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2025年10月14日 (火)

第79回持松小・校区合同大運動会 〜地域とともに、子どもたちの笑顔と成長が輝いた一日〜 その⑤

 閉会式では、PTA会長さんから「最後まで本当によく頑張りました。一人一人が輝いていました。」という温かい言葉が贈られました。2年生の児童が指揮を務めた校歌斉唱では、小さな体で大きく腕を振る姿が印象的で、会場全体から拍手がわき起こりました。そしていよいよ結果発表です。どちらも大変よく頑張りましたが、今年は白組の優勝でした。優勝旗を受け取った白組団長の男の子は、満足そうな笑顔で旗を高く掲げていました。

 また、参加賞授与の場面では、1年生の女の子がにこにこ笑顔で参加賞を受け取り、「ありがとうございました!」と元気にお礼を言うことができました。春のころは恥ずかしそうにしていた姿から見違えるように成長し、はっきりとした声と笑顔で感謝の言葉を伝える様子に、見守る先生方も思わず目を細めていました。子どもたちの成長を実感する心温まる瞬間でした。

 閉会式後には、赤白両団長がみんなの前で、練習から本番を通しての思いや感想を発表しました。「最初はうまくいかないこともあったことだと思いますが、みんなで力を合わせて頑張れた。」「応援してくれる声が本当にうれしかった。」と語る姿に、仲間とともに努力してきた日々の重みが感じられました。先生方や地域の方々も、その姿に目を細め、温かい拍手を送りました。

 今回の運動会を通して、子どもたちは本当に大きく成長しました。練習の中では、うまくいかずに悔し涙を流したくなることもあったでしょうが、仲間と声をかけ合い、工夫し、励まし合いながら少しずつできることを増やしてきました。最後まであきらめずに挑戦し続ける力、仲間を思いやる心、自分の考えを伝える力——そのすべてがこの運動会の中で確かに育ちました。子どもたちは、自分の力で課題を乗り越える喜びを知り、「できた」「やれた」という自信を手に入れました。その姿こそ、持松小学校の教育がめざす「主体的に考え、仲間とともに学ぶ子ども」の理想そのものです。

 「最後まであきらめない みんなの気持ちを一つに」というスローガンのもと、子どもたちは全員で力を合わせて走り抜きました。地域・保護者・大学生・職員が一体となって支えたこの運動会は、まさに「子どもファースト」の精神が形になった日でした。そして、子どもたちとともに全力で挑んだ職員の姿からも、持松小職員の団結力と温かいチームワークが伝わったのではないでしょうか。持松小学校はこれからも地域とともに歩みながら、子どもたちが笑顔で学び、心豊かに成長できる学校づくりを進めていきます。本校の運動会に関わって下さった皆様に、心からお礼申しあげます。ありがとうございました。

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。