1・2年生の算数科の授業の様子です!
今日は、1・2年生の教室で算数科の学習を参観しました。少人数ならではの落ち着いた雰囲気の中で、一人一人が自分のペースで学びに向かっていました。
2年生の算数の時間では、「8×6」のかけ算の意味を考える学習でした。黒板にはブロックの図や式が整理され、児童はそれを見ながら「8が6こある」「6が8こある」と言葉で説明し、繰り返しのたし算との関係を確かめていました。
教師は、児童の考えを丁寧に受け止めながら、「同じ数をくり返したすとは、どういうことかな」と問い返し、思考を深める支援をしていました。児童が自分の考えを自信をもって発表できるよう促す姿勢に、温かさと専門性が感じられました。
1年生の算数科では、「かたちあそび」の学習が行われていました。児童は、身の回りから集めた箱をたくさん使って、自由に積み上げたり、組み合わせたりしながら活動していました。倒れてもあきらめず、どの形が安定するかを考えながら、何度も挑戦する姿が見られました。
積み上げた作品が高くなると、自然と笑顔がこぼれ、学びの楽しさを全身で感じているようでした。教師は、児童の気付きや発見を優しく言葉にして広げ、活動の中で「形の特徴」に自然と気付かせていました。体験を通して考え、感じ、学ぶ姿が印象的で、主体的・対話的な学びの姿がそこにありました。
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