒントを伝えていたからだそうです。なるほど。

ここで,2校時休み時間が終了し,続きは昼休みに考えることになりました。すると,男の子たちもやってきました。

次は,教頭先生の絵を当てることにしました。少し迷っていて意見が分かれていましたので,教頭先生の娘さん(4年生の女の子)に,「お父さんの絵はどれかあなたが選んでみて。」と言ってみたところ,さすがでした。見事正解。理由は,お父さんは几帳面だからだそうです。

3番目に保健の先生の絵に挑戦しました。3年生の男の子「保健の先生は,バイ菌に敏感だから,衛生的に青色系のこの絵じゃないかな。」4年生の男の子「ぼくに借りた絵の具セットがこの絵の上にあるからこれだと思います。」推理のようになってきましたが,これまた正解です。

後は,どちらかが1・2年担任の絵か6年担任の絵かになります。どちらも校舎まで着色されていますが,決定的な違いは,校舎が一方は黄色っぽく,もう一方はうすだいだいっぽく着色されています。これは意見が分かれました。3年生の男の子が,「これが○○先生っぽいよ。」と一方の絵を指さして1・2年担任の絵であると主張しました。「じゃあ,多数決を取ってみようか。」と6年生の女の子が言い,多数決の結果で選び,見事全問正解しました。一方の絵は,3年生の男の子が1・2年生時の担任で,2年間一緒だったことから,何となく感じるところがあったのでしょう。

絵は,その人となりが表れる(例え着色だけであっても)ということを,子どもたちも楽しみながら学んでくれたかもしれません。

ちなみに9/22のブログ写真で正解を伝えますと

左上:教頭先生 右上:保健の先生 左中:1・2年担任 右中:6年担任 下:3・4年担任 でした。

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2025年9月22日 (月)

校門礼の実践

今朝は休み明けでしたが,午前7時20分前には5人が登校していました。

いつもこの時刻は6年生の女の子と中学生にお姉ちゃんがいる3年生の男の子,そして4年生の女の子の3人なのですが,(その3人は中学生が乗っていくバスにいつも手を振っています。)今日はそこに3年生と1年生の女の子が加わっていました。

休みに十分休養を取ったのでしょうか。それとも学校を楽しみにしてくれているからなのでしょうか。どちらにしても嬉しいことです。

そして,今日は5人揃って校門までの坂道を登ってきて,校門前で一礼しました。

その後,登校してきた2年と4年の男の子も私とあいさつした後,気持ちのよい校門礼をしていました。

昨年度の6年生が中心となって,児童会で話し合い,学校に対しての感謝の気持ちを行き帰りに校門礼をすることで表そうと決めてくれましたが,今年度の子どもたちもみんなが実践してくれています。

素敵な子どもたちです。きっと学校も喜んでくれていることでしょう。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。