5・6年 Feed

2025年9月19日 (金)

給食準備の様子

本校では児童数が少ないことから,全児童で一緒に給食の準備をしています。

いわば,毎日が給食当番です。

時間になり,子どもたちは今日も2列に並んでやってきました。「ご飯お願いします。」「温食お願いします。」と言って食缶等を受け取ります。1年生が通院で早退しましたので,1年生担当の牛乳は,1・2年担任が持っていってくださいました。

配膳も1・2年教室で,みんなで行います。本校には「ご飯の量のめやす」という表があり,その表を基にして,ご飯をつぐ度にキッチンはかりにのせて,その学年に合った量を食べるようにしています。今日は1年生がいませんでしたので,少し調整が必要でした。

もう以前からこの方法をとっているようで,最初は驚きましたが,子どもたちもつぐことで大体の量が分かるようになり,大人になっても役立ちそうです。

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2025年9月18日 (木)

言っちゃだめだよ!

昼休み,子どもたちは何をしているのか,久し振りに様子を見に行きました。

1・2年教室には1年生。給食を食べ終わるのが遅かったようで,食事が終わって片付けをしているところでした。

後の子どもたちは…6人とも3・4年教室にいました。

後ろの方では2年生の男の子と3年生の女の子,4年生の女の子の3人で遊んでいました。前では,3年生の男の子が絵をかいていて,それを4年生の男の子と6年生の女の子が囲むようにして見ていました。

そこに図書の先生がいらっしゃって,3年生の男の子に「図書室の貸し出し当番があるんじゃない?」と聞かれました。男の子は,「この絵は,明後日が○○○○○の○○○○○○だから,○○○○○の好きな○○を書いてプレゼントするためにかかなきゃいけないんだ。」と言いました。

それを聞いた図書の先生は「そうなんだね。では借りに行く人がいたらやってあげてね。」とやさしく言われました。

そのやり取りを聞いていた4年生の男の子と6年生の女の子は,おもむろにそこにあった色鉛筆を取って,手伝いはじめました。その姿を見て,「県図画作品展県知事賞の~さんと市長会会長賞の~くんが,南日本ジュニア展で昴賞・優秀賞受賞の~くんの絵を手伝うというものすごい場面だねー。」と思わず言ってしまいました。

それはさておき,3年生の男の子もやさしければ,図書の先生の配慮もすばらしい。そして,それを聞いて手伝いはじめた4年生の男の子と6年生の女の子もまたやさしい。

素敵な場面にでくわしたなあと思いました。○○○○の部分も伝えたいのですが,3年生の男の子に,「言っちゃだめだよ。」と言われているので,残念ながらここでは書けません。あー伝えたいなあ。でも我慢我慢。喜んでもらえるといいですね。

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Exseedで準備運動

今日も1校時は運動会練習でした。

雨天でしたので,体育館で行っていました。行くと,ダンスをしているような感じでしたので,6年担任に「ダンスの練習ですか?」と聞くと,「エクシードで体をほぐしています。」と教えてくれました。

そう教えられても,私は「エクシードって何?」と思いました。調べてみると,エクシードとは鹿屋体育大学とKKB鹿児島放送が共同研究として推進している取組で,子どもの頃から楽しく運動に親しむことで,それが大人になっても習慣化されることをねらいとしている,いわば子どものための運動プログラムでした。短い時間に,音楽にのって行えるので,準備運動にはもってこいです。

また,言葉自体は,運動を表す『Exercise(エクササイズ)』と種を意味する『Seed(シード)』を組み合わせた造語のようです。

見ていると,子どもたちも活き活きと取り組んでいる姿がありました。

6年担任が,夏季休業中に鹿屋体育大学まで行って研修を積んで学んできたということで,子どもたちのためによりよいものをと,休みの日まで使って研修を積んでいる姿勢は頭が下がります。新しい知識を吸収し,学ぶことで,子どもたちに還元することができるのが教員です。

そんな先生に学ぶことができる子どもたちは幸せですね。

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2025年9月17日 (水)

1校時の体育は運動会練習

体育館から,エール交換の大きな声が聞こえました。

1校時は全児童での運動会練習でした。

今年の運動会の団長は,赤組は6年生がいますのでよいのですが,白組は,4年生男子1人と3年生男女1人ずつ,そして1年生女子の4名なので,必然的に4年生になってしまいます。

しかし,4年生の男の子は,4月から特認で本校に来ています。本校の運動会もこれまで外部児童として参加したことはありますが,特に応援団は初めてのようなものです。

本人もやるかどうか迷っていたようなところがありましたが,2学期はじめ「やります。」と言ってくれました。

応援団練習は,すでに何回か体育館で練習していたようですが,私は初めて見ました。

すると,紅組の団長に負けないくらい大きな声が出ていました。

周りの先生方から「よく声がでるようになったね。」「紅組の団長に負けていないよ。」という声がかけられていました。

どちらかと言うとおとなしく優等生のイメージがありますが,そんな男の子が,気持ちを込め,大きな声で「赤組の~ 健闘を祈って~ エールを送る~。」と言っているのをみると,それまでの過程を知っているだけに,また一つ,成長を目にすることができて,とても嬉しく思いました。

昼休みにも,体育館から練習する声が聞こえていました。

スローガン「最後まであきらめない みんなの気持ちを一つに!」どおりの素晴らしい運動会にできるように,あと20日余りの練習を,力を合わせて頑張っていきましょう。

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2025年9月10日 (水)

上手になったね -朝の一輪車練習-

朝から雨になりました。土砂降りのように降ったかと思うとぴたっと止んだりします。

今年はこんな天気が多いような気がします。

それでも子どもたちは早い時間から登校し,雨の日は一輪車を拭いて,体育館で一輪車の練習を行います。

見ていると,みんな上手になっています。

7人の内,2人(6年女子と3年男子)が1年生から持松小に在籍し,それ以外の子どもは特認生や転入生,新入生で,一輪車をずっとやっていたわけではなく,また持松の運動会で一輪車演技を披露するのも初めてになります。

それなのに,4月からのこの6ヶ月で,アイドリングやジグザグ走行,大車輪(みんなで手をつなぎ,ぐるぐる回転する演技)ができるようになっていて,これまでの子どもたちの努力が見て取れます。

特に3年生の女の子は,片足ですいすい進んでいて驚きます。

1年生は,転ぶことも多いですが,「体育館を一周してみて。」と言ったところ,見事に一周することができました。

昨日は自宅の庭で,お母さんが付いて練習させている姿も見ることでした。

ただ,みんな上手になったとは言え,本番は体育館とは異なり,運動場のやや凹凸のあるフィールドで行います。またたくさんの観衆の前で演技するので,緊張します。

失敗はその後の糧となりますので,それはそれでよいのですが,それまでの過程において全力を尽くすことはとても大切なことですし,そうであるからこそ成功したときに大きな喜びが,失敗したときに,「今度こそ。」と思う気持ちに繋がります。

10月12日の運動会当日まであと約1ヶ月。1人ひとりが満足のいく演技ができるように頑張ってほしいと思います。

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2025年9月 9日 (火)

敬老の日に心を込めた歌声を

4校時,体育館から歌声が聞こえてきました。

時間割を見ると全児童での音楽でした。

暑いのに,体育館で音楽をするということは…と思い,行ってみると思った通り,持松2区の敬老の日のお祝いに歌う歌の練習をしていました。昨年までは教頭先生が練習をさせてくださっていましたが,今年は音楽指導が堪能な6年担任が,進んで取り組んでくれています。

一定の音程で「こんにちは。」と言い,口の開け方や発声に気を付けたり,遠くから離れて歌ったり,ペアをかえて2人で言ってみたりして,一人ひとり喉の調子を整えてから,披露する歌の練習に入りました。

敬老の皆さんも,子どもたちとふれ合ったり歌声を聴いたりするのを毎年楽しみにしていますので,気持ちを込めて発表できるといいですね。

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運動会の練習

昨日は3・4年だけでしたが,今日の1校時は全体での運動会練習でした。

まずはかけっこの練習でした。3・4年担任が,低学年なので「よーいドン。」の姿勢だけ説明してから1・2年生にスタートの練習をさせました。

3・4年生は,昨日の練習を活かして走っていました。

6年生は1人なので,走る相手がいませんでした。相手がいなければ走りにくいだろうなあと思い,長靴を履き替えようかどうしようかと迷っていたら,3・4年担任が,「1人だから先生が後ろから走ろう。」と言ってくれました。私が走らないですみ,心の中でほっとしました。

せっかくなので,どちらも本気で走れるように,「先生は5mほど後ろから走って,6年生とどちらが速いか競走してみたら。」と言ってみたことで,6年生VS3・4年担任のかけっこ競走が実現しました。

他の子どもたちに,「どっちが勝つと思う?」と聞くと,「先生。」と言う子どもが多かったです。

6年担任の気合いの入った「よーい。ドン。」で,2人ともスタート。半周くらいは最初と同じくらいの差でしたが,その後みるみる3・4年担任が差を縮めてきました。

ゴール!詰められた差を何とかそのままキープして6年生が勝利しました。

終わった後,下級生が6年生に「速かったね~。」と声をかけていました。

(写真は1・2年生と3・4年生女子のかけっこの様子です。6年生VS3・4年担任の写真は取り損ねました。すみません…)

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朝の委員会活動 ー総務・図書委員会-

朝の活動は,委員会の時間でした。

総務・図書委員会は,来週の火曜日に予定されている児童集会の役割分担をしていました。

本校の児童集会は,子どもたちが主になってレクリェーションを行います。

何をして遊ぶのか,ルールはどうするかを決め,それをみんなに説明するためにホワイトボードに書き,書いたことについて,誰が説明するのかを分担するのです。

集会前に大切にしたいことは「みんなが楽しい時間になるようにする」ことです。

そのためにどうすればよいか。みんなが分かっているレクリェーションであれば説明はできるだけ短くし,楽しむ時間を長くするなど,状況に応じた工夫が必要です。

協力し合い,今度の火曜日の児童集会が楽しい時間になるように考えていければいいですね。

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2025年9月 3日 (水)

1人だけど1人じゃないよ -リモート学習-

2校時,6年生は国語の小単元「一番大事なものは」の学習でした。

自分が大事にしているものを相手に伝えるということを中心にして,対話の練習をするという学習内容です。

6年生は1人なので,これまでは対話をするのも担任の先生と行うしかありませんでしたが,中津川小学校とリモートで一緒に学ぶことにより,このような単元においても,まるで同じ学級にいるように学習することができます。(昔はタイムラグがあったものですが,今はほとんどなく,話したことがすぐに伝わります。)

今回は,中津川小学校の男子がガイド役になり,一緒にめあてを読んだり,書いたものをお互いに発表し合い,感想を述べるなどしていました。

この学びがさらに進んでいくと,極小規模校の利点である個に応じた丁寧な学習はそのままに,これまで難しかった「友達と学び合い,磨き合うことによる深まりのある学び」もできるということになり,本校のような極小規模校においては,無限の可能性を秘めた取組になります。

3校時は算数ですが,今日は算数も同じような形で進めていかれるそうです。友達と語り合いながら楽しそうに学習している6年女子のいきいきとした姿が,この学びのよさを何より物語っていました。

進めてくださっている本校6年担任及び中津川小5・6年担任に感謝することです。

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2025年7月18日 (金)

1学期 終業式

1学期最後の日。75日間の締めくくりでした。今日もいつも通り7人全員が元気な顔で登校できました。

終業式の前に,鹿児島県図画作品展地区審査で入賞した5名の表彰をしました。特選の3名の絵は県審査に出品されます。今回,表彰を受けなかった2名の絵も,とてもよい絵でしたので,2学期以降にある別のコンクールに出品してみることを伝えました。

その後,終業式を行いました。2年男子が,1学期を振り返って3つのことを頑張った(あいさつ・一輪車・早起き)と話してくれました。最後の方で「1学期,持松小で過ごして毎日が楽しく,より持松小のことがすきになりました。」と言ってくれて,とても嬉しい気持ちになりました。

校長先生の話では,この1学期,7人全員がほぼ休みなく学校に来られたこと,しっかりと学習できたこと,一輪車を中心に体力も付けられたこと,図工の絵で表彰がたくさんあったこと,歌が上手になってきたこと,体験がいっぱいできたことなど,多くのいいところや頑張ったことを伝えました。(これらは学校だより7月号でも紹介しています。)

式終了後に,生徒指導の先生から事故や怪我にあわないように,また,生活習慣をしっかり整えるようになどの話がありました。養護の先生からは,な・つ・や・す・みという言葉を使って夏休みを健康に過ごすための合言葉を教えていただきました。

な…なかなかできない治療を今こそ   つ…つめたいものはほどほどに!   や…やりすぎない!ネット・ゲーム    す…すいぶん補給はこまめに!   み…みださない!生活リズム!

さあ!いよいよ44日間という長い夏休みが始まります。健康に気を付けて,家族と一緒に思い出いっぱいの楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。次に学校に出てくるのは,7月31日(木)午前9時からの親子教室でしょうか。全員が揃うのは8月1日(金)の出校日からもしれませんね。充実した夏休みを過ごし,エネルギー満タンで元気な顔を見せてくれることを楽しみにしています。

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プロフィール

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。