2025年9月26日 (金)

熱中症を予防しよう ~9月のすくすくタイム~

朝の時間はすくすくタイムでした。

すくすくタイムとは,保健室の先生が,子どもたちに保健や給食など,健康や安全に関わることを教えてくださる時間で,月に一度計画されています。

今回,子どもたちに教えてくださったのは,「熱中症を予防しよう」でした。

熱中症を予防するには,水分補給が大切だと言われていますが,なぜなのかというところがスタートでした。まず,子どもの場合,体重の約70%が水分だということを理解します。

その後,汗のやくわりについて,体には,汗をかくことで熱を逃がし,体温が上がりすぎることを防いでいるということを動画で学びました。

その汗について3つのクイズが出されました。

1 寝ている間に汗をどのくらいかくのか。

2 お風呂に入るとどれくらい汗をかくのか。

3 1時間思い切り遊ぶとどれくらい汗をかくのか。

どれも同じ三択で,ア ペットボトル半分 イ ペットボトル1本分 ウ ペットボトル3本分

となっています。

正解は,寝ている間がペットボトル半分,お風呂だとペットボトル1本分,1時間思い切り遊ぶがペットボトル3本分 でした。

このように順番に並べると簡単そうですが,実際は,子どもたちもクイズが3問も出るとは思っていませんので,3問ともペットボトル3本と答えた子どももいました。

ちなみに,寝ている間にペットボトル半分の水分をなくした状態で朝ご飯を食べずにいると,体の水分が足りなくなって,日中,具合が悪くなる可能性もあるそうです。

また,お風呂に入るなどして,ペットボトル1本分の水分がなくなると,体がきつかったりフラフラしたりする症状が出てくることもあるそうです。これが「熱中症」と言われる症状です。

となると,1時間思い切り遊んで汗をかくと…症状が進んで,気持ち悪くなったり頭が痛くなったりするそうです。そして,その2倍のペットボトル6本分の水分が体からなくなると,倒れてしまい,救急車で病院に行かないといけないことになります。

人が「のどがかわいた」と思うときは,すでにペットボトル2本分の水分がなくなっている状態の場合が多いそうですが,飲んだ水が体に吸収されるまでに20分かかるので,のどがかわいてから飲んでも間に合わない。ですからのどがかわいたと思う前に,水分補給がとても大事だというお話でした。

スライドで順を追って説明してくださったので,子どもたちにとって,とても分かりやすかったです。これから毎日のように運動会の練習があります。すくすくタイムの学びを大切にして,しっかりと水分補給しながら,元気に練習できるようにしていきましょう。

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運動会へGO!GO!GO!

朝から元気のよい歌声が聞こえてきます。曲目はゴーゴーゴーです。

運動会まで約2週間になりました。

本校の運動会には,霧島市の他の小学校から希望児童が参加します。今年度は22名と一緒に運動会を楽しみます。

歌でも一緒に盛り上がるように,まずは持松っ子から元気に歌えるようになっておかないと。

ということで,1・2年教室をのぞいてみると…担任の先生が一番気合いが入っているようでした。

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2025年9月25日 (木)

梅干しができました

6月の半ば,学校の裏にある梅の木で梅ちぎりをしました。

今年は表年だったのか,昨年に比べてかなり実りがよく,たくさん取れましたので1・2年担任が梅ジュースをつくり,6月の水泳の後などに子どもたちに振る舞われました。

その際,梅干しもつくってくださっていたようで,今日の4校時は,子どもたちにできた梅干しを10個ずつ選ばせて,各家庭に持ち帰らせるようにしていました。

見ると,赤色によく染まってとてもおいしそうです。しその葉も入れてくださっていました。

給食のご飯の量を調べるときに使う料理用のはかりも登場し,できた持ち帰り用梅干しの重さを量って比べている子どももいました。みんな同じ10個なのですが,梅干しの大きさが違ったのか,しそを多く入れたのか分かりませんが,大体180g~220gくらいで,40gほど差がありました。

少しかじってみた子どももいたらしいのですが,あまりのすっぱさに涙を見せていたそうです。

子どもによっては,カリカリ梅とか蜂蜜入りの甘い梅干ししか食べたことがないのかもしれません。

「校長先生にもあるかな~。」と言っていましたら,後で1年生が「私が選んだ梅干しです。」と言って,職員室に持ってきてくれました。とっても嬉しいです!白ご飯によく合いそうですね。早速,今日の晩ご飯にいただきます。

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2025年9月24日 (水)

どうして英語の先生に -AEAの先生に聞いてみました-

今日はAEAの先生が来られて,外国語活動の支援を行ってくださる日でした。

ちなみに私は英語が苦手です。それには大した理由ではない理由が一応あるのですが,AEAの先生はどのようなことがきっかけで英語が好きになったのか,また,それを教えていただければ,今後の子どもたち,そして保護者の参考になるのではなないかと考え,思い切って聞いてみました。

すると,最初は英語がとびきりできたわけでも,すごく興味があったわけでもなかったそうです。

では,何がきっかけになったのか。それは,中学2年の時,担任の先生に,霧島市が事業として行っている中学生の短期ホームステイプログラムを勧めてもらったことだったと言われました。

その結果,3週間のホームステイをアメリカで過ごし,話せない自分を認識して,英語に目覚め,「話せるようになりたい。」と勉強し,県下でも当時はなかった国際科のある高校に進学したということも話してくださいました。

ここで1つの疑問が出てきました。なぜ当時の担任の先生は,英語がとびきりできたわけでもなく,そこまで英語に興味がなかった生徒にホームステイを勧めてくださったのか。

AEAの先生は,小学校から中学校までサッカーを習っていて,県選抜にも選ばれるくらいだったということを聞いていました。今の先生の様子からも,社交的で明るい性格であることが分かります。きっとそのようなところも見てくださっていて,「きっとこの子ならホームステイを前向きに捉え,自分の糧とできるはずだ。」と,総合的に判断されたのではないかと考えました。

その判断が,今の先生の職業として息づいていることは,とてもすばらしいことだと感じるとともに,その人の人となりをしっかりと見て,適性を考えてくださった先生との出会いがあったからこそ,この仕事に就かれているのだとも思いました。

どこでどんな人と,どんな出会いがあるかで人生は大きく変わります。特に教員は,AEAの先生の事例でも分かるように,子どものその後の人生に直結する職業です。

私たち教員は,子どもの特性を理解し,その子どものために何をしていくことが最適なのかを日々考え,そして実践していかなければならないのだということ,そして子どものために自己研鑽していくことがとても大切であるということを,AEAの先生と話をさせていただいたことで,改めて認識することでした。ちなみに,今年の冬は,ホームステイ時にお世話になったホストファミリーが来日されるので,ご家族で会いに行かれるとのこと。子どもさんにもとてもよい影響をもたらしてくれることでしょう。

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どの先生の絵か分かりましたか ー正解発表-

おとといのブログの記事で,図工の研修の様子と先生方が着色した絵を掲載していました。

子どもたちもブログを見ているようで,2校時後の休み時間に,6年生の女の子が「答え合わせをお願いします。」と言ってきました。すると,興味を持った3年生の女の子と4年生の女の子もやってきました。

そこで,研修の後,理科室にそのままにしていた5枚の絵を前にして,「どの先生が着色したか,当ててごらん。」と言ってみました。

子どもたちは,うきうきしながら,「この着色は…。この細かさは…。」と言って考えていきました。

まず,正解したのは3・4年担任の絵でした。どうして分かったのか聞くと,先に3・4年担任が「チョンチョンアートだよ。」とヒントを伝えていたからだそうです。なるほど。

ここで,2校時休み時間が終了し,続きは昼休みに考えることになりました。すると,男の子たちもやってきました。

次は,教頭先生の絵を当てることにしました。少し迷っていて意見が分かれていましたので,教頭先生の娘さん(4年生の女の子)に,「お父さんの絵はどれかあなたが選んでみて。」と言ってみたところ,さすがでした。見事正解。理由は,お父さんは几帳面だからだそうです。

3番目に保健の先生の絵に挑戦しました。3年生の男の子「保健の先生は,バイ菌に敏感だから,衛生的に青色系のこの絵じゃないかな。」4年生の男の子「ぼくに借りた絵の具セットがこの絵の上にあるからこれだと思います。」推理のようになってきましたが,これまた正解です。

後は,どちらかが1・2年担任の絵か6年担任の絵かになります。どちらも校舎まで着色されていますが,決定的な違いは,校舎が一方は黄色っぽく,もう一方はうすだいだいっぽく着色されています。これは意見が分かれました。3年生の男の子が,「これが○○先生っぽいよ。」と一方の絵を指さして1・2年担任の絵であると主張しました。「じゃあ,多数決を取ってみようか。」と6年生の女の子が言い,多数決の結果で選び,見事全問正解しました。一方の絵は,3年生の男の子が1・2年生時の担任で,2年間一緒だったことから,何となく感じるところがあったのでしょう。

絵は,その人となりが表れる(例え着色だけであっても)ということを,子どもたちも楽しみながら学んでくれたかもしれません。

ちなみに9/22のブログ写真で正解を伝えますと

左上:教頭先生 右上:保健の先生 左中:1・2年担任 右中:6年担任 下:3・4年担任 でした。

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2025年9月23日 (火)

ようこそ先輩 ~古希の集まりで来校~

本校卒業生で,今年古希を迎える先輩方6名が来校されました。

昭和37年に入学され,卒業していかれた方々です。

昨晩,古希のお祝いが国分市内であり,16名が集まって当時の思い出話に花を咲かせたそうで,その中の精鋭の6名が学校まで足を伸ばしてくださいました。

1年生の頃は,40名ほどが在籍していたことや,3,4年生の頃に今の校舎ができたことなど教えていただきました。

教頭先生の案内で,校舎や校庭を回られましたが,とても懐かしそうにしていらっしゃいました。

回られながら,ここでは書けない当時の話もしてくださったそうで,教頭先生が「お話がとても楽しかったです。」と言っていました。

3・4年教室に入られた時は,校歌が掲示されていることに気付かれて,皆さんで声を合わせて歌われたそうです。

校舎入口に,大谷翔平選手から各学校にいただいたグローブを置いているのですが,「これがあのグローブ!」と左手にはめたり,運動場では,運動会での入場行進を思い出されて,やってみせてくださったりした方もいらっしゃいました。

校長室では,「子どもたちのために使ってください。」と寄付までいただきました。ありがたい申出に,感謝していただくことでした。(私服で失礼しました。)

本校の学校だよりやブログ等も見てくださっているとのこと。いつまでも母校を大事に思ってくださっている気持ちが,伝わってきました。ありがとうございました。

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2025年9月22日 (月)

図工の研修を行いました

月曜日は校内研修の日です。

職員が,放課後の時間に授業研究をしたりそれぞれの教育活動の学びを深めたりします。

今日は,図画工作科の絵画研修を行いました。

低・中・高学年ごとに,それぞれの発達段階に応じた絵画における特性や題材,指導の仕方等を学んでもらいました。

後半は,今年度の県知事賞の6年児童の下書きに着色の実技をしました。もちろんこの絵をかいた児童には了解済です。

着色の時間は40分しかなく,十分取れなかったので一部分のみの着色でしたが,それぞれの先生方の個性が表れていました。5人の先生方が着色された絵は,下の写真の通りです。

6年児童をはじめ,子どもたちは,どの先生がどの絵を着色したかか分かるでしょうか。

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校門礼の実践

今朝は休み明けでしたが,午前7時20分前には5人が登校していました。

いつもこの時刻は6年生の女の子と中学生にお姉ちゃんがいる3年生の男の子,そして4年生の女の子の3人なのですが,(その3人は中学生が乗っていくバスにいつも手を振っています。)今日はそこに3年生と1年生の女の子が加わっていました。

休みに十分休養を取ったのでしょうか。それとも学校を楽しみにしてくれているからなのでしょうか。どちらにしても嬉しいことです。

そして,今日は5人揃って校門までの坂道を登ってきて,校門前で一礼しました。

その後,登校してきた2年と4年の男の子も私とあいさつした後,気持ちのよい校門礼をしていました。

昨年度の6年生が中心となって,児童会で話し合い,学校に対しての感謝の気持ちを行き帰りに校門礼をすることで表そうと決めてくれましたが,今年度の子どもたちもみんなが実践してくれています。

素敵な子どもたちです。きっと学校も喜んでくれていることでしょう。

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2025年9月19日 (金)

給食準備の様子

本校では児童数が少ないことから,全児童で一緒に給食の準備をしています。

いわば,毎日が給食当番です。

時間になり,子どもたちは今日も2列に並んでやってきました。「ご飯お願いします。」「温食お願いします。」と言って食缶等を受け取ります。1年生が通院で早退しましたので,1年生担当の牛乳は,1・2年担任が持っていってくださいました。

配膳も1・2年教室で,みんなで行います。本校には「ご飯の量のめやす」という表があり,その表を基にして,ご飯をつぐ度にキッチンはかりにのせて,その学年に合った量を食べるようにしています。今日は1年生がいませんでしたので,少し調整が必要でした。

もう以前からこの方法をとっているようで,最初は驚きましたが,子どもたちもつぐことで大体の量が分かるようになり,大人になっても役立ちそうです。

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2025年9月18日 (木)

言っちゃだめだよ!

昼休み,子どもたちは何をしているのか,久し振りに様子を見に行きました。

1・2年教室には1年生。給食を食べ終わるのが遅かったようで,食事が終わって片付けをしているところでした。

後の子どもたちは…6人とも3・4年教室にいました。

後ろの方では2年生の男の子と3年生の女の子,4年生の女の子の3人で遊んでいました。前では,3年生の男の子が絵をかいていて,それを4年生の男の子と6年生の女の子が囲むようにして見ていました。

そこに図書の先生がいらっしゃって,3年生の男の子に「図書室の貸し出し当番があるんじゃない?」と聞かれました。男の子は,「この絵は,明後日が○○○○○の○○○○○○だから,○○○○○の好きな○○を書いてプレゼントするためにかかなきゃいけないんだ。」と言いました。

それを聞いた図書の先生は「そうなんだね。では借りに行く人がいたらやってあげてね。」とやさしく言われました。

そのやり取りを聞いていた4年生の男の子と6年生の女の子は,おもむろにそこにあった色鉛筆を取って,手伝いはじめました。その姿を見て,「県図画作品展県知事賞の~さんと市長会会長賞の~くんが,南日本ジュニア展で昴賞・優秀賞受賞の~くんの絵を手伝うというものすごい場面だねー。」と思わず言ってしまいました。

それはさておき,3年生の男の子もやさしければ,図書の先生の配慮もすばらしい。そして,それを聞いて手伝いはじめた4年生の男の子と6年生の女の子もまたやさしい。

素敵な場面にでくわしたなあと思いました。○○○○の部分も伝えたいのですが,3年生の男の子に,「言っちゃだめだよ。」と言われているので,残念ながらここでは書けません。あー伝えたいなあ。でも我慢我慢。喜んでもらえるといいですね。

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プロフィール

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霧島市立持松小学校

 持松小学校は、全校児童7名の複式学級です。特認校制度を利用しており、外部からの通学児童を募集しています。  また、9月の運動会では、他校から応援参加児童を募集したり、鹿児島国際大学生のボランティア参加をいただいたりして、小規模校の運動会を盛り上げてもらっています。