5・6年 Feed

2025年7月17日 (木)

1学期最後の給食

今日で1学期の給食も最後でした。

メニューは牛乳,あげチャーメン(皿うどん用のパリパリ麺です。),やさいあんかけ,りんごケーキでした。

様子を見に行くと,みんな黙々と食べていました。「今日は1学期最後の給食だったけど,おいしいかな。」と聞くと,口を揃えて「おいしい。」と言っていました。

ブログにアップするのに,おいしいだけではちょっと弱いなあと思い,「どれがどのようにおいしかったの?おいしいを使わないで表現して。」と改めて聞いてみると,なかなか口が開きません。おいしいものをおいしい以外で子どもが表現するのは難しいんだなと思いました。

そんな中,2年生は「とってもおいしい。麺に塩が付いているところが。それよりも一番おいしいのは牛乳。」と言っていました。3年男子は「食べやすくてやわらかくておいしい。」と言いました。やっぱり[おいしい]が付くのです。

これは3・4年担任の先生に見本を見せてもらわねば。無茶振りしてみました。子どもたちが期待して見つめる中,答えました。「皿うどんは,パリッとした食感の麺とあんが絶妙にからんでおいしい。」

見事に言葉の最後の最後に[おいしい]を入れてオチをつけてくれました。

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2025年7月16日 (水)

「わたあめ」が仲間入り

昼休み,生け垣を剪定していたところ,3年の男の子が,「校長先生,ちょっといいですか。」と言ってきました。「あぁ。森に行くのね。」と返事をしました。

その男の子は,昨日,家の倉庫に来ていたクワガタムシの雌を捕まえて学校に持ってきていて,私に「今いるクワガタムシたちと別々にした方がいいですか。それとも一緒に入れた方がいいですか。」と聞いてきていましたので,雄がいるから一緒に入れると卵を産むかもしれないよ。ただし人間と同じで相性があるから,絶対とはいえないけどね。」と伝えていました。

それを聞いた3年の男の子は,雄と雌を一緒に入れる決意をしたようです。今まで飼っていた飼育ケースの土の入替をするために,「土をかえたいけど,森に行っていいですか。」と聞いてきましたので,「大人がいないと行ってはだめだから,校長先生が一緒に行くよ。」と朝に答えていたのでした。

森には3年生男子の他に,1年生,2年生,4年生男子,6年生の5名で行きました。

行きすがらバナナトラップも見ていきましたが,お目当ての虫は来ていませんでした。

森に着いてから,土を替えるために,飼っていたクワガタムシを別のケースに出しました。すると,1匹いなくなっていました。「マシュマロ(最初に飼いだしたクワガタムシの名前です。)がいない。」と,みんなでケースの土をくまなく探しましたがいなくなっていました。「船長~。」と叫ぶ3年生の男の子。「何?船長って。」尋ねる私。「最初にこの飼育ケースに入ったから船長なの。」答える3年生の男の子。名前の他にニックネームまであったようです。

その後,いくら探してもいませんでした。死骸がありませんでしたので,どうやら脱走したようです。しばらくみんなで探しましたがあきらめて,みんなで新しい土や枯葉,枝などを入れて,クワガタムシの雌を仲間入りさせていました。新しく仲間入りしたクワガタムシの雌の名前は「わたあめ」だそうです。

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生活科 季節と遊ぼう

4校時,検食をしていましたら玄関から子どもと1・2年担任のにぎやかな声が聞こえてきました。

「わあ。きれい。」や「大きいのができたね~。」や「小さいのをたくさんつくるには,すばやく動かすといいよ。」などです。

職員室から外を見ると,1・2年生がシャボン玉遊びをしていました。担任に尋ねると,生活科の単元「季節と遊ぼう」で,夏空の元,楽しく外遊びさせたいと思い,準備してこられたとのこと。

いろいろなシャボン玉づくり機(?)を持ってきてくださっていらっしゃったので,子どもたちは大きさの異なるシャボン玉をたくさんつくって楽しんでいました。

途中,早めに学習が終わった6年生もやってきて,少し恥ずかしそうでしたが1・2年生と一緒に童心に返って楽しむ姿もありました。

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2025年7月15日 (火)

もちまつサミット開催

3校時はもちまつサミットでした。もちまつサミットとは全校児童で学校のことについて話し合う,いわゆる代表委員会のようなものです。(本校では代表ではなく全児童参加になりますが…)

今回の議題は,「持松大運動会のスローガンを決めよう」でした。司会は6年生,書記は3年生が務めました。子どもたちは,事前にスローガンにふさわしい言葉をいくつか考えていて,それを短冊に書いて黒板に貼っていましたので,まず自分のよいと思う言葉を一人ずつ紹介しました。

次にアピールタイムです。自分がよいと思う言葉のどういうところがよいと考えたのかを,みんなに伝えていきました。

それからそれぞれが,よいと思う言葉を3つ選んで多数決を採り,多かった言葉を採用していきました。

本当なら,決まった言葉を組み合わせて,スローガンをつくるところまで行うのですが,1年生を含めて児童全員が意欲的に発表していくので,時間がなく,そこまで行き着きませんでした。後は担当した児童が児童会の先生と言葉を繋ぎ,今年の運動会のスローガンが決まってくる予定です。

発表も多く,姿勢もよく(特に3年生以上は背筋が伸びてきれいでした。)とても素晴らしい話し合い活動ができました。出来上がるスローガンも楽しみです。

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バナナトラップの結果は…

昨日しかけておいたバナナトラップが「どうだったかな。」と気にしている子どもが朝から多かったです。バス停で待っていた中学生も,「どうでしたか。」と尋ねてきました。

私が朝5時過ぎに見に行った結果

   1・2・6年チーム  …蛾が1頭    …ストッキングの下の方に止まっていました。

   3・4年男子チーム  …ナナフシが1匹 …ストッキング近くを歩いていました。

   3・4年女子チーム  …残念ながら何もいませんでした。

子どもたちにそれを伝えると,「狙っていた虫じゃない~。」と言って嘆いていました。

教頭先生は,夜の10時に学校横のクヌギの木にかかっていた1・2・6年チームのトラップのみ見に行ってくださっていました。大きい蛾がたくさん集まっていたそうです。写真にも撮ってくださっていましたので,画像を載せておきます。

残念な結果でしたが,何事も挑戦です。このまま数日,様子を見ていくか,さらにパワーアップさせるか,また子どもたちと考えていきたいと思います。

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2025年7月14日 (月)

バナナトラップをしかけました

金曜日にバナナトラップをつくった際,しかけるのは今度の月曜日…と子どもたちに伝えていました。すると,昼休みが近付く頃,2年生が「バナナトラップをしかけるから楽しみだあ。」という声が聞こえました。

午前中は天気があまりよくなく,小雨も降っていましたので,今日は難しいかな(天気が悪いと虫も寄ってきませんので)と思っていましたが,次第に晴れてきたことと今週はずっと雨の予報でしたので,予定通り昼休みに準備してしかけることにしました。

事前にストッキングとプラスチックの皿を準備していましたので,どちらを使ってもいいことを伝えると,1・2・6年チームと3・4年男子チームはストッキングを,3・4年女子チームは皿を使うことにしました。

バナナトラップをつくっているビニル袋を破くと,発酵してすごいにおいがしました。そこからそれをストッキングや皿に入れて準備が整いました。

設置する場所もそれぞれのグループに決めさせました。3・4年男子チームは腐れた木に,1・2・6年チームは,給食車の前のクヌギの木にくくりつけました。3・4年女子チームはあれこれ迷っていましたが,森の入口の砂?のところに置きました。

今のところ何の気配もありませんが,明日の朝,虫が来ているのでしょうか。1匹も来ていないとがっかりしそうで心配ですが…。

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毎日みんなが給食当番

本校は,全児童7名の極小規模校です。給食が入っている食缶等も,全児童と担任の先生分は,1つずつにまとめて配送されます。

ですので,給食当番も毎日です。1年生から6年生まで,同じ1・2年教室でついだり配ったりしています。

でも,大変なようには見えません。みんな仲良く協力し合っているからです。

担任や養護の先生もいらっしゃいますが,ほぼ自分たちで進めています。

様子を見に行くと,1年生も誰の手も借りず,みんなの分の小食をしっかりとついでいました。

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2025年7月12日 (土)

仲良し体育はチャレンジかごしまに挑戦!

今日は土曜授業日でした。本校の土曜授業の日の朝活動は仲良し体育になっています。

仲良し体育では,1年間を通してチャレンジかごしまに挑戦しています。チャレンジかごしまとは,鹿児島県が,令和3年度から10年間の計画で,子どもの体力向上推進のための事業を展開する中で,仲間と協力しながら体力つくりに取り組めるように6つの種目を設定し,各小学校に実施を推奨している取組です。

本校は,その中の[一輪車でGO!]で,毎年上位入賞しています。昨年度は5・6年生が県1位,1・2・3年生が県2位でした。

さらに昨年度から[のばしてコロコロ](柔軟性を高める運動)にも挑戦するようにし,5・6年生と3年生が県1位,1・2年生が7位という成績も収めています。

今年はそこからさらに各学年1種目ずつ追加して,総合的な体力の向上に努めているところです。

最初はうまくできませんが毎回記録を取り,その記録を次の目標にすることで伸びが目に見えて分かります。今年度も楽しみながら,一人一人が体力の向上に努められるといいです。

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2025年7月11日 (金)

バナナトラップづくりに挑戦

本校の周りは樹木に覆われています。毎年夏になると,小さいノコギリクワガタやコクワガタが普通に2,3匹は見つかります。昨年は,私の住宅にもカブトムシの雌が飛んできました。以前の記事で紹介しましたが,今年もコクワガタとノコギリクワガタが見つかり,3・4年教室で飼育しています。

ひょっとしたら…と思い,昨日おいしくいただいたスイカの皮を,帰る前に森への入口あたりにおいてみましたが,残念ながら1匹の虫も来ていませんでした。

今年は,虫好きの子どもが多いことから,バナナトラップをしかけさせて虫を捕まえる楽しさを味わわせたいなと思っていましたので,これを利用して,昼休みに集まってもらい,「校長先生が,昨日虫を捕まえるためにみんなが食べたスイカの皮を山に置いてみたのだけれど,何も捕まえられなかったんだよ。バナナトラップをつくって,リベンジしてくれないかな。」と話してみましたら,7人ともやる気満々になりました。

1・2・6年の3人,3・4年の女子2人,3・4年の男子2人の3グループをつくり(これはこちらで決めました。)そのグループでバナナトラップづくりを始めました。熟したバナナを皮ごと輪切りにし,そこに焼酎と黒砂糖,さらに前日に私の話を聞いていた6年担任の先生が,使わない蜂蜜を持ってきてくださったので,その蜂蜜も入れて,ビニル袋でよく混ぜました。(それらの量は子どもたちに任せました。)

「2日ほど寝かすとよく発酵して,虫が寄ってきやすいようなので,実際に設置するのは,月曜日にしますよ。」と子どもたちに伝えました。

光が当たるところや森の入口あたりがよい,樹液には叶わないので樹液が出ている木の側は意外と虫が来ない等ヒントだけあげて,どこに設置するかはグループ毎に考えてもらっています。

果たしてみんなのつくったバナナトラップにカブトムシやクワガタムシが来てくれるのでしょうか。乞うご期待です。

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昨日のセミは…

子どもたちは,朝から昨日のセミを気にしていました。1日経って,飛び立ってくれていたらよかったのですが,今朝も昨日のところにいました。羽ものびていませんでした。

まだ生きてはいますが,1回羽化に失敗してしまったら成虫になるのは難しいのですね。

小さいアリが寄ってきていて「先生,小さい虫が来ています。」と教えてくれた子どももいました。みんなで抜け殻から落ちたところを検証もしていました。虫たちが生きることの厳しさを子どもたちは学んでくれるのでしょうか。

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プロフィール

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。