「いざという時のために」〜避難・駆け込み訓練を実施しました〜
今日は少し特別な一日。5月2日、私たちの学校では「不審者対応避難・駆け込み訓練」を行いまし
た。これは、もしも不審者が学校の近くに現れた時、子どもたちがどうやって身を守るか、どのよう
に行動するかを学ぶ大切な訓練です。
今回は「遊びに行く途中で、不審な人が近づいてきた」という設定で、学校に駆け込むところから訓
練がスタートしました。最初は何が始まるのか緊張していた子もいましたが、訓練が進むにつれて
「自分の命を守る」ことの大切さに、みんな真剣な表情に変わっていきました。
実際に駆け込んでくる場面では、
「とにかく全速力で走った!」
「心臓がドキドキしてたけど、先生の顔を見て安心した」
という声が聞こえてきました。子どもたちは本気で逃げ、本気で助けを求める経験をしました。
教室に戻ってからの振り返りでは、
「“助けて”って大きな声で言うのは恥ずかしいけど、大事なことだと思った」
「友だちと手をつないで逃げたら、ちょっと安心した」
など、子どもたちなりの気付きがたくさん生まれました。
また、「子ども110番の家」についても再確認しました。子どもたちは、自分の家の近くのどこが
“駆け込める場所”かを再確認し、「ここに行けばいいんだね!」と納得の表情を浮かべていました。
今回の訓練は、ただの「練習」ではなく、命を守るための大切な学びの時間でした。子どもたち
は、真剣な表情とともに、しっかりとその意味を受け止めていました。
明日からGWが始まります。保護者の皆様も、ぜひこの機会に「もしも」の時のお話をご家庭で
もしてみてはかがでしょうか。
これからも地域・学校・家庭が一緒になって子どもたちの安全を守っていきましょう。
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