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2025年9月

2025年9月16日 (火)

敬老の日 おめでとうございます -持松2区敬老会-

9月15日(月)は敬老の日の祝日でした。

この日,小学校のある持松2区では,敬老の日を祝う催しを行っています。

今年も,児童が呼ばれて,これまで持松を支えてくださってきた方々に,お祝いの気持ちを込めて出し物を行いました。

以前のブログでも紹介しましたが,今年は音楽担当の6年担任が主となって練習を付けてくださいました。また,昨年度まで在籍していた中学生や中津川小に転出した2年生,4年生,そして保育園や幼稚園のお友達も参加してくれました。

最初は,「友達になるために」を手話を交えて,次に「一緒に歌いましょう。」の言葉とともに「ふるさと」を歌いました。

自己紹介の後,恒例の肩もみタイム。初めて敬老会に参加する子どもも多かったので,やや緊張した様子がありましたが,お話をしたりしながらふれ合うことができました。

休みの日にも関わらず,子どもたちが揃って参加してくれたので,皆さん,とても喜んでくださっていました。付き添いできてくださった保護者の方々もありがとうございました。

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いぜん

先輩もがんばっていましたよ -中学校体育大会-

9月14日(日)牧園中学校の体育大会が行われました。

早朝は雨が降り,延期の心配もしましたが,始まる頃には日が照り返す時もあるほどでした。

中学校に車で入ると,見慣れたかわいい男の子が,車の案内をしてくれていました。

会場に行くとプログラムを渡されましたので見てみると,持松小の卒業生が5人も応援団に入っていて,驚くとともに頼もしく思うことでした。

開会式から応援団のエール交換,短距離走まで参観させてもらいました。

3月まで本校に在籍していた中学1年生は,4人ともその走りをしっかり見ることができましたが,中学2年の男の子は,背丈も伸び,すぐには分からず,写真には撮れませんでした。

でもみんな一生懸命頑張っていて,とてもすばらしかったです。次は私たちの番ですね。

ところで,今朝,校門前に木の葉がたくさん落ちていましたので,ブロワーで集めていたところ,

おとといが体育大会でしたので今日は振替休日の中学1年の女の子が,ゴミ出しに出てきました。

休みの日も規則正しい生活ができていて,しかも朝からお手伝いもしていて,感心だなあと思うことでした。

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2025年9月13日 (土)

本好きな子どもは情操も育つ,学力も付く

11日木曜日,本校に月に一度の巡回図書がやってきました。

巡回図書とは,霧島市立図書館が運営している移動図書館で,現在,「しろやま号」「はやとすずかけ号」の2台が運行し,図書館が少し遠い小学校やこども園,児童クラブ,公民館,団地等を回って本とふれ合う機会を増やしてくださっています。(本校には「しろやま号」が来校)

本校の児童も,毎月楽しみにしていて,この日も2校時休み時間には,全児童が思い思いに好きな本や興味を持った本を借りていきました。

ところで,本校で一番本を借りている本好きは誰で,何冊くらい借りているのだろうと思い,司書の先生に調べてもらいました。

すると…1位は4年生の女の子で,193冊借りていました。4月に今年度がスタートして159日目なので,図書室の本だけでも1日1冊以上は読んでいることになり,驚異的です。(ちなみに本校の4年生の年間目標冊数は100冊です。)

この女の子は,学校図書館では飽き足らず,牧園総合支所内にある牧園図書室にも連れて行ってもらっていて(土日祝は閉館ですが,平日は午後7時まで開館),図書室の係の方とも顔なじみになっているほどです。

本が好きだと,読みながらいろいろなストーリーを体験できます。いろいろな人物の気持ちになって考えることができるようになります。語彙が身に付き,表現豊かになります。極端な話ですが,勉強しなくても本を読むことで自然と国語力を身に付けることができます。

1学期終わりに,私の方で自作の漢字テストをやっているのですが,習っていない漢字をいくつか出してしまいました。「習っていない漢字はやらなくてもいいですよ。」と言っていたのですが,この女の子はそのすべての漢字も書いていて,正解していました。「食事は体の栄養,読書は脳の栄養」という言葉もあるほどですが,その通りだなと実感することでした。

日中はまだまだ暑いですが,少しずつ秋の訪れを感じるようになってきました。秋が深まるとともに夜も少しずつ長くなっていきます。子どものうちに,読み聞かせをしてあげたり読書時間を確保したりして,本と親しみをもたせられるようにできるといいですね。

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南日本新聞に掲載されました  ー3年生の保護者の声「ひろば」欄-

今朝の南日本新聞ひろば欄に,特認校制度で今年度から本校に通学している3年生の保護者の投稿が掲載されました。

この文章は,実は特認校制度を周知するポスターに,実際に特認校に通わせている保護者の立場で書いてもらえないかと,学校から依頼して書いていただいた文章です。

それがとても素晴らしい内容でしたので,教頭先生の方から許可を取っていただき,南日本新聞に投稿させていただきました。

1学期を経て成長している子どもさんに対しての思いや今度の運動会で,憧れである一輪車演技を披露することへの嬉しさが書かれていて,読みながらとてもありがたい気持ちになることでした。

また,来年度はさらなる児童数減が予想される本校にとって,特認校をアピールするよい機会にもなり,地域の方々にとっても,元気を出していただける掲載になりました。

これを励みとして,子どもにとって楽しくよりよい学校であり,一人ひとりを伸ばせる学校であり続けられるように,今後も学校経営を進めて参ります。ありがとうございました。

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2025年9月12日 (金)

スタップラーを覚える方法 ー3・4年外国語活動-

今日はAEAの先生が来校しての外国語活動の日でした。

1・2校時は市教委の先生がいらっしゃいましたので,3校時の3・4年のみ授業参観に行きました。

「文房具やさんごっこをしよう」という題材で,今日は文房具の単語を英語で覚える時間でした。

ペン(pen)や鉛筆(pencil),消しゴム(eraser)といった割と日常で使っているような物もあれば,鉛筆削り(pencilsharpeners),グルーガンを使って付ける接着剤(gluestick)など,難しいものもありました。

3年の男の子は,ホッチキスの英単語を覚えるのに苦戦していました。ホッチキスというと,その言葉自体が英語のように思いますが,日本にホッチキスが初めて輸入されたとき,本体に大きく会社名(HOTCHKISS)が書かれていたことから,日本ではホッチキスというようになったのであって,ホッチキスではない別な言葉が正しい単語です。

皆さんは分かりますか?正解はstapler(スタップラー)です。使い慣れていないと難しいですよね。3年生の男の子のために覚え方を考えてみました。

①ホッチキスは,最後が「ス」で終わっていること。正解のスタップラーの最初も「ス」で始まっていること。

②雰囲気的にポケモンにいそうな名称だということ。(キングラー,サワムラー,ナックラー,トドクラーなど)

①と②を合わせて考えていくと,まずホッチキスという言葉から,正しい名称が「ス」で始まることが分かります。そしてポケモンの名前っぽい雰囲気ということで,ス○○○ラーまで出てくると,何とか「スタップラー」まで辿り着けるのでは…。

来週,AEAの先生が来校されるのは,次の水曜日になります。今度はALTの先生もいらっしゃって,文房具やさんごっこをするそうです。

しっかりと単語を覚えて,来週も楽しく英語学習ができるといいですね。

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保護者の読み聞かせ ー豊かな心を育てようー

朝の時間は,保護者による読み聞かせでした。

1年生のお母さんが来校し,子どもたちに読み聞かせをしてくださいました。

1冊目は,くすのきしげのりさん作 ふるしょうようこさん絵の「ええところ」という絵本でした。

自分にいいところがないと思っているあいちゃんでしたが,友達によいところを見つけてもらって… というお話です。最後の方で,じわんと心に響きました。

2冊目は,後藤竜二さん作 武田美保さん絵の「おかあさん,げんきですか。」という絵本でした。母の日ということで,学校でお母さんに手紙を書くことになった主人公。表向きのお礼のような書き方は照れくさいので,思い切っていいたいことを書くというお話でした。母親への思いを子どもらしい素直な表現で書かれていて,とても好感がもてるお話でした。

聞いていて,本校の誰かさんがこんなこと思っていそうだなあなんて想像して聞くことでした。

子どもたちからは「私も友達のいいところを見つけていきたいと思いました。」「物を大事にしていきたいと思いました。」などの感想がありました。

1年生の保護者が「おかあさん,げんきですか。」の本を出されて読み聞かせをしようとした時に,3年生の女の子と4年生の女の子が,目と目を合わせて頷いていましたので,読み聞かせが終わってから,2人に何かあったのか聞いてみたら,直近で読んだ本が読み聞かせで読まれることが嬉しかったので…とのことでした。日頃から本をよく読んでいるからこそです。

私は恥ずかしながら2冊とも初めて聞く話でした。本は心の栄養ともいい,心を豊かにしてくれます。子どもたちには,これからもたくさんのよい本と出会ってほしいと思います。

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2025年9月11日 (木)

中津川小とのリモート交流 -1・2年生-

1校時,1・2年担任に「来てください。」と呼ばれましたので,行ってみると,リモートで中津川小の1・2年生と交流を始めたところでした。

6年生では取組が進んでいますが,1・2年生においては,これまでにも進めようとはしていたのですが,なかなかうまく繋がらず,今日が初めてのリモート交流でした。

タブレットで接続し,それをモニターに大きく映して相手の顔が見やすいように工夫されていました。

最初はお互いに自己紹介をして,その後,しりとりをしました。

自己紹介の時には好きなものを伝えることになっていたのですが,2年生の男の子は,「ぼくのすきな虫はカマキリです。」と大きな声で言っていたので,昨日の影響が残ってるのかなあと思いました。

マイクロソフトのTeamsを使ったのですが,映像がコマ送りのようになったり音声が聞こえずらかったりしましたので,改善の余地ありですが,まずは試してみることが大切です。

この交流を基に,まずはお互いを知り,そして学びを深める学習に取り組んでいけるとよいです。

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2025年9月10日 (水)

今日はちゃんと図工の時間でした -1・2年生-

2・3校時,昨日の続きで,1・2年の図工の授業に入りました。

昨日は,生活科のような図工でしたが,下書きが完成していましたので,今日は着色を行いました。

まず,強調したいところや細かいところなどに,クレヨンで色を付けました。

1年生はおもむろに黄色いクレヨンを取って,お日様に着色していましたので,「お日様,黄色なんだ。」と聞くと,「私が見たとき,黄色だったよ。」と言いました。

2年生は,茶色いトゲナナフシなのに,いろんな色を付け始めました。「ナナフシって茶色だったのに,どうしていろいろな色を使ったの?」と聞くと,「ぼくのナナフシを目立たせたかったからいろんな色でぬったんだよ。」とのことでした。

1年生,2年生ともにその子なりの感性だなあと思うことでした。

クレヨンで着色した後,絵の具で色を付けていきました。

2年生の男の子は,「ぼくの絵,入賞するかなあ。」と言っていました。8月末,鹿児島県図画作品展で,4年生のお兄ちゃんが楯をもらっていたのがうらやましかったようでした。

「いい絵だと思うけど,ナナフシをいろんな色でかいたところがどう見てもらえるかだね。」と答えました。

1年生の女の子は,前に使った着色の仕方を覚えていたようで,点や線をていねいに使って表現していました。

3時間目が終わっても,2人とも丁寧すぎて最後まで終わらず,結局5校時に補教を予定していた教頭先生にお願いして,5時間目まで時間をかけてようやく仕上げることができました。

今日は,昨日と違ってちゃんと図工の時間でした。

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上手になったね -朝の一輪車練習-

朝から雨になりました。土砂降りのように降ったかと思うとぴたっと止んだりします。

今年はこんな天気が多いような気がします。

それでも子どもたちは早い時間から登校し,雨の日は一輪車を拭いて,体育館で一輪車の練習を行います。

見ていると,みんな上手になっています。

7人の内,2人(6年女子と3年男子)が1年生から持松小に在籍し,それ以外の子どもは特認生や転入生,新入生で,一輪車をずっとやっていたわけではなく,また持松の運動会で一輪車演技を披露するのも初めてになります。

それなのに,4月からのこの6ヶ月で,アイドリングやジグザグ走行,大車輪(みんなで手をつなぎ,ぐるぐる回転する演技)ができるようになっていて,これまでの子どもたちの努力が見て取れます。

特に3年生の女の子は,片足ですいすい進んでいて驚きます。

1年生は,転ぶことも多いですが,「体育館を一周してみて。」と言ったところ,見事に一周することができました。

昨日は自宅の庭で,お母さんが付いて練習させている姿も見ることでした。

ただ,みんな上手になったとは言え,本番は体育館とは異なり,運動場のやや凹凸のあるフィールドで行います。またたくさんの観衆の前で演技するので,緊張します。

失敗はその後の糧となりますので,それはそれでよいのですが,それまでの過程において全力を尽くすことはとても大切なことですし,そうであるからこそ成功したときに大きな喜びが,失敗したときに,「今度こそ。」と思う気持ちに繋がります。

10月12日の運動会当日まであと約1ヶ月。1人ひとりが満足のいく演技ができるように頑張ってほしいと思います。

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2025年9月 9日 (火)

敬老の日に心を込めた歌声を

4校時,体育館から歌声が聞こえてきました。

時間割を見ると全児童での音楽でした。

暑いのに,体育館で音楽をするということは…と思い,行ってみると思った通り,持松2区の敬老の日のお祝いに歌う歌の練習をしていました。昨年までは教頭先生が練習をさせてくださっていましたが,今年は音楽指導が堪能な6年担任が,進んで取り組んでくれています。

一定の音程で「こんにちは。」と言い,口の開け方や発声に気を付けたり,遠くから離れて歌ったり,ペアをかえて2人で言ってみたりして,一人ひとり喉の調子を整えてから,披露する歌の練習に入りました。

敬老の皆さんも,子どもたちとふれ合ったり歌声を聴いたりするのを毎年楽しみにしていますので,気持ちを込めて発表できるといいですね。

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プロフィール

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。