次は学習発表会,市音楽のつどい
4校時,職員室で検食を取っていると,天井から「ドンドン。」と,足を踏みならす音が聞こえました。今年も始まったようです。早速,音楽室に行ってみると,「臼崎のトッコ石」の練習が始まっていました。
「臼崎のトッコ石」は,2009年(平成21年)から本校に脈々と続いている創作オペレッタです。演じるようになったきっかけは,本校で開かれたソプラノ歌手のミニコンサートだったそうです。
コンサートを聴いて「あんな風に歌いたい。」と願う子どもたちの希望を叶えたいと,学校側が,みやまコンセール(霧島国際音楽ホール)に相談したところ,当時,ホールに勤めていた鹿児島オペラ協会員の瀬戸口浩さんが,持松に伝わる民話を活かして歌劇を創作してくださったと,当時の新聞に書いてありました。
持松に伝わる民話とは,持松地区の臼崎にある大きなトッコ石(トッコというのはふくろうという意味があり,石がふくろうのような形をしているのでトッコ石と名付けられたようです。)にまつわる話です。霧島山と桜島が,どちらが力持ちかでけんかをし,大きな石を投げ合って村人に迷惑をかけた。その投げ合った石の一つがトッコ石だったというものです。
本ブログの最初にある「ドンドン。」という足を踏みならす音は,霧島山と桜島がけんかをしている時の様子を子どもたちが表現する中で出てきます。
運動会では,全児童7名の内5名が初めての一輪車演技でしたが,このオペレッタも本校の学習発表会で16年間披露し続けている中,5名が初めての挑戦になり,また,今年は3年に1回の霧島市音楽のつどいにもこのオペレッタで出場します。
初めてのことが多いですが,一輪車演技も見事にやり遂げた子どもたちですので,今回もしっかり頑張ってくれるものと期待しています。なお,学習発表会は,11月7日(金)午後2時5分~午後3時5分 本校体育館で実施します。
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