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2025年9月24日 (水)

どうして英語の先生に -AEAの先生に聞いてみました-

今日はAEAの先生が来られて,外国語活動の支援を行ってくださる日でした。

ちなみに私は英語が苦手です。それには大した理由ではない理由が一応あるのですが,AEAの先生はどのようなことがきっかけで英語が好きになったのか,また,それを教えていただければ,今後の子どもたち,そして保護者の参考になるのではなないかと考え,思い切って聞いてみました。

すると,最初は英語がとびきりできたわけでも,すごく興味があったわけでもなかったそうです。

では,何がきっかけになったのか。それは,中学2年の時,担任の先生に,霧島市が事業として行っている中学生の短期ホームステイプログラムを勧めてもらったことだったと言われました。

その結果,3週間のホームステイをアメリカで過ごし,話せない自分を認識して,英語に目覚め,「話せるようになりたい。」と勉強し,県下でも当時はなかった国際科のある高校に進学したということも話してくださいました。

ここで1つの疑問が出てきました。なぜ当時の担任の先生は,英語がとびきりできたわけでもなく,そこまで英語に興味がなかった生徒にホームステイを勧めてくださったのか。

AEAの先生は,小学校から中学校までサッカーを習っていて,県選抜にも選ばれるくらいだったということを聞いていました。今の先生の様子からも,社交的で明るい性格であることが分かります。きっとそのようなところも見てくださっていて,「きっとこの子ならホームステイを前向きに捉え,自分の糧とできるはずだ。」と,総合的に判断されたのではないかと考えました。

その判断が,今の先生の職業として息づいていることは,とてもすばらしいことだと感じるとともに,その人の人となりをしっかりと見て,適性を考えてくださった先生との出会いがあったからこそ,この仕事に就かれているのだとも思いました。

どこでどんな人と,どんな出会いがあるかで人生は大きく変わります。特に教員は,AEAの先生の事例でも分かるように,子どものその後の人生に直結する職業です。

私たち教員は,子どもの特性を理解し,その子どものために何をしていくことが最適なのかを日々考え,そして実践していかなければならないのだということ,そして子どものために自己研鑽していくことがとても大切であるということを,AEAの先生と話をさせていただいたことで,改めて認識することでした。ちなみに,今年の冬は,ホームステイ時にお世話になったホストファミリーが来日されるので,ご家族で会いに行かれるとのこと。子どもさんにもとてもよい影響をもたらしてくれることでしょう。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。